HOMEアンの風にのってバックナンバー00年2月12日放送分

アンの風にのって
毎週土曜日午前9:30〜9:45
放送内容

2月12日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

競走馬の飼育

 わたし宮城県岩出山町に住む競走馬、ロングアラブのヒトメボレネオンといいます。きょうの「もの語り・みやぎ」を進行させていただきますので、よろしくお願いします。

 わたしが言うのもなんなんですが、朝早くから飼い主の大沼則夫さんは、わたしとわたしの息子の世話で大変なんです。兼業農家の大沼さんは、わたし達親子の世話をしてから会社へ向かいます。仕事は材木関係の営業です。農繁期の時は、会社の仕事・農業・わたし達、馬の世話と実に大変そうです。

 大沼さんの家で競走馬を飼い始めたのは50年前、おじいさんの勇夫さんが30歳の時です。今でも息子さんが会社に行っている間は、わたし達親子の世話をしてくれます。農耕馬も含めると、大沼さんの家では120年以上も馬を飼い続けているんです。 今まで20頭あまりの競走馬を生産して、地方競馬では優秀な成績を収めた馬も数多くいます。

大沼勇夫さん「時代が時代ですからね。孫たちの社会もどうなるのか、見通しつかないもんだし。馬だけは、うちのせがれで終わりじゃないですかな。」

 岩出山町は戦後間もない時期まで「馬を飼っていない農家を探す」のが大変なくらい馬産地として栄えていたそうです。しかし、農作業の機械化や地方競馬のアラブレースの減少により、今では町内で馬を飼育している農家は、大沼さんを含めわずか2軒だけとなりました。
 大沼さんは言います。馬を出荷しても収支はよくてトントン、収入は二の次、歴史を守りたいと。

 もう一軒、馬を飼っているのがこちらの池月牧場です。
 大平さんは、農業をやりながら35年以上馬を飼っています。大平さんはレースが減って、活躍の場がないアラブから手を引き、今年からサラブレッドの飼育を始めました。奥さんと従業員の3人で、現在は預託馬を含め17頭のサラブレッドの調教をしています。今年は気温の差が激しいので、体調管理が大変だそうです。

大平勤さん「将来ですか。後継者がいないから。息子も馬の方は全然だめなもんでね。うちの代で終わりじゃないですか。」

 大沼さんは、会社から帰るとすぐに馬小屋へ行って世話をします。
大沼則夫さん「次ぎの代まで継がせたいという気持ちは全然ないですね。」

 長い長い馬産地としての歴史は自分の代で終わるかも知れない。 だけど、体力の続く限りはがんばりたいと大沼さんは言います。

||||||||||||| アンのコメント |||||||||||||

  貴重な映像ですね。岩出山町の馬を見て、日本の農村の時代の移り変わりを感じます。 もちろん皆さんはご存知でしょうが、およそ40年まではどの農家でも、農作業のために馬を飼っていました。同じ屋根の下に住んでいた当時の日本人は、動物と親密な関係を持ちながら共に生活していました。田植え機を始め、機械を導入したことによって、農作業は本当に楽になりました。これは本当にいいことだと思います。しかし半面、動物や自然とのギャップというか距離ができてしまいました。昔のかやぶき屋根の下に牛や馬と共に暮らす日本の農村に戻る必要があるとは思いませんが、当時の循環型社会の仕組みを何らかの形で、農業や社会全体に生かせたらいいと思います。


2 「ハイ!みやぎです」

東京で宮城米のPR!

 人類の二大食料は「米」と「小麦」で、その消費の割合は「米4割」「小麦6割」となっています。私たち日本人にとっては、米はなくてはならない大事な主食です。

 その米の代表的な生産県の一つが私たちの「宮城県」です。生産量は「平成11年度米」で全国5位。また「ひとめぼれ」や「ササニシキ」といった“おいしいお米”の生産県でもあります。

 この“おいしい宮城米”を多くの人に味わってもらい、イメージアップを図るため、宮城県では先月27日から今月1日まで、東京上野の百貨店で「宮城県の物産と観光展」を開催しました。
 会場では宮城米キャンペーンレディー「みやぎライシーレディー」が、明るく親しみやすい雰囲気を盛り上げ、消費者へのイメージアップに務めていました。

お客さん「ちょっと、しっとりしているというか、炊いてつやもあるし、ねばりもあるし、やっぱりそういうのがおいしいよね。それから匂いがあるんだよね。」

みやぎライシーレディー 佐藤千日さん「私の出身が古川なので、米所の古川では一日3食しっかりご飯を食べるようにしています。ご飯にはたくさんの栄養成分が含まれています。」

※ ご飯一杯(150g)に含まれる主な栄養成分
○ エネルギー―222kcal=クロワッサン50g(大1個)
○ 鉄分―0.2mg=ほうれん草5g(1〜2葉)
○ 糖質―47.6g=じゃが芋280g(小3個)
○ ビタミンB1―0.05mg=キャベツ100g(2枚)
○ 脂質―0.8g=食パン20g(6枚切り三分の一)
○ 食物繊維―0.6g=セロリ50g(二分の一本)
○ たんぱく質―3.9g=牛乳120cc(二分の一カップ強)
○ ビタミンE―0.3mg=ごま20g(小さじ10杯)

「このようにご飯にはたくさんの栄養成分が含まれています。みなさんも3食しっかりご飯を食べるようにして下さい。」

 お米も人間と同じように個性を持っています。ここで宮城県でつくられているおもなお米を紹介しましょう。

○宮城といえば「ササニシキ」日本を代表するおいしいお米です。 ほど良い粘りと豊かな香り、飽きのこないおいしさで、あっさりした舌触り、30年以上にわたって親しまれ続けています。
○“踊る天女”のデザインで鮮烈デビューしてから早9年目。「ひとめぼれ」は味と香りが良く、粘りがあり、一口食べてはっきりわかるおいしさです。
○その“ひとめぼれ”の子供が「まなむすめ」。味は父親譲りで、粘りとコシのあるとてもおいしいお米です。おととしから作られています。

 ご飯には「レジスタンス・スターチ」という、消化に抵抗性のある「でんぷん」が多く、植物繊維と同じように「お通じ」をよくしたり、大腸がんを防ぐといった働きがあります。

宮城学院女子大学 農学博士 正木恭介助教授「パンと比べて、消化・吸収のスピードが遅いということですね。これは言い換えれば、穏やかということです。血糖が急速に上がらないということです。インスリンの分泌も少なくて済むということです。インスリンの作用は、細胞に糖や脂肪酸を取り入れる働きですね。インスリンの分泌をコントロールするということが、糖尿病や動脈硬化の決め手という風になっています。」

 ご飯は低脂肪のうえ、体に脂肪がたまりにくいので、ダイエットに最適で、生活習慣病も予防します。 ご飯を中心とした食生活で、健康な生活をおくりましょう。

||||||||||||| アンのコメント |||||||||||||

  おにぎりを食べたくなりましたね。作り立てのおにぎりのおいしさは、何とも言えません。私は本当に大好きです。 みなさんは一日にご飯を何食食べていますか。私は一日に1回はご飯を食べます。特に体をよく動かす日、ご飯は腹持ちがいいですね。 初めて日本のお米を食べた時に、少しベタベタした感じであんまり好きじゃなかったんです。でもだんだん好きになって、カナダに帰った時に、炊飯器とお米を持って帰りました。 今はカナダで、ご飯を炊いて食べています。



3 県からのお知らせ

◎血液が不足しています
    献血のご協力願います
■ 問合せ先
○ 赤十字血液センター TEL022−271−2255
○ 宮城県庁 業務課 TEL022−211−2654
※巡回献血バスの予定→市町村の担当窓口へ
◎ 「インフルエンザ」の予防
○うがい
○マスクを着用
○十分な睡眠
○十分な栄養摂取
○人込みを避ける
  ※ 早めに医療機関で受診しましょう

 


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