12月13(土) 南三陸町・伝統の神棚飾り「きりこ」作り
「きりこ」とは、南三陸の神社の宮司が氏子たちのために半紙で作る神棚飾りのこと。
南三陸、気仙沼、登米、栗原などの家で飾られている。
【お問い合せ】南三陸町観光協会
【ホームページ】http://www.m-kankou.jp/
【電話】0226-47-2550
「きりこ」は南三陸町さんさん商店街内「みなみな屋」にて受けることができます。
森遥香アナの中継こぼれ話♪
二渡神社の宮司、佐藤泰一さんの自宅におじゃましてご紹介したのは、
南三陸町や気仙沼に伝わる正月飾り「きりこ」!
私が持っているものなんですが、実は一枚の和紙から作られています。
江戸時代から神社の宮司さんの手によって作られていて、
和紙を「鏡餅」や「鯛」などの形にナイフで切り取り、神棚に飾るそう。
一つ一つ手作りとは思えない繊細さ!!!
私も特別に貴重なきりこ作りに挑戦させていただいたのですが・・・
現代的なカッターを使ったものの、和紙がやわらかいので、力の加減が難しい!
一方、佐藤さんは流石の手つき。
佐藤さんからしてみれば、この四角い平面のきりこは慣れればすぐ作れるそう。
ただ、幾重にも紙を重ねた立体的なきりこは、
思い出せないぐらい、慣れるまで練習したそうです。
アートとしても、縁起良い正月飾りとしても、伝統技術としても、素晴らしいきりこでした!