今週のことば






「ごうぎ」

「ごうぎ」とは、新潟県などで「すごく、豪勢な」という意味の方言。語源は、「ごうぎ(豪儀)」と考えられる。
 柏崎市は、昔の玩具やアンティーク雑貨などが集まる“コレクションの街”として知られています。市内数箇所にあるコレクション館には、所狭しと「ごうぎ」な数の展示品が並べられています。「いや〜、ごうぎだねぇ(すごいねぇ)!」って感じですね。
 さて、語源は「豪儀(ごうぎ)」と考えられます。「豪儀」には、もともと「威勢のいいさま」「強情なさま」などの意味があります。明治・大正あたりまでは、全国的にも広く使われた、いわゆる共通語だったと考えられます。それが、時代の流れの中で使われる頻度が極端に下がり、一方で、地域的には未だよく使われる言葉として今に残っています。言葉の歴史の中で見ると、今まさに生まれたばかりの方言の一つと言っても良いかも知れません。
 柏崎の食堂は、なぜか盛りがいい!という事でも評判。お邪魔したお店の海鮮ちらし丼も、丼からはみ出すほどの具の乗り様!しかも、切り身の厚さも1センチ以上あるんじゃないかという大胆さ。目の前に置かれた瞬間、誰もが驚きを隠せないはず。「うわ、これはごうぎだな〜!」ってな感じで、是非使ってみてください。