HOMEアンの風にのってバックナンバー00年3月4日放送分

アンの風にのって
毎週土曜日午前9:30〜9:45
放送内容

3月4日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

石巻の託老所“めだかの楽校”

 わたしは「ウー」という名前の犬です。飼い主に拾われて10年になります。きょうの「もの語り・みやぎ」は、わたしの飼い主についてお送りします。

 わたしが住んでいる所は、潮風が漂う石巻市です。ここでわたしの飼い主は、自宅を利用して「めだかの楽校」という託老所を去年の6月に開校しました。 「めだかの楽校」の活動は、月・水・金の週3回です。障害を持っている方やお年寄りが、楽しく明るく過ごせればと始めました。

代表 井上利枝さん「なんで“めだか”と付けたかと言いますと、“めだか”は小さいけれど仲間になってみんな寄って来ますよね。それで“めだか”のように仲間を作りたいなっていうことで、この“めだか”っていう名前を付けました。」

 実は井上さんは、16年前に心臓弁膜症を患い、人工弁を付けています。そのため、体調も万全の時ばかりではないんですが、利用者の前では、いつも笑顔を絶やしません。

 どうしても、障害を持っている方やお年寄りは、自宅に閉じこもりがちになり、体を動かさなくなってしまうので、井上さんは少しでも体を動かすようにと、タオル体操や肩たたき、手話などを無理なく楽しくやれるよう工夫を凝らしています。 利用料金は1日千円。お昼代やおやつ、光熱費、そしてさまざまなイベントで運営は赤字です。しかし井上さんは、自分に障害があるからこそ人の弱さがわかる。できるだけ利用料金は値上げせず、20名のボランティアとがんばっていきたいと言います。

井上利枝さん「家族の所にいるとどうしても甘えて、なかなか立てなかったりするんですけども、ここに来るとむしろ、家族の方に甘えないで立ったりもできるんです。動くこともできるし。自立を目的としているので、みなさん、和気あいあいで。みなさんが持っている能力を、それより悪くしないって、そういう風な形でやりたいなって思ってます。」

 井上さんは常に利用者を気にかけ、一人一人に声をかけます。

利用者A「体は障害でも心は障害じゃないですから、みなさんといろいろ情報交換して、とっても楽しいですよ。」
利用者B「本当に一生懸命やってくれているんで。私、夢があるんですよ。良くなったらね、ボランティアしたいな。皆さんスタッフのようにね、やっていきたいって思ってます。だから、早く良くなる日を待っているわけなんです。」

  きょうも「めだかの楽校」からは、楽しそうな歌声や話し声が聞こえてきます。みんな、少年少女にかえったように…

||||||||||||| アンのコメント |||||||||||||

 “めだかの楽校”さわやかで楽しい名前ですね。
 子供の頃、母がボランティアで知的障害者のための託児所をやっていました。その中にアンジェラという子供がいて、私は何でも彼女のすることを手伝ってあげようとしました。ところが、自分の母親から「それは親切でも何でもない。彼女のためにはならない。」と叱られました。
 今日のVTRの中で井上さんも同じことを言っていました。やはり、できるだけ自分でできることはやらせてみる。そうすることで、自信も生まれてくるんです。 井上さんの言葉を聞いて、昔の母の言葉を思い出しました。 TOUGH LOVE 時には厳しい愛も必要です。
 “めだかの楽校”は、金銭的には赤字ですが、人の心や生きがいという貢献で考えると、大黒字だと思います。


2 「ハイ!みやぎです」

容器包装リサイクル法

 私たちの家庭から出されるゴミ・一般廃棄物のうち、およそ60%がガラスビン、ペットボトルなど容器包装の廃棄物です。こうしたゴミのリサイクルは「容器包装リサイクル法」により、すでに取り組まれていますが、この4月からは、対象となる品目が大幅に拡大します。

 これまでのリサイクルの対象は、色別に3種類のガラスビンとペットボトルに限定されていましたが、今後はペットボトル以外の「プラスチック製容器包装」「発泡スチロールトレー」「紙容器包装」も分別収集の対象になります。
 県内ではすでに、全市町村で4月以降の「分別収集計画」を策定しています。そのうち、およそ6割の市町村が4月からリサイクル対象の全品目を分別収集する予定です。

 大崎地域は県内でもリサイクル先進地域として知られています。平成5年8月からリサイクルセンターを稼動し、廃棄物の減量化やリサイクルに積極的に取り組んでいます。平成10年度には、このセンターに運び込まれたゴミの総量の77%がリサイクルされました。

大崎広域リサイクルセンター センター長 浅野澄夫さん「まだビンの中にフタが付いたものとか、あるいは色を間違っているとか、そういう部分もあります。ここの施設では茶色と透明のビン、その他のビンと一本一本選別作業をしている状況です。家庭から排出される段階で一番困ることは、ペットボトルの洗浄と、キャップについてですね。特にキャップが付いたままですと、18キロの1つのブロックが5分でできるところが、8分もかかってしまいます。軽い洗浄とキャップの取り外しをお願いしたいと思います。」

 4月からは社会通念上、容器、包装であると考えられるもの、商品を入れているものや商品を包んでいるもの、中身の商品と分離した場合に不要となるものがリサイクルの対象となります。
 県政だより3月号に容器と包装の具体例が詳しく掲載されていますので、ご覧ください。

センター長 浅野澄夫さん「次ぎの世代の子供たち、あるいはその次の世代のことまで考えれば、今ここで私たち自体が、廃棄物からの転換っていうんですか、ゴミからのリサイクル社会の構築。いわゆるゴミをなくしていくという形であれば、義務的にもやっていかなければならない状況にあるのではないかなと考えております。」

 近年、環境に対する意識が高まり、リサイクルも定着しましたが、より一層、ゴミの減量化と資源のリサイクルを進めなければなりません。 人と自然が共生する、快適な宮城の環境を守り、次ぎの世代に引き継ぐため、みなさんのご理解とご協力をお願いします。

||||||||||||| アンのコメント |||||||||||||

  一本一本手で選別するのは、本当にすごいことですね。 私たちは簡単に毎日毎日ゴミを捨てていますが、裏側で作業をする人たちを見ると、自分個人のゴミの捨て方をいろいろ考えさせられました。 たとえば、今のVTRで、キャップが付いているだけで作業時間が増えるということは、それだけ税金の無駄使いになっていると言えるでしょう。たかがキャップ一つかも知れませんが、本当は非常に大きな問題だと思います。


3 県からのお知らせ

◎「走る県政教室」参加団体募集!
対象:40〜53人で参加できる団体
実施期間: 5月〜7月の平日

■ コース
A.仙台中央 方面
B.仙台港 方面
C.利府・多賀城 方面
D.名取・岩沼 方面
E.古川・大衡 方面
F.石巻・女川 方面

※ 問合せ先 県広報課 TEL022−211−2285
◎ 「春の火災予防運動」実施中
統一標語「あぶないよ ひとりぼっちにした その火」

1. 家のまわりに燃えやすいものを置かない。
2. 寝タバコやタバコの投げ捨てをしない。
3. 天ぷらを揚げるときは、その場を離れない。
4. 風の強い時は、たき火をしない。
5. 子供には、マッチやライターで遊ばせない。
6. 電気器具は正しく使い、たこ足配線はしない。
7. ストーブには、燃えやすいものを近づけない。

 


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