HOMEアンの風にのってバックナンバー00年9月16日放送分

アンの風にのって
毎週土曜 午前9:30〜9:45

放送内容

9月16日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

 ―角田市「声で広報!」

 え〜 みなさん、おはようございます。
 今日の「もの語り・みやぎ」は、わたし「テープレコーダー」が 『耳』寄りな話題をご紹介します。どうか最後までおつき合い下さい。

 角田市で13年前から、あるボランティア活動続けている毛利さん。 今日はその活動の日。車を走らせてどこかへ向っているようですね…

 向った先はといいますと…、市の社会福祉協議会。ボランティア先、ではないようですが…。
 あっそうそう!「あれ」がないと始まりませんからねー毛利さん。

 活動に欠かせない、いつもの物を受け取ると、毛利さん足早に家に戻って行きました。

=発声練習=

 何やら入念に発声練習を行なっていますが、これから歌を唄う訳ではないんですよ。皆さん。

 実は毛利さんたちが行なっている、あるボランティアとは地元の広報誌をテープに録音して 市内の目の不自由な方に、情報を伝える「声の広報」なんです。 現在、メンバーは11人で、5〜6人づつ集まっては、毎月1回、 「広報かくだ」に掲載してある内容を録音しています。

 録音する内容は、テープを聴いた人がどんな情報を必要としているのか、 利用者の方からリクエストを聞いたりと、意見を出し合って決めます。
 そして、ただ漠然と読むのではなく、自分達の言葉で、ちょっとしたアドリブをいれたりしてできるだけ分かりやすく読むように心掛けているそうです。

○社会福祉協議会 岡本圭一郎さんインタビュー
 「私も視覚障害者とか障害者の方に出会うことが多いんですけれども、非常にこういう活動を喜んでいただいているんですね。ほんとに皆さんも楽しみに待っていると思いますので、非常にボランティアさんたちの活動には感謝しています。」

 録音というとなんか緊張してしまいますが、皆さん慣れたもんです。 個性的なしゃべりで、和気あいあいと楽しくやっていますね。

○森 文子さんインタビュー
 「楽しくってやってたんで、楽しんでやっていることが、どなたかが聞いて下さって、『声覚えているよ』なんて言われると、やって良かったんだわ、なんて後から感じますね。受け止めて下さっている方がいるということは喜びです。」

○毛利良子さんインタビュー
 「顔は分からないんですけども、声を聞いて町で会いますと、『〜さんこんにちは』って言いますと、『あっ、毛利さんですね〜』って言っていただくのがね、すごく顔以上に声もちゃんと見えてくださっているんだな〜と感じて嬉しく思いますね。」

 角田市にはおよそ90人の目の不自由な方がいます。 現在、その中の24人の方が「声の広報」を利用しています。

○利用者インタビュー
 「情報がないっていうのはすごく寂しい限りなんですよ。外にもなんとなく出れない。それが、こういった身近な情報で、ほんとにもう、どこにでも出合いを求めて(出ていけるんですよ。) だから、私みたいな人も随分いると思うんですよね。角田市内で。」

 これからは広報誌だけでなく小説などにも挑戦していきたいと、やる気満々の皆さん。
 今日の「もの語り・みやぎ」は、声をとおして、 目には見えない心のつながりを広げるボランティア。「声の広報」のお話でした。

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

  楽しく活動しているボランティア団体ですね。毛利さんグループのテープを聞くと、声にもいろんな表情があって、いきいきとした映像が頭に浮かんでくるようです。毛利たちのグループにはいつまでも明るく活動して欲しいです。


2 「ハイ!みやぎです」

 ―産地直売の起業家育成講座

 最近、産地直売が大変な人気です。県内にはおよそ130ケ所も直売所があります。 また、通販でも全国各地の産地直売品が購入出来ます。新鮮で、なおかつ安い! 今回は「産地直売」に取り組む熱心な起業家たちをご紹介します。

 宮城県ではこれから産地直売に新たに取り組む、または、実践している農林業経営者を対象に、 必要な知識の習得や経営に関するアドバイスを行なう、みやぎ農林漁業起業家連携講座を開催しています。

 今回は古川合同庁舎を会場に、8月24日から4日間の日程で行われました。 県内各地から30人以上のやる気ある起業家が集まり、 中には、会社を辞めて新たに「産地直売」を始めようという人もいました。

 参加する動機は様々です。 講座では、個人個人の産地直売に対する悩みや思いを、みんなで考えながら解決していきます。

 直売所・通販・宅配など産直を始めるにあたって、誰に何をどう売ればいいのか、 自己資金だけでできるのかなど、さまざまな課題や疑問が生まれます。 講座では、各地の実践事例から学ぶべき点を分かりやすく解説していました。

 講座2日目のこの日は、実際に直売所を視察し、取組状況と課題・解決策を検討するなど より実践的な内容でした。

 こちら、道の駅おおさとふるさとプラザ物産館では 採れたての無農薬・減農薬の野菜や花、手芸品など地場産品が直売されています。 参加者は、品物の配列、売り場全体の雰囲気、値段など事細かに参考にしていました。

○参加者インタビュー
 「現況を視察しまして、非常に皆さん心から物を作っているなと言うのが実感として分かりました。我々も始める以上は、やっぱり負けないようなやり方でやりたいと思って、この4日間ですね、一生懸命勉強したいと思っておりました。」
 「こういうのに参加している人たちをみて、初めて思ったんですけど、みんなすごい、いきいきしてますね。やっぱ、社会と交流するっていうのは少ないんで、農家は。こういうのをどんどんやっていくべきだと思います。」

 移動中のバスの中でも、いま視察した産直所についての細かな解説が行われ とても充実した研修となりました。

○県経営金融課 支倉政則さんインタビュー
 「この講座を参考にされてですね、今後、直売所とか、そういった展開をはかっていってもらいたいところなんですけれども、この講座以外にも最寄りの地域農業改良普及センターとか産業振興事務所、あと我々経営金融課のほうでも、そういった取り組みをされたい方々に対しては支援いたしますので、お気軽にご相談いただければと考えております。」

 たとえピカピカではなく、ふぞろいでも、作った人の顔が見えて 美味しいものが手に入るのが産地直売のいいところ。これから楽しみな季節になります。
 県内各地へお出かけの際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

 産地直売所が増えてくると、農家と消費者との間の信頼感がより育ってくるのではないでしょうか。農業は孤独な仕事で消費者と直接ふれあえると刺激になりますし、また今度、自分が作ったものに対する責任も生まれてきます。今まで裏で農業を支えてきた女性たちが今度、産地直売所のひとつの『顔』になっていくのではないでしょうか。

3 県からのお知らせ

(1)バリアフリーの住宅改造無料相談

 高齢になると、身体機能の低下や病気などをきっかけに住まいに不便を感じたり、転んで骨折するなどの家庭内での事故も増えています。
 県では、高齢者や障害者の方が、住み慣れた地域で安心して自立した生活を送れるよう、建築士会に委託して住宅改造の無料相談を実施しています。今お住まいの住宅を対象として、段差の解消や手すりの設置などの設計や費用について建築士から無料でアドバイスを受けることができます。

【住宅改造の無料相談】
※高齢者や障害者のための住宅改造 …床やお風呂の段差解消,手すり設置など
<問合せ先>
■県庁  住宅課  電話022−211−3256
■宮城県建築士会 電話022−262−2867

(2)献血へのご協力願い
  〜ポイント制の「けんけつくらぶ」実施中!〜

 献血のお願いです。
 宮城県では深刻な血液不足が続いています。「命を救うボランティア」、献血への御協力をお願いします。献血は、県内各地を巡回している献血バスや、仙台市内4ヵ所の献血ルームで受付けています。献血バスの運行予定は、お住まいの市町村担当窓口へお問い合せ下さい。また、献血回数に応じて図書券などを差し上げる献血ポイント制「けんけつくらぶ」を実施中です。

[問合わせ]
○赤十字血液センター フリーダイヤル  0120−489615
○県庁薬務課 電話 022−211−2653


 
 
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