今週のことば






「おしずかに」

「おしずかに」とは、青森県などで「お気をつけて」という意味で使われている方言。人を見送る時や離れている人に、道中の安全を願ってかける言葉です。
 八戸といえば、新鮮な魚介類の宝庫。朝市を訪ね、“イサバのカッチャ(魚屋のおかあさん)”達に使い方を調査。すると、お客さんが帰る時などに、主に「おしずかにおんでやんせ〜」のようなフレーズで使うそうです。
 語源は、「お静かに」。「静か」は、「音がしない」という事だけで無く、「波風のない・平穏な」という意味を持ちます。よって、道中が「平穏無事でありますように」という意味を込めて使われるようになったと考えられます。
・・・飲み屋さんでワイワイガヤガヤ。お勘定を済ませて店を出ようとすると、奥から「おしずかに」の声。「うるさくし過ぎたかな」と、一瞬で酔いも醒めてしまうかも(笑)。この方言、知らないと思わぬ勘違いをしてしまいますね。温かい方言なので、是非覚えておいてください。