HOMEアンの風にのってバックナンバー99年6月12日放送分

アンの風にのって
毎週土曜日午前9:30〜9:45


6月12日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

―シルバー世帯と一般世帯が住む市営住宅

  宮城県塩釜市の市営大日向(おおひなた)住宅は、県内でも珍しい、シルバー世帯(60歳以上)と一般世帯が一緒に入居している市営住宅です。

  部屋には手すりはもちろんのこと、非常用の呼び出しボタンも付いています。また、家の中での事故を防止するために、床は段差のないバリアフリーとなっています。万が一、車椅子のお世話になっても使えるようにトイレは広く作られています。

  そして一番の自慢は、3階建てなのに設置してあるエレベーターです。本当にお年寄りのことを考えて作られています。

  塩釜市施設課 武田信子係長「高齢者と一般の方々が一緒に生活をして、お互いに助け合って交流をしながら生活できる住宅がこれからは必要ではないかということで作られた住宅なんです。」

  どうしても、歳をとると外に出るのが億劫になる人も多いので 「生活団らん室」が作られています。ここでは、毎週金曜日にお茶会が開かれるほか、お誕生日会などさまざまなイベントが催されます。

  お年寄り女性A「みなさんとこうして集まってお茶会するのがとても楽しいんです。」
  お年寄り女性B「毎朝見回りに来ていただくしね。2〜3日の留守は守ってもらえるので安心して行かれます。」

  お年寄りに頼りにされているのが、生活援助員の須田さんです。毎朝21軒のシルバー世帯を回り、安否や健康状態を確認するほか、一時的な家事のお手伝いや緊急時の対応をします。

  生活援助員 須田玲子さん「高齢化社会になって、一人暮らしの方も多くなってきていますし、そこで不安に思う方もたくさんいると思うんです。その中でいろんな方と交流を持って、一人暮らしでも楽しくすごせるようなお手伝いをするのには、とても大事な仕事ではないかと思っています。」

  きょうも、大日向住宅では笑い声が絶えません。 いつまでも健康に気を付けてお暮らし下さい。

〜 アンのコメント 〜

 みなさんはどうかわかりませんが、私はたまに老後をどういう風に過ごすのかを考えたりします。どこに住むのか、カナダそれとも日本。よく考えたりします。きょうのVTRを見て、老後は塩釜でもいいかもしれないと思ったりしました。

  若い人たちとお年寄りが、団地で一緒に暮らして支えあうという発想は、もともとヨーロッパのものです。最近日本に上陸してまだ日が浅いので、その意味では塩釜は日本のパイオニアワーカーの一人であると言えると思います。

  現代社会では、家庭崩壊が一つの現象として耳にするんですが、 世代崩壊という現象もあるんです。その意味では、この団地でさまざまな世代が暮らすということは、ジェネレーション崩壊ではなくて、ジェネレーション交流、コミュニケーションと健全な社会づくりにつながるんじゃないかと思います。

2 「ハイ!みやぎです」

―環境対策1

  今日のさまざまな環境問題は、私たちの大量生産・大量廃棄型の社会経済活動が原因となっています。
  宮城県が作成した「みやぎエコライフカレンダー」は、月ごとに環境問題に関するテーマを設けて、それぞれの現状や私たちがどう行動すべきか、その行動によってどんな効果があるのかなど、さまざまな情報が掲載されています。

たとえば、家電製品の節約は。

<冷蔵庫>
○ 直射日光やガスコンロの近くを避ける 約12kwh
○ 熱いものを冷ましてから入れる 約 5kwh
○ ドアの開閉を減らす 約 4kwh
○ 物をつめ過ぎない 約 2kwh
このような節約で一ヶ月で490円の節約になります。

<エアコン>
○ 使用を1時間減らす 約29kwh
○ カーテンで窓を覆う 約29kwh
○ 設定を28度以上に 約14kwh
○ フィルターを2週間に1回掃除 約 7kwh
○ 室外機に直射日光を当てない 約 7kwh
このような節約で一ヶ月960円の節約になります。

  地球は水の惑星と言われるほど、水が豊かです。
  しかし、利用できる淡水は地球全体の水の約0.8パーセントしかありません。この限られた水を大切に使っていく必要があります。

  家族4人がシャワーを1人1分間出しっぱなしにすると一ヶ月で、ガス3.4立方メートルで220円・水1.4立方メートルで260円の無駄になります。 お風呂の残り湯を洗濯に使うと1.2立方メートルで220円の節約になります。

  「みやぎエコライフカレンダー」は、このように生活に密着した 環境問題をやさしく解説しています。

  みやぎ生活協同組合 環境活動事務局 田中美恵子さん「みなさん環境問題に関してはすごく関心は持っていらっしゃるんですが、じゃどこから行動したらいいの?という質問をよく受けるんです。このカレンダーには、絵入りですぐできそうなことで、いくらお金が節約できるかまで書いてありますので自分が取り組みやすいことからやっていただきたい。家族の方と話し合ってやっていただくのが最大のポイントだと思います。」

  自動車の排出ガスの中には、酸性雨の原因となる窒素酸化物や地球の温暖化の原因となる二酸化炭素が含まれています。また、私たちの健康を害する物質も含まれています。

  アイドリングは最小限にしましょう。出発前に長い間エンジンをかけっぱなしにしたり、買い物の間停車中のエンジンをかけっぱなしにしている人もいますが、ガソリンの無駄遣いをするだけです。これからは健康や地球にやさしく、家計を助けるドライブマナーを身に付けましょう。

  宮城県環境政策課 白鳥徳夫さん「みなさんの日常生活の中でもちょっとした配慮によって、環境を保全することができます。たとえば、エコマーク商品や古紙を利用したグリーンマーク商品のマークを参考にして購入していただければと思います。また、牛乳ビンやビールビンに代表されるリターナルビンの回収にも、ぜひご協力いただければと思います。」

  これまでの暮らしを見つめ直し、一人一人が環境に配慮した行動をとることが求められています。 私たちの子供や孫たちに健全で恵み豊かな環境を引き継いていきましょう。

〜 アンのコメント 〜

 環境破壊とか環境問題を耳にすると、非常に気分が重くなったりするんですね。頭の中でクルクルクルクル悩んだりするんですけど。大きい前提で考えないで、日常生活の中でVTRの中で紹介したカレンダーと同じように一つ一つのことを毎日毎日やっていくことが、本当の環境保全になるんじゃないかと思います。

KHBホームページ
番組紹介へ
 
 
KHBホームページ
ホームへ戻る