HOMEアンの風にのってバックナンバー00年9月2日放送分

アンの風にのって
毎週土曜 午前9:30〜9:45

放送内容

9月2日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

 ―塩釜市「散髪の奉仕」

 みなさん、おはようございます。
 今日の「もの語り・みやぎ」は、わたし達「ハサミ」と「クシ」。 あるボランティア活動をしている方々を紹介します。

 両手に荷物を抱え、ボランティア先へと向う平塚さん。 平塚さんは、ボランティア活動を続けて、もう10年以上になります。
 向った先は、特別養護老人ホーム「清楽苑」です。
 平塚さんが行なっているボランティアとは、お年寄りへの「散髪」奉仕なんです。 私たち「ハサミ」と「クシ」も大忙しで、皆さんをきれいにしていきます。

 「散髪」の奉仕活動は、塩釜地区理容組合女性部を中心に、昭和62年から続けられています。 活動は、年に4回、3・6・8・12月の第一月曜日に行なっています。
 平塚さんは、30年以上床屋をしている大ベテランで、 お年寄りの希望を聞いて、手際よく散髪していきます。

○平塚タイ子さんインタビュー
 「みなさんこのようにプロですからね。ただ相手がジッとしていないだけに、これが大変です。思い掛けない人とお会いしますからね。お店でやっているお客さんとはまた違います。緊張しますね。少しね。」

 こちらの老人ホームには、50人のお年寄りが生活しており、 散髪を希望したお年寄りは、30人以上になりました。

○お年寄りインタビュー
 「なかなか床屋さんにね、こうやって1年に1回なり2回なり来てもらってね、やってもらってね、とても助かっています。」
 「上手ですよ〜。女はね髪しだいだから。あはははは。」

 この日、老人ホームを訪れた床屋さんは13人。 次々に手際よく、きれいに散髪していく様は、まさしくプロの腕前。

 最初は、かたかった表情のお年寄りも、床屋さんと言葉を交わしながら散髪が進むにつれ、 次第に表情が和らんできます。 施設の職員も散髪が終わると、皆、表情ばかりか性格も明るくなると喜んでいます。

○「清楽苑」施設長 阿部仲裕さんインタビュー
 「頭がきれいになりますと、なんか自分達もきれいになったんではないかと。それで、気持ちそのものもきれいになってくるような感じがしてね、非常に(入居者は)楽しみにしています。」

 老人ホームでの散髪は、お店とは椅子や鏡などの勝手が違い、 腰をかがめたり、回りこんでカットの雰囲気を確認したりと苦労も多いんですが、 喜んでくれるお年寄りの顔を見ると、体力が続く限り、ボランティアを続けていきたいと 全員が言います。

 今日の「もの語り・みやぎ」はする方も、される方もいい気持ちのボランティアのお話でした。

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

 平塚さんのグループはすごいですね。10年間もボランティア活動を続けてきたことは、なかなかできないことだと思いませんか。
 先ほどVTRでふれましたが、人間は誰でも、何歳になってもきれいになりたいという気持ちはもっていますね。実は私にも老人ホームに住んでいる94歳の叔母さんがいます。ふるさとに帰った時に必ず彼女の所に遊びに行きます。いつも決まったスケジュールがあって、まずパーマ屋さんに連れていって、その後、町のレストランに行きます。パーマをかけるというのはちょっとしたことに過ぎないんですが、94歳の叔母さんにとっては、いきいきと元気づけられる刺激になっているようです。
 平塚さんのグループの活動は本当に有意義なものだと思います。散髪をとおして人々に笑顔を与えるのは、心に留まるものです。


2 「ハイ!みやぎです」

 ―活躍!産廃Gメン

 ゴミの不法投棄や野焼きなどが後を絶たないことから、それを監視するため 県内5つの保健所に産業廃棄物の監視員、通称、産廃Gメンが配置されています。

 伊藤榮一さんは元警察官!。産業廃棄物の不法投棄を監視する産廃Gメンとして日々、 悪質な不法投棄に目を光らせています。

 この日は以前から不法投棄が後を断たない、山間部の現場へやってきました。
 そこには、家庭用のゴミから大型の粗大ゴミなど、あたり一面に投げ捨てられており 全く止むことのない不法投棄に伊藤さんも頭をかかえます。

 現場では、捨てた人の手がかりを探すため、ゴミの山をかき分けていきますが、 ときには、やぶの中から蛇が出てきたりと、常に危険と隣り合わせなのです。

 不法投棄は人目のつかない山間部ばかりとは限りません。 きれいな海辺のそばでも、心無い人が無責任にもゴミを捨てていくのです。

 このように不法に捨てられるゴミには、 家庭から出る一般廃棄物と企業から出される産業廃棄物があります。

 最近では産業廃棄物より一般廃棄物のゴミの不法投棄が多いそうです。 ある場所で不法投棄が起こると、その場所に次々と連鎖的に不法投棄が進んでしまいます。

 自分が出したゴミを責任をもって処理をするのは当然の義務。 それを守れない人が後をたたないというのは同じ宮城県民として、とても残念なことです。

○伊藤榮一さんインタビュー
 「モラルの問題だと思うんですが、やはり子とか孫、そんな将来、大きくいえば地球の未来を考えたらこういうことは絶対するもんじゃないと。不法投棄は悪いんだという意識が、県民みんなが意識を高めて欲しいということです。」

 仙台市を除く宮城県内での不法投棄発見件数は、昨年度で332件にも及び、増加する傾向にあります。
 紙屑を捨てるように平気でゴミを捨てる人もいますが、犯罪として厳しく罰せられます。 来月からは最高で5年の懲役、もしくは1000万円の罰金が科せられるのです。

 事務所にもどり午前中の報告を済ませると、 伊藤さんは休む間もなく次のパトロール箇所の情報を確認します。

 塩釜保健所では今月、ヘリコプターで不法投棄の監視を行い、さらに取締を強化します。

 廃棄物の不法投棄は私たちのふるさと、宮城の美しい自然や快適な生活環境を損ないます。 人目につかないのでピンとこない方も多いと思いますが、 不法投棄されたゴミから出る様々な物質は動植物に影響を与えます。

 廃棄物についてのお問い合わせや不法投棄を見つけた時は、最寄りの保健所・市町村または警察へ連絡して下さい。

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

 あちこちゴミは捨てられていますね。
 文明病の症状という表現は言い過ぎかも知れませんが、我々文明人のゴミの捨て方は貧困で問題ですね。社会現象とまでは言いませんが、見てみないふり、見ても注意しない、自分以外のものには関心がないという傾向が強いような気がして仕方がないです。
 Gメンの伊藤さんも言いましたが、ここで私をはじめ県民一人一人がゴミに対して関心を高めることはとっても大切だし、文明社会全員の重要な課題ではないでしょうか。

3 県からのお知らせ

(1)芸術銀河の開催

 人生の楽しみを一つ増やしませんか?
  今年も県内各地で多彩な芸術の祭典「芸術銀河2000」が開催されます。選りすぐりの作品を集めた美術展や様々なジャンルのアーティストによるコンサート、民話と音楽をあわせた一人芝居、住民参加の舞台芸術などが、県内各地でくりひろげられます。詳しくは、市町村や文化施設、県庁などで配付しているイベントガイドをご覧ください。

=9月の事業内容=
●みやぎ秀作美術展
  9/30〜10/8 古川市民ギャラリー
●わたしの街の音楽広場
  9/10 本吉町はまなすホール
  9/14 名取市文化会館
  9/23 気仙沼市民会館
●一人芝居(みちのく民話まんだら)
  9/24 大和町まほろばホール
  9/29 古川市民会館

【問】
みやぎ県民文化創造の祭典 実行委員会事務局
電話 022−211−2527

【インターネット ホームページ】
http://www.pref.miyagi.jp/seibun/

(2)「みちのく歴史・文化回廊モデルコース体験バスツアー」参加者募集

 続いて、宮城、山形、福島の関係団体で構成している協議会では、南東北3県の歴史や文化をめぐる「みちのく歴史・文化回廊」のモデルコースをつくり、共同でPRしています。
 現在、協議会では、福島県内と山形県内の2つのコースをバスで巡る体験ツアーの参加者を 募集しています。ご希望の方は、ご覧の宛先までご応募ください。

●日時
  10月28日(土) 仙台駅8:30集合
●コース内容
  [福島県内]中野不動尊,福島市民家園,からりこ館ほか
  [山形県内]天童民芸館,文翔館,博物館ほか
●参加費
  1人3,000円(小中学生は半額)
●問合せ先
  電話022−211−2418 県庁 政策課
●申込方法
  往復はがきに、希望コース、参加者全員の住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記入し郵送
●申込あて先
  〒980−8570 県庁 政策課あて
        (電話022−211−2418)


 
 
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