HOMEアンの風にのってバックナンバー00年2月19日放送分

アンの風にのって
毎週土曜日午前9:30〜9:45
放送内容

2月19日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

廃材で工芸品

 きょうの「もの語り・みやぎ」は茅葺き屋根の私が皆さんをご案内いたします。
 懐かしい方も多いんじゃありませんか! 昔はどこにも私のような茅葺き屋根の家がいっぱいありましたよね。 な〜んてね!じつは私、精巧に作られた模型なのです。 本当は大変小さいんです。でも、外観はもちろん内部までしっかり作られているんです。

 わたしを作ってくれたのは、角田市に住む、三浦 祐(みうら・ゆたか)さん76歳です。三浦さんが凄いのは、材料はすべていらなくなった廃材を使っていることです。およそ20年前から工芸品を作りはじめ、数え切れないほどの作品を作ってきました。
 自宅に展示してあるのはほんの一部なんです。水車のミニチュアは実際にお米をつくことが出来るんです。三浦さんは形を真似するだけではなく、実際に同じ働きをするように作るんです。

三浦さん:「いろいろなものを作っていると様々な難しいこともあって、自分の思うようにはなかなか出来上がらない。でも、なんとかまとめている。」

 三浦さんご自慢の作品の一つがお米を選り分ける「唐箕」(とうみ)です。昔、農家の人がよく使っていました。実際に使用できるんですよ、凄いですね。
 タイムスリップしたのではないかと感じさせる昔の民家の模型もあります。住んでいる人の笑い声が聞こえてきそうな感じがしませんか。壁や柱の色合いなど、まさに、古い民家そのもの。屋根はビールの空き缶を利用しています。室内もちゃんと電気がついて写真や神棚も飾ってあり、住んでいる人が出てきても不思議な感じがしません。階段も精巧に再現されています。

 三浦さんが今作っている作品も家です。土台までしっかりと作ってあります。 一体どのような家を作り上げるのでしょうか?

三浦さん:「今作っているのは入母屋づくりの家で、全体の釣り合いをとるのがなかなか大変なの」

 日曜日になると、隣近所の人が三浦さんの家に集まってきます。三浦さんがどんな作品を作っているのか気になるのともう一つ別の理由のためです。

近所の人のインタビュー:
・ 「作品をほめるとお父さん(三浦さん)が気前いいんです。くれるんですよ!」
・ 「とにかく、何でも作るんだね!そして、欲しいと云うと… 三浦さんは持っていかいん!といってくれるんです。」
・ 「このあたりでは三浦さんの作るものは有名なんですよ」。

 三浦さんは言います。「作りたいから作っているだけ。作る過程が楽しく、貰った人の笑顔をみるのが何よりも嬉しい!」と。

||||||||||||| アンのコメント |||||||||||||

 三浦さんは本当に器用な方ですね!恥ずかしいながら使い捨て文化の中に生活している自分は三浦さんの作品をみて感銘を受けました。見事に廃材を再利用しています。みなさんはどうか分かりませんが、最近の使い捨て文化の傾向が気になっています。まだ使えるものを平気で捨てても良いといっているような気がして仕方ないのです。 ゴミ処理の限界に来ている日本や他の先進国は三浦さんの持っている再使用の哲学をもっと社会全体に育てなければ!と思います。そして、商品開発の仕組みの中に再使用の思想をもっと取り入れたら地球の新時代への転換になるかも知れません。


2 「ハイ!みやぎです」

仙台空港アクセス鉄道

 国内13都市、海外7都市に定期便がある仙台空港は今や東北の玄関として様々な交流を支える重要な役割を担っています。宮城県では空港利用の利便性向上を目的として滑走路の3千メートル化、旅客ターミナルビルの建設支援など機能拡充を進めてきました。空港の旅客実績は10年ほど前はおよそ130万人でしたが、平成10年度には320万人を超え、着実に利用客が増えています。

 一方、仙台空港へのアクセスは道路交通に大きく依存しています。仙台空港に向うとき道路状況を予測することは難しく、かなり時間の余裕をみて出発したり、また、事故や大雨など天候による渋滞にまきこまれ、慌てたことのある人も多いと思います。その為、宮城県では「定時性」「高速性」などに優れた鉄道の整備計画をつくりました。

*利用客インタビュー:
・ 「鉄道が来るということは便利ですものね!バスの時間は結構待ち時間が多いですから鉄道だと便利だと思います。」
・ 「早急に開通するようにしてもらいたいですね!」
・ 「空港まで鉄道が入るんですね。ずいぶん便利になっていいんじゃないですか!」

 このように利用客もアクセス鉄道の開通を心待ちにしています。

 昨年末、平成12年度政府予算で仙台空港アクセス鉄道への補助や国の調査費が認められました。仙台空港アクセス鉄道は平成18年度の開通を目指しています。 鉄道が開通することによって次の効果が生まれます。

・ 「時間短縮効果」−JR仙台駅から仙台空港まではリムジンバスで40分のところ、快速で17分、各駅停車で25分の所要時間になります。
・ 「定時性」−交通渋滞に影響をされない。
・ 「大量輸送性」−1日およそ3万2000人まで運べる。
・ そのほかに「広域集客性」、「道路の交通量緩和効果」、「地域への経済効果」などがあげられます。 鉄道は自治体と企業が出資する新しい会社のいわゆる第三セクターによって事業が進められます。

*臨海地域整備推進課 高橋亜夫課長のインタビュー :「仙台空港アクセス鉄道の事業主体であります第三セクターにつきましては3月末の設立を予定しております。設立後鉄道事業免許を取得し施行認可を受け、平成18年度開業に向けまして用地補償施行等を進めてまいります。また、東北の拠点空港であります仙台空港のポテンシャルを活用した臨海都市の整備につきましても名取市下増田地区および関の下地区におきまして組合施行の土地区画整理事業として整備することで現在進めておる状況でございます。」

||||||||||||| アンのコメント |||||||||||||

 私の生活のベースは宮城県ですが漁村や農村のフィールドワークをはじめ、環境庁の仕事で各地を頻繁に訪ねています。今は住まいから仙台空港まではだいたい2時間かかります。また、目的地に着いてからの時間のことを考えると空港利用には二の足を踏みます。 日本はこれ以上便利になったらどうなるのかと、時には気になりますが、空港アクセスが良くなることによって国内利用や海外との交流が活発になったり、広がったりするメリットを考えると6年後の完成は待ち遠しいですね!



3 県からのお知らせ

◎乳幼児突然死症候群の予防
原因は解明されていいませんが、次のことを心がけて下さい。
・ 赤ちゃんを寝かせるときは、あお向け寝に
・ 赤ちゃんのまわりではタバコを吸わない(妊娠中も)
・ できるだけ母乳で育てましょう

 乳幼児突然死症候群に関することは、お近くの保健所までご相談ください。
◎高齢者総合相談
(月−金)午前9時〜午後5時まで
TEL:022―219―1165
郵便あて先:〒981−0915仙台市青葉区通町1−6−9
        県高齢者総合相談センター

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