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クルーズ船の乗客向け 仙台港直通の特別列車運行

2018年09月14日 19時09分

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クルーズ船の乗客向けに仙台港と松島を直接結ぶ特別列車が運行されました。多くの乗客を観光地に運ぶ手段として期待は高まっています。午前9時、仙台港に寄港したクルーズ船「飛鳥2」。全長241メートル、400以上の客室を持つまさに動くホテルです。クルーズ船が港に着くと乗客はそこからバスで観光に向かうのが一般的ですが、今回、宮城県とJR、そしてクルーズ船の運航会社が連携し、新たな取り組みに挑戦しました。港に近い貨物列車の駅「仙台埠頭駅」に臨時のホームを造り、そこからJRの列車でクルーズ船の乗客を日本三景・松島に案内します。JR東日本が仙台港に乗り入れるのは1997年の「国際ゆめ交流博覧会」の時以来で、実に21年ぶり。車両には陸羽東線を走る観光列車「リゾートみのり」が使われました。普段は貨物列車しか走らないこのルート。旅客列車が走る場面を写真に残そうと多くの鉄道ファンの姿もありました。この特別列車は仙台臨海鉄道の仙台埠頭駅からJR東北線の陸前山王駅を経由し、松島駅までを結びます。約1時間20分かけて到着した松島駅のホームには、地元の観光協会の人たちなどが集まり、花道を作って観光客を出迎えました。乗客「貨物専用の鉄道で列車に乗れるのは非常に珍しい。楽しかった。こんな大歓迎されると思わなかった」松島観光協会・志賀寧会長「(観光客数が)震災前には戻っていないので、いろんな機会を捉えて利用していただいて、多くのお客さまをお迎えしたい」全国的にもクルーズ船の需要が伸びていて、その利用者の消費を地域に取り込むことで大きな経済効果が期待されます。JR東日本は今回のトライアルで「将来的に国内はもちろん海外からのクルーズ船の乗客に列車で各地を巡ってもらうための下地を作りたい」と話しています。