10月21日、東京都のとあるレストランで、開局30周年記念・KHB発全国ネット番組の最初の撮影が行なわれました。この撮影は番組の冒頭で、森公美子、岸朝子、きたろう、金子昇の出演者全員が出会い、牡蠣に関するさまざまな疑問を持つというシーン。ここからアメリカ・カナダ・フランスを巡る壮大なオイスターロードの旅が始まります。
ロケは終始和やかな雰囲気の中、順調に行われました。


この秋、駅の構内にレストランをオープンさせ話題に事欠かない品川駅。その駅ビルである「アトレ品川」4Fに、そのレストランはありました。アメリカはニューヨークのグランドセントラル駅にある老舗のオイスター・バーの世界第2号店(もちろん日本国内では初)として昨年オープンした「グランド・セントラル・オイスターバー&レストラン」です。NYの本店の雰囲気を漂わせるオシャレな店内、調理方法や器具にいたるまで本店と同じものを使い、常時10種類以上の生牡蠣を揃えている店です。


森公美子、岸朝子、きたろう、金子昇・・・美男美女?個性派揃いのカルテットは初顔合わせにも関わらず息がぴったり。賑やかなモリクミさんのリードにきたろうサンがいい味のボケで応じ、岸朝子さんが貴重なウンチクでキチンと締めるべきところは締め、金子昇が爽やかに微笑むという絶妙のコンビネーション。ロケであることを忘れるかのように会話は盛り上がり、ロケ終了時間は予定を大幅にオーバーしたのでした。


海のミルクと称される「牡蠣」は“良い水・良い環境”がなければ育つことができません。たっぷりと自然の恵みを蓄えたその身肉には大海原そのものが宿っていると言えます。このため、牡蠣を食べればその牡蠣の育った海の様子がわかるというわけです。
オイスター・バーで出会った4人の出演者は、産地によって牡蠣の味が違うことに気付きます。また、外国産の牡蠣の名前に日本の地名が付けられていることにも気付きます。
牡蠣への疑問を持った出演者たちは、その謎に迫るべく世界各地へ旅立ちます。
日本と世界をつなぐオイスターロード。そこには美しい自然、おいしい牡蠣、そして牡蠣に携わる人たちの熱い想いや素敵な笑顔が待っていました・・・・。



11月28日、冬の足音が聞こえ始める東京湾で、番組の冒頭を飾るシーンのロケが行われました。
今回、海に潜って牡蠣の様子をリポートしたのは俳優の金子昇さん。実はスキューバーダイビングが趣味の金子さんですが、その姿をテレビで披露するのは今回が初めてだそうです。


 今回のロケは東京湾の千葉県側、木更津市の海岸で行われました。このシーンは、汚れているイメージの東京湾にも牡蠣は生息しているという状況を金子さんが発見するというものです。
牡蠣が育つには大地の養分をもたらす豊かな川が必要です。汚れているイメージのある東京湾ですが、かつては海の恵みの多い場所でした。たしかに東京湾はたくさんの川が流れ込む穏やかな海で、牡蠣が育つ条件をそろえています。


 ロケは気温14度、日差しが暖かく風も穏やかな日に行われました。「これなら大丈夫かな?」と考えていた金子さんでしたが、実際に海中にもぐるとやはり寒かったようです。岸壁に生息する牡蠣の様子などをリポートし、ロケは1時間前後で終了しました。ロケ終了後は、寒さでしばらく震えがとまらなかったそうです。
 金子さんは「潜ったら、思ったよりも水は澄んでいた。でも海底の部分にはヘドロがたくさんあって、こんな環境の中で牡蠣が生息していることに驚いた」と感想を話してくれました。
このシーンは、後に牡蠣が育つ環境と自然の大切さを教えてくれる「森を育てる牡蠣漁師」宮城県唐桑町の畠山重篤さんのシーンにつながっていきます。
スキューバーダイビングが趣味の金子さん。しかしその姿をテレビで披露するのは今回が初めてだそうです。今回の番組で金子昇の新たな可能性が拡がる?なにはともあれ寒い中でのロケ、お疲れ様でした…




大概の番組は1週間くらいでロケが終わるんですけど、今回はカナダ、アメリカ、フランスと世界を一周して、2週間ちかくロケをしました。しかもフランス国内は全部車での移動。飛行機で移動するような距離をずっと車でまわったわけですからそれは疲れましたよ。でもその分、美しい山や海、湖などを車窓から眺めながらまわれたので、普段の旅ではわからないような自然の豊かさを身近に感じることができましたね。


今回の番組のテーマは「牡蠣」です。牡蠣は海や山、川などの育つ環境に大きく左右される生き物なんです。自然が豊かなところで育った牡蠣は物凄くおいしいんです。牡蠣はどこでも取れるんですよ。だけどおいしい牡蠣になるにはある条件を満たさなければならない。それは何かといえば豊かな自然なんですね。
カナダのコルテス島に行ったときですが、海の水が本当にきれいでね。この水を見たときに、「ここでおいしくない牡蠣ができるはずがないじゃないか」と思ったんです。でも地元の漁師はすごく臆病で、海をきれいに保つことにものすごく気を使っているんです。例えば、サマーシーズンになるといろいろな人たちがバカンスでやってきて日焼け止めのオイルを塗って泳ぐわけですが、それを非常に嫌うんです。
彼らは「ここから先は入っちゃいけないよ」という区域を作るし、海の流れを計算してオイルの影響を受けない場所で牡蠣の養殖をするわけです。
そこで食べた牡蠣はおいしかったですね。すばらしかったです。で、収録が終わってすっかりいい気分になって飛行機に乗ったら、空で、カナダの山の木が伐採されている様子が目に飛び込んできたんです。「あー・・・さっき食べた牡蠣はいつまで食べられるんだろう・・」思わずそんな不安に襲われました。おいしい牡蠣がこれからもずっと食べられるという保障はどこにもないわけです。


自然環境の保護って、小さなことの積み重ねでしかないと思うんです。さっきのオイルの話しもそうだと思いますが、全ての人のほんの些細なことの積み重ねが環境に影響を与えると思うんです。海から遠く離れた町に住んでいても、そこから流れる水は海にたどり着くわけですからね。水を汚さないようにするとかゴミを減らすとか、そういったことをみんなが少しずつやっていけば、東京湾でもおいしい牡蠣がたくさんできるようになるんじゃないかなぁ。そういう一つ一つのことが大事なんじゃないかな。今回の番組を通じてそんなことを考えました。


Q.日本の牡蠣が世界に渡り、その土地で定着していたことを知ってどのように感じましたか?
そのことは本当にびっくりしました。世界中で食べられている牡蠣が日本と深い関係があるなんて今まで全然知らなかったですからね。今回この番組でそれを知って誇らしく思いました。例えば、私の出身地“宮城”の牡蠣も世界に渡って定着し、養殖されているんですが、レストランとかに“ミヤギ”という名前のついた牡蠣がおいてあるわけですよ。“宮城”が非常にインターナショナルだということを知って驚きました。
私は今まで海外では「仙台出身です」と言っていたのですが、これから海外に出たときは「宮城出身です」と言おうと思っています。「宮城ってあの牡蠣のミヤギ?」となって、海外の人は私がすごく良い環境で育ってると思ってくれんるんじゃないかしら?
私も宮城の牡蠣に負けないくらいインターナショナルにならなきゃと思いましたね(笑)。


今回のロケでは世界中をめぐって恐ろしいほどたくさんの量の牡蠣を食べましたよ。これだけ牡蠣を食べたことは今までの人生でないですね。はじめは「牡蠣?食べられるよ。好きだよ。牡蠣フライがいいね。」という程度だったんですけど、今回のロケにあたってからはですね、殻付きの生牡蠣しか食べなくなっちゃって・・・・どこに行っても「牡蠣!牡蠣!」とものすごく生牡蠣に執着してました。あのうまさを覚えちゃったのは罪ですね。
スタッフの中に牡蠣が苦手という人がいたのですが、ロケでは「うまい」と言ってパクパク食べていましたよ。牡蠣嫌いの人が食べられるようになるんだからびっくりですよね。でも、おいしい牡蠣って本当においしいんです!何の調味料を使わなくても塩分は十分だし、牡蠣ってまさに「海の味」なんです。私はカメラの回ってないところでもずっと牡蠣を食べていました。今考えると本当に良く食べたなー。