突撃!ナマイキTV   奉公娘。   バックナンバー




「奉公娘。」とは…
その名の通り、世のため人のためそして私、白澤奈緒子のために
厳しい(?)社会を勉強させてもらおうというのだ。
いろんな方、お店に奉公に行き、お手伝いをしてまいります。


2005年3月10日放送分
〜第六十四回の奉公先 「西安刀削麺にご奉公」〜


今回の師匠:西安刀削麺料理長 祁 鵬飛(ぎ ほうひ)さん
 
今回は中国と台湾料理のお店「西安刀削麺」さんにご奉公です。
こちらは中国料理の伝統の技 刀削麺(とうしょうめん)が食べられるお店なんです。刀削麺というのは麺の生地を刀で削ぐように切っていく麺のことなんですね。11年修行を積んだ中国出身の祁料理長がこの技を奉公娘に教えてくれます。祁さんは日本にきて4年。日本語での会話はムズカシイ時もありますが身振り手振りで伝授してくれました。

早速チャレンジ
 
生地に直角に包丁をあてて角を押し当てるようにしてすっと動かす…。理屈では分かるんですがなかなか細く出来ない。師匠と奉公娘の差は歴然でした。奉公娘のは麺じゃぁナイですね。何度も何度もチャレンジするのですが一向に上達の気配は見えず、時間だけが過ぎていくのでした。

やればできる!
 
最初はきしめんのように太かった奉公娘の麺も1時間練習するとなんとなく形になってきたのです。
もう無理か…と思っていた矢先に神懸り的に!?突然コツをつかみました。
「ヤッタ…!!」ひさしぶりに達成感を得た瞬間だったのですが、料理長からこの一言。
「お客さんには料理長の麺ではないことはばれてしまうねぇ」
確かに。料理長の腕はピカイチです。

ちゃっかりご褒美。
 
お客さんに出せる刀削麺は作れなかった奉公娘ですが優しい優しい料理長からご褒美をいただいてしまいました。数ある刀削麺の中でも人気のある「麻辛刀削麺」(マーラーとうしょうめん)です。
これが辛ウマ!半透明な麺はとても柔らかくつるつるっと喉ごしがいいんです。スープは一口飲んだだけでも辛いんですけどその辛さがすっと抜けてまた食べたくなる。食べるのが遅い奉公娘でもあっという間に完食していました。日本の食べ物でいうとすいとんをさらに薄く延ばして麺状にした感じ。美味しかった。

最後のお仕事。
 
と、食べてばかりはいられません。最後の仕事はホールで丼を運びます。ところが、この丼が熱い!!特にマーボーなどのあんかけ系はさらに熱い。だってスープがなみなみ注いであるんですもん。でもそれが美味しさの秘訣ですかからへこたれてなんかいられません。ひっくりかえさないように慎重にかつ迅速に動いたのでした。
今回もあまり役立たなかった奉公娘…ですが感謝の握手を交わし、奉公は終了となりました。

奉公後記

奉公娘64回目にして初めて外国人のお師匠様と出会いました。
初め、言葉がすんなり通じずに焦りました!
でもジェスチャーとハートで通じ合えるもの。
日本語が分かるフロアスタッフの 
喬 燕(きょう えん)さんにも助けられながら
祁料理長にいろいろと教わったのですが
知っている日本語を駆使して
私に伝えようとしていくれた姿に
感動しました。
そして、私が失敗した時の容赦ない突っ込み。
本当にうれしかったのです。
交流する手段は言葉だけではないですね。
刀削麺は中国でも台湾でも食べられている麺だそうで
ご当地では日本では一般的な縮れた麺よりも
刀削麺の方が食べる機会が多いそうですよ。
でも、1時間で覚えられるものではありません!!!
祁さんの腕はさすが11年修行しただけあって
熟練していました。お見事。
私の練習のために本物の麺生地を使わせてもらったのですが
(かなりもったいなかった…)
あの生地は祁さんが閉店後に
夏は1時間半、冬は2時間かけて制作しているんだそう。
小麦粉などの材料を混ぜて足で踏み込むそうなんですが
1時間も2時間も踏み込むのは
かなりの体力が必要です。
美味しい秘訣は祁さんの技と丁寧な仕事だったんですね。
ぜひ、白石に行った際には
中国3大麺の1つ刀削麺を食べて
伝統の味を体感してみてください。

○今回の奉公先
西安刀削麺

白石市大平森合沖21
電話 0224-24-2582