今週のことば






「どっすが」

 「どっすが」とは、秋田県能代市で「どうもありがとうございます」という意味の方言。
語源は、「(最大級の感動を意味する)どうするか」と考えられる。
 能代市の隠れた美食"豚なんこつ"。食べやすくするため包丁で丁寧になんこつを叩き、軽く塩・コショウをして焼き上げた一品。番組では、重労働の"なんこつ叩き"をリポーターがお手伝い。お店のご主人から、"どっすが〜"という感謝の言葉と、お礼の試食をいただきました。心地良い歯ごたえと肉の味わいが、えも言われぬ美味さでした。
 さて、「どっすが」の語源は、「どうするか」。共通語では、何か素晴しいものを頂いた時などに「まぁ、どうしましょう!」という言い方で、感激を表しますよね。「どうしていいか分からない位、感動している」という状況から来ている言葉なのですが、これと同じ流れで生まれた方言と考えられます。なので、ちょっとした挨拶程度の「ありがとう」ではなく、どちらかと言うと、深い感謝の気持ちが込められた「ありがとう」なのです。
 「ありがとう」だけでは伝えきれない感謝の気持ちを表現できる「どっすが」。方言の持つ魅力の一つですね。