HOMEアンの風にのってバックナンバー01年3月10日放送分

アンの風にのって
毎週土曜 午前9:30〜9:45

放送内容

3月10日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

 ―石巻市 女房とともに…『海の男』

 みなさん、おはようございます。今日の「もの語り・みやぎ」は、 わたしカキが、私を立派に育ててくれた、元気なおじいさんとおばあさんをご紹介します。

  早朝5時。まだ辺りは真っ暗です。 石巻市クルミ浜の木村長人(ながと)さんは長年、夫婦2人でカキ養殖業を営んできました。 今日も朝早く、自宅裏のクルミ浜から仕事場へ出かけます。20年間続けてきた生活です。

  新鮮なカキをたくさんの人に届けるために、暗いうちから仕事は始まるのです。
  長人さんたちがやってきたのは、船ですぐの、石巻漁協「共同カキむき作業場」です。
  1かご30kgはある、カキの入ったかごを軽々と持ち上げる長人さんは、 実は、大正9年生まれの82歳。とても、そうは見えませんよね。

  中では、既にたくさんのむきこさんたちが仕事を始めています。 長人さんも中に入って、奥さんと一緒にむいてます。 長人さんたちは漁協のなかでも一番、高齢で、カキむきの腕前はピカイチなんです。

  明るくなると、長人さんは、カキを引き上げるため、カキの養殖棚まで船を走らせます。 カキ養殖は冬が本番!寒いってなんか言ってられないんですよ〜。

  1つの網に60kgものカキがくっついているので、こうやって機械で引き上げるんです。 海から引き上げられたカキは、海水で汚れを落とされ、カキむき場に運ばれます。

○木村長人さん
  「おばあさんがいっから続けられるんでないべが。やっぱり、ばあさんの強力なけりゃ、これはできないがらね。一人ではなにもかにもっていうわけにはいがねがら。ばあさんの力があっし、あど、組合のグループだどが、そういう人たちの援助があっからできんでないがなと思ってね、感謝はしてんの、みんなさ。」

  浜に戻ると、再び長人さんはカキをむき始めます。 こうして朝5時から午後3時まで、水揚げ以外は奥さんと一緒にむき続けます。 1日に20kgむけば一人前といわれるなかで木村さんたちは1人で30〜40kgもむくんですよ。 慣れた手付きで、どんどんむいていきます。カキももう山盛りです。

  お昼がまわって、みなさん、ひと段落って感じですね。 長人さんたちも、寒いなか朝早くからお疲れ様です。

○仲間インタビュー
  「長人さんをみんな模範として。だからなかなか俺たちもやめかねているわけだ。ライバルだ。」
  「もう頑張ってますね。毎日毎日。仲がよくて。うらやましいくらいです。」
  「二人でやっぱり協力してっから頑張ってますね。カキをたべて。何言っても自分が作ったものを食べなきゃ、ああいうふうに丈夫になんねんだもん。」

  長人さんの元気は、海とカキのパワー。でも、何と言っても一番の秘けつは、 長年付き添ってきた『おばあさん』ですよね。

○妻 はるみさん
  「結局自分の仕事だからね。子供達は皆、遠くさ出て、私とおじいさんだけだから。結局がんばんなきゃいげないんだよ。(おじいさんは)文句も言わないし、2人3脚ってとこですかね。だれも頼る人いないから。やっぱり、おじいさんしか頼る人がいないから。」

  夫婦2人3脚で歩んできた木村長人さん。 その元気の秘けつは、海とカキとおばあさんにありました。 クルミ浜の元気なおじいさんは今日も海に出ていきます。

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

 1日平均一人で30キロくらい、およそ4〜5千個のカキをむくというのは想像つかない量ですね。私は生かきが大好きで、冬はいつも待ち遠しいです。でも、カキ養殖の現場を見ると、われわれ消費者の舌の贅沢を満足させるために、現場の人々が寒い中でどれほど頑張っているか感心します。また、カキは養殖なので本当は何時でも沖に出てとれるはずですけど、陸の消費時間に間に合うように日の出前に出かけなければなりません。
 それにしても木村長人さんとはるみさんは何という、ロマンチックで素敵なカップルだと思いませんか。また女性として長人さんの『海の男』らしさには惚れてしまいそうです。
 漁業をはじめ、第一次産業の現場を訪ねる度に感じることは、何より夫婦の絆が強いとことです。長人さんとはるみさんの顔を見て、人生は人間の顔に出ると感じました。彼らのような美しい顔になれる人生をおくりたいです。



2 「ハイ!みやぎです」

 ―始まります!家電リサイクル Part2

 ゴミの問題は私たちの毎日の生活と関わりの深い重要な問題です。しかし環境問題、資源の枯渇を考える上でこれからは資源循環型の社会に転換していかなければなりません。

  最近では、ペットボトルや、空き瓶など容器包装に関する多くのものがリサイクルされはじめました。しかし、私たちの家庭から出される使用済みの家電製品はリサイクル可能な資源を多く含んでいるのにもかかわらず、収集に手間がかかったり、処理施設が少ないなどの理由から、その大部分が埋め立てられてきました。

  そこで4月から一部の家電製品のリサイクルが始まります!。
  今日は、家電リサイクルの対象となるテレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機を4月からどのように処分するのか、分かりやすくご紹介します。

=電気屋の店先=
主婦
 「今度、うちのテレビも新しいのに買い替えようと思ってるんだけど、古いテレビってどうやって処分するんですか?」
電気屋
  「そうそう奥さん、今日からねテレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機もリサイクルされるんですよ。今度配達する時に、古いテレビは引き取りますよ。でもね、リサイクルにかかる費用を負担してもらいますからね。」

  消費者は不要になった家電製品を処分する場合
(1)収集・運搬するための料金 と
(2)リサイクルするための料金 を負担しなければなりません。

 消費者の負担料金はご覧のようになりますが、小売店やメーカーにより多少違ってきますので、詳しくは小売店にご確認下さい。

=負担料金表(目安)=
冷蔵庫 4600円
洗濯機 2400円
テレビ 2700円
エアコン3500円
  +収集運搬費用

 運搬経費とリサイクル経費を支払うと販売店から「家電リサイクル券」の控えをもらいます。 この券により引き渡した使用済みの家電製品のリサイクル状況を後で確認することができます。

 買い替えないけれども、古くなった家電製品を処分したい場合は、その製品を販売した販売店へ引き渡すことになります。電話などで引取りの依頼をして下さい。しかし、この時、購入した店がなくなっていたり、県外の店で買ったなどの場合は、お住まいの市町村にお問い合わせ下さい。

 こうして、消費者から回収された使用済家電製品は、販売店から県内12ケ所の一時保管場所に集められ、鴬沢町のリサイクル工場に運び込まれます。

 皆さんから引き取った家電製品はリサイクル工場に運ばれ分解されます。 回収された家電製品から資源がリサイクルされる割合はご覧のようになります。

=リサイクルされる資源の割合=
エアコン 60%以上
テレビ  55%以上
冷蔵庫  50%以上
洗濯機  50%以上

 このように、各製品から再生される鉄、銅、アルミニウム、ガラスなどの資源は、再び私たちの身の回りのものに利用されます。また、エアコンや冷蔵庫の冷媒フロンもあわせて回収され、適切な方法で廃棄されます。リサイクル社会実現のためには、ある程度の負担は避けられないことです。特に電化製品のリサイクルにはコストがかかります。モノを大切にしながら正しくリサイクルし、資源循環型の社会を築いていきましょう。

 家電リサイクルに関する詳しいことは市役所または、 お近くの家電小売店にお問い合わせ下さい。

||||||||||||| アンさんのコメント |||||||||||||

 4年前に宮城に来て初めて新品の電気製品を買いました。その時にちょっと罪悪感を感じました。というのは学生の時代にお金がなかったのでゴミ捨て場やリサイクルショップから電気製品を手にしました。今日考えさせられたのは、リサイクルの前にまず、物を大切にすることは大事ですね。

3 県からのお知らせ

インパク
「田んぼに入ろうチャレンジ!稲作」「めざせキノコづくり名人」
参加者募集中

 インターネット博覧会宮城県パビリオン「田んぼに入ろうチャレンジ!稲作」のコーナーでは、稲作を体験していただく方を募集しています。5月に田植え、9月には稲刈り作業を体験していただきます。田植えをしていただいた稲の生育状況を、刈り取りまでの間、インターネット上でご覧になれます。
 「めざせ キノコづくり名人」コーナーでは椎茸づくり体験の参加者を募集しています。自然にあふれた森の中で、椎茸の菌を木に植え付ける作業を体験したり、椎茸のおいしい料理法などを学ぶことができます。また、椎茸の菌を植え付けた木を自宅に持ち帰り栽培することもできます。詳しくはインターネット博覧会宮城県パビリオンのホームページをご覧下さい。

インターネット博覧会 宮城県パビリオン
ホームページアドレス
http://www.inpaku.go.jp/miyagi/


 
 
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