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| アンの風にのって |
| 毎週土曜日午前9:30〜9:45 |
4月10日(土) 1 「もの語り・みやぎ」 ―大郷町の自然卵 宮城県大郷町の「ファームたぬきざわ」は、広大な自然の中で 放し飼いをしている養鶏場だ。飼われているニワトリは8千羽。 エサは大郷町名産のビタミンCがたっぷりのモロヘイヤにヨー ドたっぷりの乾燥海草をはじめ、かき殻などの自然食。そして、 飲み水は新鮮な地下水を与えている。 食事の後は、広い自然の中を自由に歩き回り、土や草木の根をつ いばみながら、のびのびと暮らしている。このニワトリが産む卵、 なんと一個50円で販売されている。 ここのファームマネージャーの荒磯淳也さんは言う。 「いい商品は高くなる。安全性が大事。鳥にとって一番大事な ことは、健康であること。健康であればいい卵が産まれる。」 ここのニワトリは、1日置きにしか卵を産まない。もっとニワト リを増やせばもっと多くの卵を生産できるのだが、人の手で世話 をするために、これが限界と言う。 ここで産まれた卵は、普段スーパーなどで買う卵とは随分違う。 殻を割って皿に載せると黄身も白身も盛り上がったままだ。その 黄身を指でつまみ上げると、何と壊れもしないで持ち上がる。 言うまでもなく、味も濃い。 ここの卵は、産ませたのではなく、産んでもらった健康な卵。 「ファームたぬきざわ」では地方発送も行っている。 電話番号は、022−359−4933 アンのコメント 一個50円を高いとみるかどうかは人それぞれの問題。 私は長野の農村塾で3年間このようにして卵をつくっていまし た。やはり自然の卵は栄養いっぱいでおいしい。 私はこの50円の卵を高いとは思いません。 2 「ハイ!みやぎです」 ―新しくなった古川農業試験場 宮城県古川農業試験場は、高生産性水田農業技術の開発や低コスト生産技術の確立など宮城県の稲作のさらなる発展を目指して、 3月24日、新築移転した。 これまでに育成された品種は合計34種を数え、「農林17号」 「ささしぐれ」「ササニシキ」最近では「ひとめぼれ」などの 全国的に普及した大品種も誕生している。 3月まで場長の伏見敬四郎さんは、「ここの試験研究の評価は日本一と考える。」と自信のほどを語っている。 移転の基本理念は ○ 土地利用型農業試験研究分野において、時代の変化に即応した先進的で高度な試験研究の拠点となること。 ○ 農業者のニーズに応じた研究課題に取り組むことはもとより、研究成果の公開や農業者等への支援を積極的に展開すること。 ○ 国内外の試験研究機関等との協力関係を強化するとともに、 海外への技術協力や普及等国際協力をすること。 ○農業に対する県民の理解を深めるため、学習の場、憩いの 場として自由に利用できる試験場とすること。 副主任研究員の永野邦明さんは、「まだまだやることはたくさんある。たとえば、ひとめぼれには、病気に弱く倒れやすいという 弱点がある。これを一つ一つ改良していく。また、お酒や冷凍ごはんに合うお米を作るということも必要だ。品種改良には、 時間がかかるが、ここではハウスの中で一年に4回お米を作ったり、沖縄の石垣島にたのんで、年に2、3回お米を作ったりし て改良のスピードを上げている。ここは県の試験場であるが、 国の指定試験地にもなっていて、ここで生まれた品種は全国に 普及する。全国的に貢献している。」 伏見敬四郎さんは語る。「新しい試験場は、県内はもとより、全国から注目されている。消費者ニーズ、生産者ニーズを踏まえて 品種改良、栽培法の研究に取り組んでいく。開かれた試験場として、開放実験室も整備されているので、農家の方をはじめ試験研究で施設を利用していただきたい。」 アンのコメント 国内、国外の農業現場をいろいろ見てきたが、日本の農業技術は、 世界のトップにある。もっとPRすべきだ。 21世紀は食料不足の時代になると言われている。古川農業試験場の研究は、国内ばかりでなく、地球のための重要な研究になっている。 本当にすばらしいことだと思う。 |
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