HOMEアンの風にのってバックナンバー00年10月14日放送分

アンの風にのって
毎週土曜 午前9:30〜9:45

放送内容

10月14日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

 ―角田市「押忍!空手で世界制覇」

 みなさん、おはようございます。今日の「もの語り・みやぎ」は、わたし『黒帯』が、 とっても強〜い一人の女性教師をご紹介します。
 女性は昔から強いって?いやいや今日の女性はほんと強いんですって。

 こちら本日の主役、藤岡映里さん。 今年の春に念願の体育教師になったばかり。まだまだ初々しさが残ってますね。

 藤岡さんは角田女子校に勤めているんですが、大阪出身ということもあり、 関西弁はもちろん、持ち前の明るい性格もあってか、職員室や生徒の間では評判の先生です。

 でも、いったい彼女の何が強いんだろうと、思っている方も多いことでしょう。 実は彼女、ある競技の世界では知らない人はいないくらいの大物選手なんです。

○角田女子高校 北村嘉男校長
 「教員としての仕事と、それから現役の選手としての練習と両方あって大変だとは思います。でも、私たちから見ますと屈託がなくて、のびのびと仕事をなさっているなというふうにはみておりますけれども。」

 藤岡さんが入っていったのは武道館。そう!気付いた方もいるでしょう。 実は藤岡さん、現役の空手選手だったんです。

 藤岡さんは、角田女子高校空手部で、現役の選手の視点から 生徒たちに空手の面白さや、厳しさを教えています。

 胸に大きく描かれた日の丸は、彼女の強さの証です。 幼いころ、兄弟がやっていた空手を見てはじめたのがきっかけでした。 空手をはじめ、その隠れた才能を発揮し、みるみる実力をつけてきた藤岡さん。 今では日本女子空手の階級別でトップの座に位置します。
 そして、数々の世界大会でも優勝を勝ち取り、 団体戦では大将をつとめるなど、日本チームの優勝に大きく貢献しました。

 翌日の大会を前に、1年生の部員が『形』を見てもらっています。 なんだか、笑みがこぼれていますが… どうですか?1年生の仕上がりは?

○部員
 「友達みたいな感じなんですけど、厳しい時もやっぱりあるんですけど、その中に面白いこととか、なんか考えて言ってくれるんですよ。」
 「すっごい面白い先生です。練習の中ではやっぱり、よく見てて、すごい的確に指導してくれる。すぐ、悪いところとか見つけて、すごいな〜と思ってます。」

 世界トップクラスの選手に教えてもらえるなんて、ほんと、うらやましいですね。 生徒たちも間近で『本物』の技を目にしながら、真剣な表情で練習に打ち込んでいます。 藤岡さんも空手の魅力を生徒たちに伝えようと熱心に練習に取り組みます。

○藤岡映里さん
 「相手がいて、駆け引きがあって、そういう気と気のぶつかり合いがあって、目に見えないもので勝負しているっていうところが奥深くて、深く追求してしまうっていうところですかね。」

 熱心に生徒たちの指導にあたる藤岡さんは、近々行われる世界大会に向けて 自分の練習にも取り組んでいて、海外での強化練習への参加など忙しい毎日です。

○藤岡映里さん
 「無差別級のほうで今回選ばれているので、不利というか難しいと思うんですけど、気持ちで負けないように思いきって試合できたらいいと思いますね。それが結果につながってくれれば、なおさらいいと思いますけど。」

 角田女子高校空手部監督 藤岡映里さん。関西弁が似合う、明るい、友だちのような先生でした。 しかし、その素顔は世界を相手に戦う、日本のホープ。力づよく、空手で世界制覇を目指します。

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

 藤岡先生はかっこいい先生だと思いませんか。彼女は人を引き付ける魅力をもって、彼女の所に弟子入りしたらきっと空手の技術が身につけられるうえに、なんか精神の面においてもいろんな扉が開けるような感じがします。
 教育現場に携わっている人間として感心したのは藤岡先生は選手として学校の外で選手としてきちんと実績を作っています。その先生が学生たちの前で厳しい面とやさしい面をうまいバランスで接していることです。
 ところで皆さんは印象に残っている先生はいますか。私にとっては印象深い先生は小学校4年生の先生です。そのGRAFF先生から学んだのは夢に向う大切さです。それに夢に向っている時、転んでも諦めないでまたそこで立ち上がって、その夢に向い続ける勇気を与えてくれました。GRAFF先生のような教師と出会えて私は本当にラッキーだと思います。藤岡先生もまた角田女子校の生徒に貴重な刺激、影響を与えるでしょう。


2 「ハイ!みやぎです」

 ―モノづくりふれあい教室

 近年、小中学校の教育現場でもコンピュータが取り入れられています。 子供たちは、目で見て触って好奇心を抱き、様々な情報を吸収していきます。 時代の変化に驚かれる方も多いのではないでしょうか。
 しかし一方で、かつて日本の高度成長を支えた製造業の工場は海外へ移転しモノづくりの現場を見学したり、体験する機会は減っています。

 そこで宮城県では子供たちに技能・技術の重要性を体験を通して学んでもらおうと 各地で『モノづくりふれあい教室』を開いています。 木工、板金、畳など全部で7つの職種の体験教室があり、この日は電子回路ロボットの工作教室が白石市立小原(おばら)中学校で行なわれました。

 講師は宮城県を中心に活動している「メカトロで遊ぶ会」の皆さんです。 大学の教員や企業の研究者などで構成され、その道のスペシャリストばかりです。

 体験教室には全生徒が参加しました。普段はロボット工作などやったこともない女子生徒たちも 悪戦苦闘しながら、講師の先生たちと一緒に作っています。

○生徒
 「なんつうか、自分機械好きだから、作るのも好きだし、そういうところがやってて楽しいです。外側はいいんだけど、中はどうも難しそうな気がしないでもないですよ。」

 『モノづくりふれあい教室』ではただ工作するだけでなく、ロボットがどんな仕組みで どうして動くのか、生徒たちに疑問や興味を持ってもらうことが目的でもあります。

 家で何気なく使っているものがロボットと同じ仕組みで出来ていたり、 ちょっとした設定で自分の作ったロボットが違う動きをしたりと 生徒たちは様々な発見をしました。

○「メカトロで遊ぶ会」会長 岩本正敏さん
 「工場とか、もの作りの場に子供達が出入りするのが難しくなってきている現状で、我々エンジニアと子供達がワークショップを通して一緒に物づくりについて考えるようなことを期待してやっております。」

○白石市立小原中学校 日下 孝教頭
 「子供達はロボットなんてなかなか普段ふれ合う機会なんてないもんですから、新しい物っていうことで今回も非常に楽しみにしてたようですね。これで終わりではなくて、これからこれを授業に使っていって、絵を描かせたりとか、あとロボットコンテストなんかに参加したりとか目標がありますので、そちらの方でやっていければいいなと思っていますけれども。」

 ロボットを自分の手で一から組み立てていくことで、生徒たちはその仕組みを知り、 モノづくりの楽しさや難しさを学びました。興味を持つ生徒もいれば、苦手な生徒もいます。 しかし、モノづくりの現場に触れる機会がなければそれも生まれません。 このような体験は、生徒たちに将来の夢や目標を発見するチャンスを与えるうえでも 重要になっていくのではないでしょうか。

 さらに県では情報化時代を担う人材育成を目指し、来年4月白石市に高等技術専門校を開校します。充実した実習環境で情報通信や情報処理などの技術を学ぶことができます。 詳しくはご覧のところまでお問い合わせ下さい。
  (問:県庁産業人材育成課 電話022-211-2762)

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

 モノづくりふれあい教室はなかなか面白いですね。紙の上でただ考えるだけの受け身の教育ではなくて、身を持って体験して学んでいくことです。教育方法を多様化することによって子供達がそれぞれ持ってる才能とか可能性をより引き出せると思います。その意味ではこれは大変有意義な教室ではないでしょうか。


3 県からのお知らせ

(1) ごみ減量化・リサイクルの推進

  県民一人あたりが出すゴミの量は、一日で1キログラムを超えています。 増え続けるゴミを減らすには、皆さんが今すぐできることから実行していただく必要があります。 例えば、買い物袋を持参したり、詰め換え用の商品やリサイクル製品を利用したり、品物の包装を簡単にするなど、生活習慣を見直し、ゴミの減量と資源のリサイクルに御協力願います。

(2) 「中国吉林省書道展」開催のお知らせ

 今月19日から宮城県美術館で開催される「吉林省書道展」のご案内です。 宮城県と友好関係にある中国の吉林省から届いた「書」、約50点のほか、県芸術協会会員の作品や一般の方から応募いただいた「吉林省の思い出」などが展示されます。21日には、吉林省の書道家本人による作品解説なども予定されています。「書」の源流と言われる中国の作品の数々をぜひご覧ください。

「中国吉林省書道展」
■ 期 間 10月19日(木)〜25日(水)
※23日(月)は休館
■ 会 場 宮城県美術館 県民ギャラリー
■ 入場料 無 料
■「吉林省書道解説」 10月21日(土)午前10時15分から

 
 
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