| HOME|アンの風にのって|バックナンバー|00年3月11日放送分 |
| アンの風にのって |
| 毎週土曜日午前9:30〜9:45 |
| 3月11日(土) 1 「もの語り・みやぎ」 ―小野田町“ダンス愛好会の仲良し夫婦” さて、今日私たちが皆さんにご紹介するのは、小野田町に住むあるご夫婦です。 田んぼに、畑に、酪農に!と毎日一生懸命に働いています。 この日も2人で仲良く乳牛の世話をしていました。 旦那さんの佐々木秀一さん(69歳)は、お酒もたばこもやらず、まじめで働き者と町で評判!愚痴ひとつ言わず、旦那さんの手伝いをする奥さんの安子さん(66歳)。 長靴を履いて仕事をしている2人を見ていると、何か心が温まりますね。 しかし!…。毎週火曜日になると旦那さんが妙にソワソワするんです。 (夜、湯船につかる秀一さん) 普段はカラスの行水なのに、じっくりと風呂につかり、ひげを丁寧に剃り、そして神妙な顔をして一張羅に着替えます。 顔もなんかテカテカしています。これはもしかして!! いやいや…真面目な旦那さんに限って……。 え〜っ!今度はオーデコロンをふりかけている。 もう間違いない、奥さんに言わないと…。 (部屋で着替えている安子さん) 奥さん、奥さ〜ん。あら!奥さんもめかしこんで! なんだ、2人でデートだったんだ!これで安心!安心。 どんな所でデートするんですかね?お邪魔でしょうが付いて行ってみましょう。 (2人は車でダンス愛好会の練習会場へ) そうなんです。お二人は社交ダンスを習っていたんです。 踊っている面々は「小野田町ダンス愛好会」の皆さんです。 秀一さんは何と!会長なんです。昼の長靴からダンスシューズに履き替え、軽やかにステップを踏んでいます。 「ダンス愛好会」は毎週火曜日の夕方7時から9時まで、町民センターの大会議室で講師を招いてレッスンを行っています。 秀一さんはダンス歴、およそ20年。うまいもんです。 安子さんも昔はダンスを習っていたんですが、家庭の事情で一時中断。最近、秀一さんの勧めもあり、数十年ぶりにレッスンを再開しました。 佐々木秀一さん「あくまでも社交ダンスですからね、女の人と組んで明るく楽しく踊ることです。カラオケで他の人が歌っている間、その曲で踊るのも楽しいんです。」 奥さんは初級クラスで、上級クラスの旦那さんとはレッスン内容が違います。奥さんの夢は早く上達して旦那さんと一緒に踊ることです。その為、自然とレッスンにも力が入ります。 佐々木安子さん「上級クラスに入りたいけど、なかなかね(難しい)。そこまで上達するかどうか…」 そんな奥さんの気持ちを知ってか知らずにか…旦那さんは他の女性と楽しそうに踊っています。 しかし、本音は旦那さんも奥さんと踊りたいはず。そんな気持ちを察したメンバーが、クラスが違う2人をペアで踊らせたのです。 (緊張した面持ちで踊る佐々木さん夫妻) どうです。お二人の恥ずかしそうな、怒っているような、なんとも表現できない顔、しかし内心は嬉しいはずです。 佐々木秀一さん「今日は楽しかった!お蔭様でありがとうございました。」 佐々木安子さん「緊張しますね、よその人よりも」 今日のご夫婦、如何でした?皆さんも恥ずかしがらず、夫婦共通の趣味を持ってはいかがでしょうか。 ||||||||||||| アンのコメント ||||||||||||| 「シャル・ウイ・ダンス」という映画を思い出しましたね。 私は独身ですが、結婚したら佐々木さん夫婦のようになりたいですね。 カナダでは「夫婦タイム」。誰にも邪魔されない夫婦だけの時間を持つのが一般的です。大体、週に一回、外で食事をしたり、映画を見に行ったり、ダンスしたり様々な過ごし方をします。 何故そういう時間を持つか?と言うと。子供は大きくなったら家を出ますが、夫婦は一生、一緒に過ごすので二人だけの時間を意識的に大事にするのです。ある意味ではカナダの「夫婦タイム」は、お互いの気持ちを確認し合う時間だと思います。 佐々木さん夫婦のダンスはまさに「夫婦タイム」ですね。 旦那さんが奥さんをリードしているのも微笑ましいですね。 2 「ハイ!みやぎです」 ―有機農産物等表示認証制度 生産者と消費者との信頼を築く「みやぎの有機農産物等表示認証制度」のコマーシャルをご覧になった方も多いと思います。 宮城県では人と環境にやさしい農業を推進する一環として、有機農産物等の栽培に取り組む生産者を支持するとともに、消費者に 信頼性の高い農産物を提供するため、昨年の4月に「宮城県有機農産物等表示認証制度」をスタートさせました。 県が認証した有機農産物等には、5種類の認証票が貼られて出荷、 販売されています。認証票は化学合成農薬と化学肥料の使用状況がひとめで確認できるようになっています。例えば「無農薬・減化学肥料」の表示は、化学合成農薬を使用せず、化学肥料を通常の5割以下に減らして栽培されたことを表わしています。 この制度によって、有機農産物等の生産に取り組む 農業者の努力が評価される他、消費者は商品を選ぶ際に、必要な 情報を得られることから、産地のイメージアップや、生産者と消費者との信頼関係の向上が図られています。 みやぎ生協にてインタビュー 消費者「使われる農薬も、今までの半分ということなので、その点、安心して食べられるかなと思って利用しています。」 消費者「食べて、味が違う。本当に手をかけて作ってもらっている分、おいしさが違う。食べ比べると一番良く判る。」 野菜売り場チーフ「安全、そして安心な商品を供給していくという目的の上で非常にアピール度が高い。」 認証にあたっては、県が配慮した確認責任者が栽培管理状況を厳重にチェックします。 生産者はこの認証制度をどのように思っているのでしょうか。 石巻市の平山さんを訪ねました。 平山さんは20年以上、減農薬栽培に取り組んでおり、今では年間およそ25トンのキュウリを出荷しています。 平山さん「もっと認証制度が広まって、消費者の皆さんに、このシールは安全なんだ、味や鮮度が良いんだという印象を持ってもらうことが(生産者にとって)大事だなと思います。」 制度の詳しいことは、お近くの農林振興事務所、地域農業改良普及センター、あるいは県庁の農業振興課までお問い合わせ下さい。 ||||||||||||| アンのコメント ||||||||||||| 全国環境保全型農業推進会議の委員として有機農産物等表示認証制度の普及ぶりを見て本当に嬉しくなりました。 VTRの中で平山さんは、この認証制度がもっと広まると良いと 言いました。私も同意見です。 全国環境保全型農業推進会議がスタートした6年前に、こんなに短期間にここまで普及するとは思いませんでした。 「農業は農家の責任」という言葉を良く耳にします。 しかし、環境に配慮した農法は生産者だけでなく、消費者の応援、 支持によって広まったり育ったりすると思います。 この認証制度は、生産者と消費者の間の「絆」をつくる橋渡しの 役割を果たしていると思います。 |
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