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岩手・宮城内陸地震10年 温湯温泉・佐藤旅館復活

2018年06月14日 19時51分

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地震で被害を受け10年間休業していた宮城県栗原市花山の温湯温泉「佐藤旅館」が今年秋の再開に向けて地元の企業と業務委託の契約を結びました。14日は契約の締結式が行われ、「佐藤旅館」の経営が太陽光発電事業などを行う地元企業「花山サンゼット」に委託されました。花山サンゼット・阿部幹司社長「佐藤旅館という素晴らしい旅館に巡り合うことができて、ここまで引き上げてもらった地域の皆さんには感謝したいと思います」。花山地区にある温湯温泉「佐藤旅館」は平安時代からの歴史を持つ栗駒山ろくの秘湯でした。しかし、内陸地震で4つあった源泉すべてが枯渇しました。更に東日本大震災でも被災し資金不足から営業を再開できずにいました。阿部さんは旅館の風情や周辺の自然に魅力を感じ、「この旅館を復活させ、人が集まる場所にしたい」と佐藤旅館を引き継ぐことを決めました。佐藤旅館・佐藤研一社長「本当にうれしい。彼はスピード感のある人間なので一緒に頑張って何とか再開を目指したいと思います」。花山サンゼット・阿部幹司社長「他の地域から人々が集まってここで何かやりたいとか夢を実現したいとかそういった要素を加味するような施設にしていきたい」。佐藤旅館の枯渇した源泉からは少しずつお湯が湧き出していて、地震後に栗原市が採掘した源泉も活用することにしています。今後、客室や内風呂をリフォームして今年10月に日帰り入浴を再開し、来年春には宿泊営業も始める予定です。