HOMEアンの風にのってバックナンバー00年9月30日放送分

アンの風にのって
毎週土曜 午前9:30〜9:45

放送内容

9月30日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

 ―雄勝町「硯職人めざして」

 みなさん、おはようございます。
  今日の「もの語り・みやぎ」は、わたしたばこ。いやいや、違う違う。 私「日本一の巨大硯(すずり)」が職人の世界に魅せられた青年をご紹介します。

  ここは硯の産地で有名な雄勝町。
  かの有名な伊達正宗公も愛用していたという雄勝の硯は、昔から土地の職人が一刀一刀、手彫りで作ってきました。しかし、今ではその伝統的な技も受け継ぐ者が少なく、 現役の職人も町全体で14人あまり、高齢化も進んでいます。

  そんな中、厳しい職人の世界に飛び込んできたのが、こちらの青年。小西正夫さん、24歳。 去年の春、関東の大学を卒業して硯職人めざし雄勝町の硯組合に就職しました。 小西さんは埼玉県出身で、ここに来るまでは、雄勝のことも、ましてや雄勝が硯で有名なことも全く知らなかったそうです。

  初めて来た雄勝で、初めて見た硯職人に『これだ!』と感じて飛び込んできた小西さん。 現在、こちらの雄勝硯伝統産業会館の中にある硯彫りの実演コーナーで一人前の硯職人めざして日々修行中です。

  ここに来た頃は、一日1丁彫るのがやっとだった小西さんも、今では道具にも慣れ、一日4丁は彫れるようになったそうです。それでも一人前の硯職人は倍の10丁は彫るんですから、まだまだ道のりは険しいです。

  そんな、厳しい職人の世界を生き抜いてきたのが、小西さんの師匠、今泉新平さん。 この道50年の大ベテランです。

  それにしても見事な腕前です。簡単そうに見えますが、相手は石ですよ!皆さん!。 均等な力で平らに彫るのが職人技なんです。 なかなか師匠のようには、すんなりいかないようです。
  今はただ、毎日教わることを自分の中に吸収するだけですと話す小西さん。 今泉さんも、そのまじめで謙虚な所に感心しています。

○師匠 今泉新平さん
  「年数のわりにはね、かなり(技術が)良くなっているけどね。技術はいいと思うんだけどね。飽きないか?ってたまに聞くと、そんなことないって一生懸命やるからね。それだけは、教え甲斐もあるんだね。ただ、ぶらぶらしてやっていたんじゃ、うまぐないがらね。修行だがらね。」

○若手硯職人 小西正夫さん
  「ここに見に来て、それで職人さんの仕事を見て、それでやってみようかなと思ったとこですかね。ほんとに何にもないところから作っていくところが楽しいですし、やっぱそういうところが一番の魅力でないですかね。」

  左側が硯を彫り始めた頃のものです。最近彫ったものと比べると、 仕上がりが全く違います、小西さん、着実に伝統技術を吸収しています。

○硯生産販売協同組合 理事長 澤村文雄さん
  「雄勝町も人口が減っていますので、なるべく早めに結婚して、ずっと雄勝町に永住して今後、二十年三十年経ちますと今度反対に先生の立場になりますから、今がそういうのを経験して参考にして、講師になっていってもらいたいなと思っているんですけど。」

  雄勝町で唯一の若手硯職人、小西さん。将来、雄勝の硯をしょって立つ期待の星!。 皆さんも、雄勝町に足を運んだ際には、一言、声をかけてください。

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

  今の日本の社会では小西さんのような若い人が職人の道へ進むのはなかなか珍しいことだと思います。私の希望を言わせてもらえれば、小西さんのような若い人がもっともっと、どんどんと日本の独特な伝統や文化を受け継いでいってほしい。小西さんへエールをおくります。


2 「ハイ!みやぎです」

 ―宮城県リサイクル認定製品

 私たちの生活は、経済の発展とともに大変豊かになりました。 しかし一方で、日常生活や事業活動によって出される「ゴミ」の量は年々増加し、環境などにさまざまな問題が生じています。宮城県でも依然としてゴミの量が増加傾向にあり、より一層のゴミの減量化への対応が望まれています。

  そこで、県では廃棄物を利用して作られた製品の普及拡大を図り、廃棄物の有効利用とリサイクル産業を育成するため、「宮城県廃棄物再生資源利用製品」の認定制度をもうけています。 今日は、その認定を受けた製品をご紹介します。

  鹿島台町(まち)にある「丹秀工務店」の工場では、ペットボトルや発砲スチロールなどを 使って、廃プラスチック類再利用資材、『ペットストーン』をつくっています。 『ペットストーン』は回収された廃棄プラスチックを粉砕し、溶かした後、再び固めて作ります。
  見た目は「砂利石」そのものの『ペットストーン』は石の代替品として土木・建築資材に再利用されます。

  また、この製品はプラスチック類なので、もう一度石油に戻すことが可能です。 加工すれば、燃料として再び利用できる点も注目されています。

○丹秀工務店 環境事業部 山田幸治さん
  「建築業の他にもう一つ柱になるものを模索しておりまして、その時に廃プラスチックのリサイクル『ペットストーン』に出会うことが出来ました。現在、日本では砕石が不足しておりまして海外から砂利を輸入しているのが現状であります。それであれば『ペットストーン』という石の代替品として使える物を使っていったらいいんじゃないかということがありました。」

  申請を受けると県では工場を訪問し、製品が要件に適しているかどうか確認します。 作られている製品が廃棄物を利用していても、工場や製造過程などが環境に配慮されていない場合、県は認定しないこともあります。

  認定の申請は随時受け付けています。今月認定された製品は『ペットストーン』のほかに、ご覧のトイレットペーパーやポリ袋など3種類になります。このような「宮城県廃棄物再生資源利用製品」に指定されると、認定マークを表示することができます。宮城県オリジナルのエコマークとして多くの県民の皆さんに知ってもらい、様々な製品が認定され、資源が再利用されるよう、県では多くの企業に呼び掛けています。

○県庁廃棄物対策課 遠藤佳貴さん
  「最近リサイクルへの関心も高まり、分別回収も進んでいますが、集められた資源が製品化され利用されないとリサイクルは拡大していきません。そこで宮城県では認定制度を創設しまして、一定の基準を満たしたリサイクル製品を認定し、そのPRに努めていくことにしています。リサイクル製品を開発されている皆さんは、どうぞ当課まで申請していただきますようお願いします。」

  宮城県の平成9年度のリサイクル率は16.8%で全国6位でした。限りある資源を無駄なく使うためにもゴミのリサイクルは欠かせません。
  人と自然が共生する、快適な宮城の環境を守り、つぎの世代に引き継ぐため、みなさんのご理解とご協力をお願いします。

認定制度について詳しくは、県庁廃棄物対策課までお問い合わせください。
電話022-211-2688
ホームページwww.pref.miyagi.jp/haitai

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

 このあいだキューバに行ってきました。ご存じだと思いますがキューバはメキシコの近くにあり、カリブ海の中にある小さな島国です。ここ40年間キューバは社会主義をすすめてきましたが、10年前の旧ソ連の崩壊がキューバに大きな打撃をあたえました。
 私がキューバを旅して一番感心したのは農村や漁村での教育や医療のレベルの高さと自給自足率のレベルの高さです。それにゴミのなさ。物がないからゴミがでないと言えるでしょうが、一般家庭から見事にゴミが出ないんです。
  キューバに行ってゴミ・消費・社会のあり方、いろいろ考えさせられました。資本主義をすすめてる国では大きな打撃をうけない限りは、今の消費やゴミの量はそんなに急には減らないと思います。消費を減らすことによってゴミ問題を多少改善できるでしょうが、やはりリサイクル技術、開発、普及はとっても大事だと思います。それにわれわれ県民のリサイクルへの認識や支持も高めなければならないのではないでしょうか。

3 県からのお知らせ

(1) グリーンピア岩沼 〜秋のイベント情報〜

 グリーンピア岩沼では、秋の行楽にぴったりの「いも煮」と「バーベキュー」を実施しています。 「いも煮」の料金は、おひとり1800円、「バーベキュー」は、2500円です。 材料や道具はすべて揃えてありますので、手ぶらでお越しいただけます。 詳しくはグリーンピア岩沼までお問い合わせ下さい。

グリーンピア岩沼 「いも煮」「バーベキュー」予約受付中!
「いも煮」     大人:1800円 こども:1300円
「バーベキュー」  大人:2500円 こども:2000円
        ※送迎バスあり
●問合せ先 グリーンピア岩沼  電話0223−24−4455

(2) 高齢者総合相談のご案内

県が開設している高齢者総合相談の窓口をご案内します。 宮城県高齢者総合相談センターでは、暮らし、健康、介護、介護機器、痴呆、法律、税金、年金住宅改造など、高齢者やご家族のさまざまな悩み・心配ごとに、専門の相談員がお答えします。 相談は無料です。ご覧のところまで電話または手紙で気軽にご相談してください。

≪高齢者総合相談≫
月曜〜金曜  午前9時から午後5時まで
電話番号  022−219−1165

手紙の宛て先
〒981−0915
仙台市青葉区通町1−6−9
県高齢者総合相談センターあて

 


 
 
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