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| アンの風にのって | ||||||
| 毎週土曜 午前9:30〜9:45 | ||||||
| 4月29日(土) 1 特集「もの語り・みやぎ」 ―根っ子の会!ボランティア活動 みなさん、おはようございます。 今日の「もの語り・みやぎ」は甘くて可愛いワ・タ・シ「ホットケーキ」が皆さんをご案内いたします。どうか最後までおつき合い下さい。 さて、私が紹介するのは、日本有数の港町で県下第ニの都市・石巻市にあります知 的障害者更生施設「ひたかみ園」です。現在、50人の方が社会復帰目指して入所 しています。 「ひたかみ園」では重度の利用者もどんどん社会へ出ていけるよう、様々な訓練を 行っています。自分の身の回りの事は確実に自分でできるようにする。公共施設の 利用の仕方や職場実習を通して、働くことの大切さ、厳しさなどを教育していきます。 園外実習では、石巻廃棄物処理センターの協力を得て、月曜日から金曜日の朝10 時から夕方4時まで、空き瓶のリサイクル作業をしています。 1ヵ月に1人およそ3千円から5千円の収入になります。園外での委託作業を仕事 につく前の訓練の場としてとらえ、社会の一員として自覚を持ち大人としての自覚 ・責任感・協調性を養っています。 「ひたかみ園」では、第1・第3木曜の夜に喫茶店コーナーがオープンします。園 生もとても楽しみにしており、園外実習が終わった自由時間に洗濯や雑談をしてい ても何か待ち遠しそうな様子で落ち着きません。 今日のメニューが気になるんでしょうね!!。 その喫茶店を開いているのが、ボランティアサークル「根っ子の会」の皆さんです 。代表の阿部やえ子さんは、5年前に石巻市の社会福祉協議会が開催した「ボラン ティアスクール」を受講したのをきっかけに、自分たちで何かできることはないど ろうかと考えていたところ、「ひたかみ園」でボランティアを求めていることを知 り、手伝うことにしました。現在は7人で活動しており、皆、昼は仕事をしている ため手分けをして買い出しに行きます。この日のメニューは、そう、私「ホットケーキ」。50人分も作るとなると大変ですよねぇ。 ○園生インタビュー 「楽しいです。いつも美味しいもの食べさせてくれて、嬉しいです。」 「(どのメニューが)好きというわけではないんですけど、皆さんで楽しむっての が好きですね。」 「根っ子の会」が「ひたかみ園」で喫茶店を始めて今年で4年目になります。自分 たちの活動が、園生の毎日の生活に少しでも変化与え、何よりも園生たちが喜んで くれるので、とてもやりがいがあるとメンバーは言います。季節ごとに工夫をした いんですが、予算や時間の関係もあって、毎回変化を凝らすのに大変です。みなさ ん昼は仕事をして疲れているのに、園生からの“ありがとう”の一言で、また頑張 ろうという気持ちが湧いてくるそうです。 ○ボランティア(渡辺典子さん)インタビュー 「正直いって仕事しながらですから、ちょっと辛いなって思うときもあるんですけ ど、園に来てこうして皆さんの顔をみて、仲間と一緒に活動してるとその疲れも吹 っ飛んでゆきますね。」 私たちホットケーキもだんだんと焼けてきて、園内にはいい香りが漂っています。 阿部さんの姿が見えないと思ったら洗濯をしていました。 一つ一つ手で丁寧に洗っています。 喫茶店はこの日も大盛況でした。喫茶店で園生はお金を払いますが、 「根っ子の会」では材料費を差し引き残ったお金は全て園に返しています。 ○園生インタビュー 「ホットケーキ食べました。美味しかったです。カフェオレ、コーヒー飲みました 。美味しかったです。」 ボランティアを始めた当時は顔を覚えてもらうことから始めました。戸惑うことも いろいろあったそうですが、今ではみんな打ちとけ園生からいろいろ話しかけてき てくれたり、また、相談にのるまでになりました。 ○ボランティア(佐々木典子さん)インタビュー 「ホットケーキだとみんな喜ぶメニューなので、今日は随分売れ行きが良かったと 思います。」 ○ボランティア(遠藤清美さん)インタビュー 「私たちがこちらに来れる限りは、ずっと来たいと思います。」 ○ボランティア(代表:阿部やえ子さん)インタビュー 「7人いても、4人とか2つに別れて洗濯と喫茶店のほうとなりますと、どうして も洗濯ができなくなったりとかたまにあるわけなんです。ですからもう4、5人と か欲をいえばそれくらい増えるといいと思いますね。」 ○ボランティア(小野自子さん)インタビュー 「やっぱり入ってみて、最初はここの利用者さんの言葉も聞き取れなかったという ことと、それから、急に倒れる方とか、いろんな面で自分たちの身に起きないこと が一気に起きて、凄く最初はびっくりして、戸惑うことばっかりだった。」 ○ボランティア(阿部保子さん)インタビュー 「仕事が終わってから自分の家の事をして、それから出てくるというのはちょっと きついところもありましたけども、でもやっぱりここにくると楽しい子供たちがい っぱい待っててくれるということを励みに、(家族に)理解してもらって出てきて ます。」 喫茶店で残ったお金は、園のお祭り「らいぶらりい ひたかみ」の運営予算にあてています。 「根っ子の会」では仲間になってくれる方をお待ちしております。 ご希望される方は、 「ひたかみ園」TEL0225-93-9063 までお問い合わせ下さい。 ○代表:阿部やえ子さん 「みんな仕事をもって、がんばって楽しくやっているボランティアなので、ぜひ理解のある方、参加して私たちと一緒に働いてみませんか。よろしくお願いします。 」 ||||||||||||| アンのコメント ||||||||||||| 今日の話は心あたたまる感動的なものでしたね。 18年前に交換留学生として初めて日本に来たときに、夏休み中、1ヵ月ほど知的障 害者の施設でボランティアをしました。施設の中の掃除をしたり、野外で芝生を刈 ったりしました。カナダ人の私にとっては忘れられないほどのショックをうけまし た。部屋にはカギがかかっていて、そこに住んでいる人たちには自由に生きてない という印象でした。 石巻のひたかみ園を見ると時代が随分変わってきたなと思います。また、阿部さんをはじめ、「根っ子の会」の皆さんもすばらしい方ばかりですね。見えないところで施設を応援し、さり気なく自然体で人々を喜ばせるような活動を一生懸命している「根っ子の会」の皆さんに心から応援を送ります。 2 県からのお知らせ
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