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堤防決壊の理由 陸からの水が原因 極めて珍しい

2019年11月08日 18時39分

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台風19号では、宮城県丸森町を流れる3つの川で18カ所も堤防が決壊しました。このうちのほとんどが堤防の外側、つまり陸地側から押し寄せた水が原因で決壊したということです。丸森町では台風19号で、町内を流れる内川、五福谷川、新川の3つの川の計18カ所で堤防が決壊しました。8日に宮城県庁で開かれた決壊の原因を分析し復旧方法を話し合う有識者会議では、決壊した18カ所のうち16カ所で堤防の内側の損傷が激しいことから、陸地側から押し寄せた水が原因で決壊したと報告されました。有識者会議の座長で東北大学の田中仁教授は「極めて珍しい事象。あれだけの水が降って上流側で堤防を越えた水が堤防の外を流れて川に戻る。通常考えられる破堤の様子とは逆向きの水の流れがあった」と話しています。堤防の外にある植物が川の方に向かって倒れていたことから、陸地側から押し寄せた水が堤防を越えて川に流れ込み、堤防の内側を削ったことが決壊の原因だということです。極めて稀なケースで、会議では堤防の内側もコンクリートで補強すべきという意見が上がりました。有識者会議では今年度内に復旧方法を示す考えです。