HOMEアンの風にのってバックナンバー99年5月8日放送分

アンの風にのって
毎週土曜日午前9:30〜9:45


5月8日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

―古川八百屋市

  宮城県古川市の熊野神社境内で、4月から6月の3と7のつく日に八百屋市(やおやまち)と呼ばれる市が開かれています。 この市では地元の人が持ち寄った、野菜や漬物、植木などさまざまな物が売られています。

  この中に今ではあまり目にしなくなった竹細工製品を売って いる渡邉久雄さんがいます。渡邉さんは、祖父の代から3代続く竹細工士で、一輪差しやざる、かご類を主に作って売っています。

  昔は8人の竹細工士が古川にいたそうですが、プラスチック製品の登場で売れ行きが鈍り、今では渡邉さん一人になってしまいました。

 渡邉さん「売れなくてみんながやめてしまった時、八百屋市に行けばなんぼか買ってくれると。」

  八百屋市の歴史はとても古く、戦国時代までさかのぼります。 慶長年間、古川城主・鈴木和泉元信が、経済の安定のために市を起こさせたと伝えられています。

  渡邉さん「長年やっているとね、あのおんちゃんまた来たとか、 あのおばちゃんまた来たとか、元気だね、お互いにね。というのが一番の楽しみだね。売るだけでないのさ。」

  そうです古川八百屋市の良さは、売り買いだけじゃないんです。 一番の売り物は、人情と人情のふれあいなんです。

  お客さん「農家の人に聞けますよね。今、この木を植えて大丈夫ですかとか。それがいい。」 渡邉さん「スーパーにないも のがここにあるんでねえべか。ただ買っていけばそんで終わりっていうんでない。お互いに話し合いながら。」

アンのコメント ― 私は日本の農村の竹細工を、大学時代に研究していたんです。 一度、指導を受けながら竹細工のカゴ作りに挑戦したんですが、やはり失敗しました。竹細工はプロでなければ作れないですね。プラスチックの方が安くていいという考え方もある と思うんですが、竹細工は高いですが長持ちするんです。私は竹細工の自然の香りが好きで使っています。 プラスチックの導入によって、先進国の生活習慣がずい分変わったんですが、このプラスチックに代表される使い捨て文化は行き詰まってきたように思います。そこで、先進国のみなさんの共通の課題の一つは、環境を配慮する消費者文化を見つけなければならないんじゃないか、という気がしてなりません。

2 「ハイ!みやぎです」

―仙台南部道路整備事業

  仙台都市圏は、居住地の郊外化が進んでいます。このため、 郊外から都心部へ自動車が集中して、交通渋滞が激しくなっています。

  また、仙台空港は新ターミナルビル完成や滑走路の3000メートル化などでさらに発展を続けています。仙台港も、東北唯一の「中核国際港湾」の指定を受けるなど、国際拠点としての役割が高まっています。

  このため、更なる道路の整備が急がれています。
仙台南部道路の整備は、東北縦貫自動車道、三陸自動車道、仙台東部道路、仙台北部道路(共用前)と結ぶ高速交通ネットワ ークを確立するために、また将来の新たな都市圏を作るために重要になります。

  仙台南部道路は平成16年に完成予定です。現在、平均時間は、東北縦貫自動車道・仙台南IC―仙台港ICが一般道路使用で 71、 6分。自動車専用道路を利用して28,4分。仙台南部 道路が完成すると、13,7分と大幅に短縮されます。また、仙台空港ICまでは14,8分とこれも大幅に短縮されます。

アンのコメント ― カナダと日本の道路事情を比較してもあまり意味がないと思いますが、日本は本当に見事ですね。

3 「県からのお知らせ」

○ 県民サービス向上委員会への意見募集
 宮城県では、「県民の視点に立った使命・成果・効率重視の宮城県政の再構築」を基本理念に「行政行革推進計画」を策定し、今年度から本格的に取り組んでいます。

 その取り組みの一つとして、新しい窓口「県民サービス向上委員会」を設置しました。

  民間の有識者で構成するこの委員会では、皆さんから寄せられ た県に対する苦情や要望がきちんと対応されているかどうかをチェックし、県の制度や施設などに関する苦情や事業に対する要望を集め、分析し、制度の改善やサービスの向上のための方法を提案していきます。

  また、県の各課や地方機関に、サービス向上のための責任者を 置き、県庁全体でサービス向上に取り組んでいきます。 県政に対するご意見・ご要望をお寄せください。
県民サービス向上委員会 TEL 022−211−3050
FAX 022−211−2297
Eメール gyoukaku@pref.miyagi.jp

 


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