HOMEアンの風にのってバックナンバー00年8月19日放送分

アンの風にのって
毎週土曜 午前9:30〜9:45


放送内容


8月19日(土)

1 特集「栗駒の山車まつり!」

 みなさん、おはようございます。
 ところで皆さんは、この夏どのように過ごしていますか!
 今日の「もの語り・みやぎ」は、私「セミの抜け殻」が、 緑豊かな栗駒町の夏の風物詩「山車まつり」を紹介します。 どうか!最後までおつき合いください。

 先日の29日、朝早くから、町の人たちは「くりこま山車まつり」の準備におわれていました。

 「山車まつり」はもともと、江戸時代の伊達藩領内の農業に対する五穀豊穣の祈願として 行われたのが始まりで、現在までに300年もの歴史を誇ります。祭りは「宵祭り」「本祭り」の二日間に渡って盛大に開かれます。

 本祭りでは、10台の山車が子供たちに引かれ町内を練り歩きます。 一番の注目を集める「山車」、恥ずかしいものは出せないとばかりに、 各地区では、最後の最後まで飾り付けなどに余念がありません。

 すべての準備が整い、山車を全員で祭りのメイン会場に運びます。この後が、また一苦労! 山車を展示するテントに入れなければならないんですが、大きさと重さの為に、 なかなか一筋縄ではいきません。

 それでもどうにかこうにか!山車をこわさず納めることができ、 いよいよ!祭りのスタートです。

○栗駒町長 三浦弘彰さんインタビュー
 「藩政時代から300年も続いた伝統の行事ですからね。それと、やはり出演する子供たちも、これが一生の思い出になるし、たとえ栗駒を離れても郷土を思い出す、故郷を思い出すよしなになると思うんですよ。大変有意義なお祭りだと思います。」

 今年も素晴らしい10台の「山車」が揃いました。それでは、主なものを紹介します。

 こちらは、1区の「葵 徳川三代・大阪夏の陣」です。

 風流「岩戸(いわと)開き」の場は、人形の動きが人々の目を引いていました。

 五区のお神楽名場面「大蛇退治の場」の山車は、栗駒高原駅に展示されていますので、 是非、ご覧になって下さい。

○五区実行委員 中濱雄治さんインタビュー
 「栗駒町の中野神楽っていう団体のですね、平成10年に県の重要無形文化財に指定されましてそれをなんとかお祭りにしたいなと前々から思っていたんですけど、それで何とか今年、ものになりました。」

 祭りセンターの舞台前で子供たちが、一斉に「おはやし演奏」をし、祭りムードを盛り上げます。
 つづいて「手踊りパレード」。 各地区の婦人会や地元の女子高生、一般参加者など350人が参加して、 華麗な舞を披露しました。
 宵祭りしか見学できない観光客のために、今年は1台だけですが、山車巡行が行われました。 ライトアップされた山車の美しさに、観光客もとても感激した様子でした。

○観光客インタビュー
 「埼玉県戸田市(から来ました。)感動しました。来年もぜひ孫でも連れてまた来ようかと…。」
 「今日は仙台市内から来ました。素晴らしいです。こんなにすごいとは思わなかったです。初めてのお祭りでした。」

 神輿の大乱舞では、いつまでも威勢のいいかけ声が町内に響きわたり、 いっそう「祭り」ムードを盛り上げていました。

 翌30日「本祭り」この日も朝から様々な催し物が行われました。
 こちらは、秋田県の劇団「わらび座」の指導で、アレンジした「文字甚句」です。 体の動きによって、川の流れや山、鳥などを表現しています。 商工会女性部と地元の女子中学生が披露してくれました。

○来年の踊りの抱負インタビュー
 「来年はね、私たちの踊りはね、もっといろんなチーム編成して、もっと大きく、いろんな人を集めたいと思います。」
 「来年はやっぱり、踊りたいという声があるんですよね。100人200人目指して、雀踊りや、よさこいソーランまでいかなくとも、栗駒の五大文字を盛大に盛り上げたいと思います。」

 さあ〜いよいよメインの山車巡行です

 江戸時代当時は「飾り山」として固定されていました。 のちに人々の肩にかつがれ「かつぎ山」と称され、近代になって車に飾られ町内を練り歩く、 現在の豪華な「山車まつり」となりました。
 この日も、それぞれの地区を代表する豪華な山車10台を子供たちが引いて、 「ヤーレ・ヤーレ」とかけ声を出しながら、町内を練り歩きました。

○子供たち・母親インタビュー こども
 「太鼓とか、山車とか、いろいろ好きなんですけど。一番好きなのが大太鼓です。」
こども
 「夜集まって、みんなで練習するのが楽しいです。」

 「お祭りを通して、おはやしの練習などを仲良く、上の子が下の子に教えたりして、子供たちの縦のつながりをもっと大切にできてるなと思っているので、お祭りの練習っていうのはプラスになっているなと思っています。」

 「山車まつり」には、町内から老若男女が参加し、心の触れ合いを深めると共に、子供たちには郷土の伝統を継承しながら、郷土の美しさを認識し、郷土愛を育んで欲しいという願いも込められています。

 二日間にわたり、豊かな自然の中で繰り広げられた、素朴で人情にあふれた「山車まつり」も、 最後をむかえました。

○五区実行委員 中濱雄治さんインタビュー
 「そうですね。今日もまたいい汗を流しました。それで、また今日から来年に向けて議題を考え構想を練り、皆さんの協力をお願いしながら、また1年励んでいこうと思っております。」

 山車巡行を無事なしとげた子供たち。 その顔は、昨日と違い、ちょっと大人っぽくなった感じがします。

○栗駒町長 三浦弘彰さんインタビュー
 「やっぱり、どこに出掛けられても、あるいは遠く離れていても、やっぱり胸の底には心の故郷っていうのがあると思うんです。その心の故郷を思い出すよしなが、やはりこのお祭りであり、伝統行事だと思います。」

 私たちも一度、自分の故郷に思いをはせてみませんか。
 きっと自分だけの故郷が心に浮かび上がってくるはずです。

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

  お盆に故郷に帰ってご先祖のお墓参りしたり、地元のお祭りを楽しんできた人たちは多いことでしょう。
 カナダには日本のような、お盆やお彼岸の時のような一斉に墓参りするというような慣習はありません。母によれば、昔はカナダやアメリカでも大家族だった頃に、教会の帰りにみんなで墓参りしてきたそうです。しかし、核家族に変わるにつれ、だんだんとその慣習はなくなってきました。しかし、家の中に亡くなった人の写真や愛用品を置いておいたり、心の中では常に生き続けているのです。
 山車祭りはいろいろな顔があって、女性、子供たち、町の人全員が参加しているような祭りですね。この祭りで一番感心したのは、誰もが心の中に故郷をもち続けているのです。だから、離れていようが常に故郷は心の中にあるはずです。

2 県からのお知らせ

(1)「夏季特別展」

 多賀城にある東北歴史博物館では、夏の特別展「子どもたちの20世紀」を開催中です。 今回の展示は、20世紀を、子どもたちの生活から振り返り、時代の移り変わりをご覧いただく内容です。それぞれの時代の懐かしいおもちゃや文房具、小学校の教室の復元など5百点以上の資料を展示しています。この特別展は9月3日(日)まで開かれます。東北歴史博物館の夏の特別展をぜひご覧下さい。

〜 特別展 子どもたちの20世紀 〜
「よくまなび、よくあそぶ」
9月3日(日)まで
☆東北歴史博物館(多賀城市高崎)
電話 022-368-0101

[特別展観覧料]
おとな=500円、高校生=350円、小中学生=250円
※上記の料金で他の展示もご覧いただけます。

(2)食中毒予防

 食中毒予防のお知らせです。ご家庭では次の点に注意して下さい。
(1)食品を扱うときは、必ず石鹸を使って手を洗いましょう。
(2)加熱して調理する食品は、中心部までしっかり加熱しましょう。
(3)包丁やまな板などの調理器具やフキンは、使った後、すぐに洗剤を使ってよく洗い熱湯で消毒しましょう。
(4)生鮮食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫に入れましょう。
(5)調理した食品は、すぐに食べましょう。



 
 
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