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11月4日(土)
1 「もの語り・みやぎ」
―北上町「神楽を舞って」
みなさん、おはようございます。今日の「もの語り・みやぎ」は、 わたし、『姫面(ひめおもて)』が皆さんに、伝統を受け継ぐ1人の若者をご紹介します。
太鼓と笛の音が鳴り響くなか、真剣に踊りの稽古をしている若者がいます。 彼がいま踊っているのは日本の伝統芸能「神楽」です。 神楽とは神社など神前で踊る舞楽のことで、その起源は平安時代といわれています。
彼も伝統を受け継ぐ1人として、こうして熱心に稽古に打ち込みます。
若者は北上町農業協同組合に勤めています。佐藤浩さん25歳。 勤務して7年目の佐藤さんは農協の購買部で家畜の飼料販売を担当しています。
神楽を華麗に舞うように仕事もテキパキとこなす佐藤さんは、ごく普通の真面目な若者です。
祭りの時期が近づくと神楽の稽古が地元の公民館で行なわれます。 佐藤さんも仕事を終えた後、神楽の稽古に参加します。 この日は、地元の中学生も参加しました。お母さんたちも手伝って、準備が進められていますね。
北上町に伝わる神楽は「女川法印神楽」というもので、 保存会のメンバー13人ほどでその伝統を守っています。佐藤さんもその1人です。 そして毎年、春と秋になると地元はもちろん隣町など15ケ所ほどで、神楽を神社に奉納します。
いま踊っているのが『初矢』という演目で、神楽の基本とされるものです。 中学生の頃、同じように神楽を習い始めた佐藤さんも、今では手本になるまで上達しました。
神楽は1つの演目をおよそ20分から30分かけて踊ります。 厳粛な中にも躍動感あふれる力強い踊りに、 思わず見とれてしまい、時間の過ぎるのも忘れてしまいます。
先月10月25日に河北町長面で神楽の奉納が行なわれました。 もちろん、そこには佐藤さんたち「女川法印神楽保存会」のみなさんの姿もありました。
この夜、全部で5つの演目が披露されるのですが、 佐藤さんは、なんと一番最後の『おおとり』を任されているんです。 出番を前に、緊張の面持ちですね。私、『姫面』もそろそろ出番が近づいてきました。
先輩からのアドバイスをうけ、いよいよ出番です。 今から踊る演目の見せ場は、私、『姫面』が化けてしまうところなんです。 佐藤さんも私と同じように変身してしまいますので、よ〜くご覧下さい。
○佐藤浩さん
「みんなに顔が知られてるって言うことが一番嬉しいですね。いっぱい人が来るし、その中で酔っぱらった人たちもいっぱいいて、まぁ、それ全体がお祭りなんでそういうのを楽しいで、自分も踊って楽しいでって感じですかね。」
○女川法印神楽保存会会長 今野三千雄さん
「高校卒業して今は(佐藤さんが)農協に就職してるんですが、非常に組合員の評判もいいし、一生懸命働いて、そして神楽も毎年一生懸命練習してるというふうで、神楽を習ったせいでそうなったのかなと私はそう思ってますけどね。」
小さい頃から目の当たりにしてきた神楽。 その魅力にとりつかれ、受け継いだ少年は今では立派に成長しました。 そして伝統を守る者から伝える者へと成熟し、力強く踊り続けていくことでしょう。
||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||
北上町で随分盛り上がったようですね。 外国からの留学生にとって日本を理解するのに決まったメニューとして、生け花、文楽、歌舞伎のようなものを見たり体験したりします。自分も全部ひととおり学習してみました。入口は見ましたが日本を分かったという気分にはなりませんでした。そこで日本の農村や漁村社会研究をしはじめて、様々な日本の文化体験をトライしてみました。その中の一つは神楽でした。その時初めて日本文化が私の心をギュウッとつかみました。もう完全にはまってしまいました。自分の性格でしょうが、なぜ神楽が好きかと言うと単純に言えば人間くささがそこにあるからです。
2 「ハイ!みやぎです」
―動物愛護〜飼い主の責任と義務〜
ペットは私たちに安らぎを与えてくれる家族同様の存在です。しかし、動物を飼うことは同時に飼い主としての責任や義務が生じることを忘れてはいけません。ただ世話をするだけではなく、命あるのものとして愛し、生涯つき合っていくパートナーとして考えることが必要です。
○犬の飼い主インタビュー「Q.ペットについて…」
「犬のいない生活が考えられないっていうか、今のところそうですね。」
「子供よりも存在感があるっていうか、子供はある程度大きくなったらほっといても勝手に大きくなるけど、犬は死ぬま世話してあげなきゃいけないから、そういうところが違いますかね。」
「人間の本意で飼うから、犬は可哀想かなって最初思ったんですよ。だから、いろんなペットショップをまわって、一人暮らしで飼うっていうことはどういうことなのかなっていろいろ聞いて
そういうところは、親とかにも相談したりもしました。」
ところで皆さんは、動物の飼い方について法律で定められていることをご存じですか。 その法律が改正され来月から飼い主の責任がより大きくなります。
主な内容はご覧のようになります。
動物の愛護・管理に関する法律 (主なポイント)
○責任を持って最後まで飼い続ける
○動物に名札などをつけて飼い主を明記する
○周囲の生活環境への配慮
○虐待行為の禁止(罰則の強化)
一方、無責任な飼い主が動物を放棄するという問題もあります。 なつかない、病気にかかった、引っ越し先で飼えないなどの理由からです。 昨年度1年間で4200匹の犬と8000匹の猫が県と仙台市の施設に運び込まれました。
運び込まれた犬や猫のほとんどは残念ながら処分されます。このような、悲しい現実を避けるには、飼い主が基本的なルールやマナーを守り責任をもって飼うことが何より大切です。
富谷町にある県の動物愛護センターでは、身近な動物に対する正しい理解をもち、 子供たちに動物を愛する心を育んでもらうために動物ふれあい教室を開催しています。
この日は、大和町の保育園児60名ほどが参加しました。 普段動物とふれあう機会が少ない子供たちも、動物の抱き方や接し方を聞きながら少しずつ慣れていきます。
このように動物と人間がうまくつき合っていくためには、 動物のことをきちんと理解し正しい接し方をする必要があります。 特に犬については、習性を理解した上でしつけをきちんとして飼うことが大切です。
○宮城県動物愛護センター 小野聡美さん
「しつけっていうのは社会の中で周囲に迷惑をかけない。きちん周囲のこと思いやって生活をしていくために必要っていうことなので、常に犬をわきに近付けて歩く必要はないんですけれども、やっぱり人込みの中を歩く時や、向こうから小さいお子さんが来たという時はなるべく、より自分の近くに寄せて歩くことが大事です。それで、なかなか人間っていうのはほめるのを忘れがちなんですね。例えばおすわりとかして、おすわりをしておとなしくしていればそれで当然としてしまいがちなんですけども、きちんとおりこうさんにしてたら、おりこうねってタイミングよくほめてあげる。それが大切だと思います。」
ペットとの関係で何よりも大切なのは、飼い主が動物の習性を良く理解し、 深い愛情と、責任を持って飼うことです。ペットは飼い主を選べません。
動物との生活をいかに楽しいものにするか…それは飼い主の心がけ次第なのです。
今日ご紹介した内容は、県政だより11月号に詳しく掲載されていますのでご覧下さい。 また、県の保健所でも相談に応じています。
||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||
動物は同じ生き物だからかわいいからといって、人間のエゴで動物を飼うのは正直いってちょっとひっかかるところがあります。動物と一生つきあうという気持ちで飼えば、ゴミと同じような感覚で動物を捨てるという行為はなくなるんじゃないかなと思います。
3 県からのお知らせ
| (1) 秀作美術展の開催 |
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宮城県在住または宮城県ゆかりの優れた芸術家の全国展入選作や、個展の話題作などを一堂に集めた「みやぎ秀作美術展2000」が、今月7日から12日まで、仙台駅北側「アエル」5階で、今月16日から26日まで、気仙沼リアス・アーク美術館で開催されます。
絵画・書・彫刻・工芸・写真5部門93点の作品が展示されます。異なる分野の作品を集めた美術展は珍しく、鑑賞機会の限られる作品の展示もありますので、是非この機会にご覧下さい。入場料は300円、ただし高校生以下は無料です。また、仙台会場では「平成11年度宮城県芸術選奨 受賞者作品展」も併せて開催されます。
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<みやぎ秀作美術展2000>
優れた絵画・書・彫刻・工芸・写真ほか
◆仙台展11/7〜12
仙台駅北側の「アエル」5階ホール
◆気仙沼展11/16〜26(20,21,24日は休館)
気仙沼リアス・アーク美術館
入場料300円 ※高校生以下無料
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