HOMEアンの風にのってバックナンバー00年1月29日放送分

アンの風にのって
毎週土曜日午前9:30〜9:45
放送内容

1月29日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

東和町のダチョウの飼育

 みなさん、おはようございます。
 きょうの「もの語り・みやぎ」は、わたし!卵が皆さんをご案内します。エッ?何の卵かって? それはダチョウです!ダチョウ。

 ここ宮城県東和町の人たちは「町の新しい産業として、また地域の活性化に!」と、たいへん大きな期待をわたし達に寄せているんです。それもそのはず、肉はもちろん、皮や羽も利用価値があり、わたし達ダチョウには捨てるところがないんです。 特に表面がボコボコしている独特の皮製品は、デパートなどで高級品として売れています。

 また、東和町役場の隣にあります物産館「林林館」(りんりんかん)では、ダチョウの肉料理が味わえます。高タンパク低カロリーで鉄分も多く含まれているということで、女性に人気があるそうです。
 「たたき」(800円)は臭みやクセがなくサッパリした味です。 「から揚げ」(1000円)は見た目と違い、脂身が少なくアッサリとしています。 「冷しゃぶ風」(800円)は女性に一番人気です。 お店の一番人気は、ヘルシーなダチョウの肉の特徴を生かして焼いたボリュームたっぷりの「ステーキ」(定食1200円)です。
 みなさんも東和町にお越しの際は、ぜひ「林林館」(TEL0220−45−1218)でダチョウ料理をご賞味ください。

 ダチョウの卵はとても大きくて、およそ1キログラム前後で卵からかえります。それが1年もすると100倍に体重が増え、1年半位で食用として出荷することができます。また1日の飼料代も 一羽あたり50円ととても安く済むんです。食用に育てるのに2〜3年はかかる牛と違って、とても効率的なことがわかると思います。

 わたし達ダチョウの産業化に取り組んでいるのは、東和町リッチクラブという団体です。今から4年前、町の有志から基金を募り結成されました。はじめはカナダから3羽のダチョウを購入し養殖を試みましたが、失敗。それからは南アフリカやアメリカから有精卵を輸入してふ化させ、今では20羽まで増えました。

 飼育担当は千葉正一さんです。朝夕2回餌を与えるほか、健康管理などに気を配ります。今では1羽1羽の性格まで把握しています。

千葉正一さん「こちらの一回り小さい方は非常に産卵率はいいんですけど、やや警戒心が強い。こちらの方は好奇心が強いですね。」

 東和町では農家の高齢化もあり、農作物が作られなくなった農地が多く見られます。お年寄りでも飼育が簡単なことから、東和リッチクラブでは、町内の農家にダチョウを貸し出す計画を考えています。

東和リッチクラブ 会長 佐々木嘉男さん「初めての肉だということで、全然消費者の方もわからないし、それを勉強するルートもないと。そのルートの開発と消費者へのPR,それが一番課題になってくるだろうと思うんです。」

 わたし達、これからも町の人に喜んでもらえるようにどんどん卵を産んでいきたいと思っています。

||||||||||||| アンのコメント |||||||||||||

 東和町はなかなかユニークで創造に富んでいる町づくりをしていると思いませんか。
 グローカルという言葉があります。これは最近できた言葉で、グローバルとローカルをミックスしたものです。これがなぜできたかというと、インターナショナルな国と国との交流は大切なことです。しかし、行政主導の交流だけでは本当の意味での国際化にはなりません。市民レベルでの地域交流が最も望ましいことです。地域と地域の交流から生まれた国際化が、まさに東和町のダチョウの飼育だと思います。ダチョウの大使ですね。
 この間、アフリカ大陸の南部にあるナミビアに行った時、砂漠でダチョウの群れに会いました。40度近い暑い日差しで、日本と気候風土が全然違うところです。砂漠の中で生きてるダチョウが、北国 東北でも立派に成長できる生命力というか順応性に感心させられます。
 ところでみなさんはダチョウの肉を食べたことがありますでしょうか。私は6年前に、東京のアフリカ料理店で初めてダチョウの「たたき」を食べました。正直いって最初は多少戸惑いましたが、食べてみたらあっさりしていて、野鳥独特の臭みもありませんでした。低カロリーなのですっかりダチョウの肉のファンになりました。
 地方の農業が抱える高齢化問題や、休耕田の活用などの問題を解決した地域生活・地域活性化は、ダチョウの大きな卵とともに大きな夢を与えてくれました。


2 「ハイ!みやぎです」

仙台港国際ビジネスサポートセンター

 仙台港は国際貿易港として発展しており、着実に整備が進められています。
 宮城県は港湾業務機能の充実を図るため、株式会社仙台港貿易促進センターと共同で「仙台港国際ビジネスサポートセンター」通称アクセルを建設しました。 このビルは、交流機能を併せ持つ複合施設です。

仙台港貿易促進センター 代表取締役専務 畠山重光さん「外国との貿易が盛んになるように建てたビルですので、外国と即座に対話できるシステム、つまり24時間の開放ビルにしていきたいと考えております。また付属施設といたしまして、県民の皆様が利用できるような施設も併設させてありますので、それらを大いに利用されますとともに、この仙台港の地域の発展のために機能するビルにしてまいりたいと考えております。」

 優れたビジネス環境の業務ゾーンは、高水準の設備を備えた27の事務室があり、すでに多くの企業が入居しています。

東邦運輸倉庫株式会社 常務取締役 三浦隆夫さん「仙台港の港の仕事をするにはこの場所しかございませんし、この地区になかなか適当な事務所がございませんでしたので、非常に立地が良かったと思います。それから仙台空港に非常に近い位置にありまして、車で20分ほどで行けますので、エアカーゴと港の関係を結ぶのにもいい場所だと思っております。4月にはこのビルに船会社が入ってくると聞いておりますし、さらに港湾関係の業者が集まってくれば非常に使いやすい利便性のある場所じゃないかと思います。」

 また、多目的ホールやアートスタジオなどの交流ゾーンも併設され、3月18日にオープンします。思いっきり音を出したい。納得いくまで練習したいと熱意を抱いている方には最適の場所です。
 さまざまなニーズに対応できる12の練習場があり、朝9時30分から夜9時30分まで低料金(1時間・500円〜1300円)で利用できます。ダンス仕様のスタジオが2つ、音楽仕様が3つ、演劇仕様が6つ、制作スタジオが1つとなっています。
 最大1900人収容のライブホールは、用途に応じてさまざまな舞台設営が可能です。音楽や演劇などの商業イベント、各種発表会、展示会などにも利用できます。

 お問い合わせは宮城県企業局TEL022−211−3414までお願いします。

 仙台港国際ビジネスサポートセンター「アクセル」は、新時代のビジネス拠点・カルチャースポットとして、仙台港の新しいランドマークを目指します。

||||||||||||| アンのコメント |||||||||||||

 港といったら漁港を連想する人も多いと思います。しかしVTRにあったように、総合的な大型のホールが出来、活性化の起爆剤になろうとしていることは素晴らしいと思います。 日本では漁業者以外は海から離れ、内陸ドップリの生活になっているような気がします。やはり、磯の香りのする臨海地区にある複合施設エリアで情報発信することは、島国民族の本来の姿のように思います。



3 県からのお知らせ

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○ 赤十字血液センター TEL022−271−2255
○ 宮城県庁 業務課 TEL022−211−2654

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