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*2/9*〜北野武監督作『BROTHER』〜

〜北野武監督作『BROTHER』〜
世界が注目する北野武が、監督・脚本・主演を務め、日本とイギリスの合作で挑んだバイオレンス・アクション
 
ストーリー
対立する組織との抗争に敗れたヤクザの幹部、山本。彼は留学したまま音信普通となっていた弟を探す為、ロサンゼルスへ向かうが探し当てた弟はドラッグの売人に・・・弟を助けた小さな事件がヒスパニックからチャイニーズ、そしていつしかイタリアンマフィアという巨大組織を巻き 込んでの抗争に発展して行く。

 もちろん、北野武のヤクザものだからバイオレンスシーンはてんこもりデス!あまりに残酷で生々しくて、思わず目を伏せちゃうシーンもありました。

北野監督曰く
 「基本的にオレの描く“ヤクザの世界”というのは“武士道”があって、自己犠牲、死の美学がある。『BROTHER』では古き良き時代の“ヤクザのル ール”みたいなものを描いた。」

 “郷にいれば郷に従え”を全く無視した映画で異国の地でも“日本のルール” を貫き通しているんです。そして、最後までアニキ(北野武演じる山本)の為に仁義を貫き通す舎弟がいる。
 その姿には心打たれました。カッコイイ!!男の中の男やねぇ〜

 そうそう、所々でクスッって笑える演出があるんですけど、それがより切なさ ・悲しさを増しているんですよ。その微妙なバランスを計算しきってるところが、さすが武監督!!

 まぁ、人がいっぱい死んでしまう映画なんで、その時点でもう「ダメ!」の人もいると思うんですけど、この映画ではちゃんと命に“意味”が存在してるんですよ。“生きてた意味”と“死んだ意味”
 組織のため、仲間のため、自分の生き方のため死んでいく・・・
 そこに“死の美学”があるのかなぁ?
 イヤな事件が多いこの世の中、“命にはもっと意味がある”というのを言いた かったんでしょうか?
 そして『BROTHER』このタイトルにも、ちゃんと意味があるんですよ。
 ラスト・シーンも良かった!!!
 21世紀の映画史に残る名シーンになるかも!?

『BROTHER』オフィシャルサイト
http://www.office-kitano.co.jp/brother
全国松竹系で公開中!!!