HOMEアンの風にのってバックナンバー00年12月2日放送分

アンの風にのって
毎週土曜 午前9:30〜9:45

放送内容

12月2日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

 ―花山村『花月人形劇座』

 みなさん、おはようございます。今日の「もの語り・みやぎ」は、 わたし『大黒』が皆さんに、とっても愉快な民族芸能をご紹介します。 どうか最後までおつき合い下さ〜い。

 私は昭和の初めに、ここ花山村で生まれました。

 そして、私の大切な相方が村の教育委員会に勤めているんですが〜あっ、いたいた。 ご紹介します。狩野文秋さんです。狩野さんとは小さい頃からの付き合いで、 特に狩野さんの親父さんからはいろいろとお世話になりました。 えっ、どんな仲だって?それは後においといて…
 ほら、狩野さんどこかに出かけますよ。

 狩野さんは、毎日3回、村の小学校や幼稚園の子供達をスクールバスで送迎しています。 昔に比べると子供達の数が減ってきているとはいえ、いつの時代も子供は元気ですね。

 そんな子供達も家に帰った夜7時。
 なにやら村の男たちが一人、また一人と集まってきました。

 実はここ、狩野さんの自宅なんですが人数が揃ったと思うや否や、 手際よく何かの準備を始めました。黙々と準備をする男たち。一体何が始まるのでしょうか。

 どうやら、出来上がったみたいです。幕の向こうを除いてみると…
 お〜っと見てはいけない男たちの世界か〜?。
 ではなくて、実は狩野さんたち、村に伝わる指人形芝居の練習を始めるところだったんです。

 人形は衣装から小物まで、全て手作りで、とても個性的な顔をしています。 箱の中に眠っている私の仲間を含めると、ゆうに、50体はいるんですよ。

 そして、私たちが踊る指人形芝居は『花月人形劇』といって村の無形民族文化財に指定されています。踊りも唄もとっても賑やかで、村の祭やめでたい席で披露されるんです。

 『花月人形劇』は昭和33年、村がダムの底に沈むまでは盛んに演じられていました。 しかし、ダムの完成とともに集落が分散しいったんは途絶えてしまったのです。

 それから20年ほど経った昭和50年頃。 狩野さんの父、秋男さんが仲間数人で復活させ、村に再び賑やかなお囃子が戻ってきました。 秋男さんは現在、体調を崩して練習には参加していませんが 座員11人、息子の文秋さんを中心に活動を行なっています。

  狩野さんとの絶妙なコンビネーションがおりなす、この『舞い』はどうですか? みんなでお互いにアドバイスをしながら練習していくんですよ。

○座員インタビュー
 「たまたま狩野さんの家のおじいさんが人形芝居をやっているというのがあったもんですから、じゃあなんとか自分達も(人形芝居を)やって伝統を後世に残していきたいなと思ったんです。それで、みんなでやってみようかということになったんです。でも、手とり足とり教えてくれる人がいないもんで、本当に自分達も見よう見まねなんですよね。地元の子供達も今、これを見たことない子供達がいっぱいいるもんですから、やっぱりみんなびっくりするわけですよね。『ワァ〜すごいいんだな〜』って。一人でも二人でも興味を持っていただければいいのかな、と思っていますけどね。」

○狩野文秋さんインタビュー
 「みんなと一緒にワイワイ騒いで覚えていくっていうのが一番楽しいですね。年齢も近い人たちばっかりですんで、お互いに好きなことをいいながら覚えていくっていうのがいいですね。何の場面でもいいんですけども、(芝居の)終わりじゃなくて途中で拍手をもらえるような芝居を演じてみたいですね。」

 今日の「もの語り・みやぎ」は 花山村で楽しい指人形芝居を守る『花月人形劇座』の男たちをご紹介しました。 それでは、今日はこのへんで。さよ〜なら〜。

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

  VTRをみて思わず自分の子供の頃を思い出しました。父の実家は牧場で、毎年、手伝いに行きました。テレビのような娯楽のない所だったので夜になると時間はたくさんありました。そこで自分で遊びを作らなければならなかったのです。その遊びのおかげで、考えてみれば昼間の辛い農作業をのりきることができたんじゃないかなと思います。
 都会に住めば、娯楽はたくさんあって自ら求めなくてもいいんです。しかし、都会を離れれば、自分達で楽しみを見つけなければなりません。常にクリエイティブであることが求められます。その意味では花山村の男性たちも素晴らしいクリエイターたちですね。


2 「ハイ!みやぎです」

 ―公職選挙法『寄附の禁止』

 私たちの暮らしの中の公共サービスは、国会や自治体の議会において決められます。この議会が国や自治体の民主政治の基礎であるといえます。この民主政治は有権者が自分達の代表を自由な意志で公正に選ぶ『選挙』によって発展してきました。
 皆さんは選挙にどんな意識をお持ちですか?今日は日常生活の中で選挙に関する注意点。公職選挙法で定められている『寄附の禁止』を取り上げてみます。

寄附の禁止Case-1
  有権者が政治家に地域の行事への寄附や差し入れを求めることは禁止されています。

県選挙管理委員会事務局 宍戸秀一さん
 「政治家が選挙区内の有権者に寄附することはもちろん法律で禁止されていますが、有権者が 選挙区内の政治家に対し、寄附の勧誘や要求をすることも法律で禁止されています。」

寄附の禁止Case-2
 病気見舞いの金品など社交の範囲であっても政治家が有権者に渡すことは寄附禁止の対象となります。

県選挙管理委員会事務局 宍戸秀一さん
 「政治家が選挙区内の人に、お金や物を贈る寄附は政治団体や親族に対するものなど、いくつかの例外を除けばどのような目的であっても、またそれが通常一般の社交の範囲であっても法律で禁止されていますのでご注意下さい。」

 例えば、冠婚葬祭や地域のイベントなど、こんな時、こんな場合も寄附禁止の対象となります。
○地域の行事やスポーツ大会への飲食物の差入れ
○葬式の花輪、供花
○お中元やお歳暮
○入学祝・卒業祝

 県では違法な『寄附は贈らない』『求めない』『受け取らない』の三ない運動を実施しています。
 公正な選挙を維持するためには、政治家の方々に限らず有権者にも法律で定められた決まりを守り、きちんとした対応をすることが求められます。くれぐれも安易な気持ちで政治家に寄附を求めたり、受け取らないようにして下さい。

 寄附禁止のルールを守って、明るい選挙の実現にご協力願います。

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

 政治家をつくるのは国民だと思います。政治家を選んで育てていくことは国民の意識が問われることだと言えるでしょう。もちろん政治家には責任はあります。しかし、国民の意識を高めることも同時に大切なのではないでしょうか。

3 県からのお知らせ

1. 「乳幼児突然死症候群」対策

 「乳幼児突然死症候群」という病気があります。この病気は,元気な赤ちゃんが、 眠っているときに何の前触れもなく突然死んでしまう病気です。原因は解明されていませんが、次のことに留意することで、この病気の発生を減らすことができます。

◎赤ちゃんを寝かせるときは、あお向け寝にしましょう。 ただし医学上の理由から、うつぶせ寝を勧められている場合は、医師の指導を守ってください。
◎妊娠中も含め、赤ちゃんのまわりでは、タバコを吸わないようにしましょう。
◎母乳が良いことは、よく知られています。できるだけ母乳で育てましょう。

2. 「インフルエンザ」の予防

 インフルエンザは、くしゃみ、せき、鼻水など風邪と同じ症状を引き起こしますが、急激に38度以上の高熱になることが特徴です。インフルエンザの感染を予防するために、こまめにうがいをする、人込みを避ける、外出の際はマスクを着用する、十分な睡眠と栄養をとることなどを心がけて下さい。予防接種については、医師とよく相談してください。

寒〜い この季節
インフルエンザにご注意!

= 感染予防のポイント =
○うがい・手洗い  ○人込みを避ける
○マスク着用○十分な睡眠と栄養摂取

 


 
 
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