HOMEアンの風にのってバックナンバー99年7月10日放送分

アンの風にのって
毎週土曜日午前9:30〜9:45


7月10日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

―高清水町の地域おこし

  宮城県高清水町の「織り姫」の会は、町の活性化のために、今年2月に設立されました。現在会員は8人。毎月1回こうして集まり、「手織り」でいろいろな作品を作ったり、発表したりしています。おや、きょうはアンさんも来ていますよ。

  会の代表は、町の地域づくりグループ「高清水ソフトウェアカンパニー」の代表、兵藤博行さんです。高清水ソフトウェアカンパニーは、高清水町に住んでいることに自信と誇りを持ち、民間としての自立性を大切にした「住民自らがおこなう町づくり」を実践するために設立されました。

  高清水町に生まれたことに誇りを持ち、何とか町を活性化させたいと考えた兵藤さんの活動は、フリーマーケットや蕎麦打ち、餅つきなどのイベントから福祉活動、講演会やビデオづくりなど様々です。

  会の活動は高く評価され、昨年度の「宮城地域づくり大賞」を受賞しました。高清水ソフトウェアカンパニーでは、子供からお年寄りまでの幅広い住民が、様々な目線で地域を見つめ直し、住民が一体となった地域づくりを心がけています。

  アンさんが手織りに挑戦しています。とても楽しそうです。
  アンさん「いろんな物を作ってるんですね。スカーフとか洋服だけじゃなくて、人形もカバンもマフラーも。本当にすごいですね。こんなにいろんな物がこの機械(機織り機)から出来上がってくるのがすごいですね。」

 アンさん「兵藤さんは、次にどんなプロジェクトを考えているんでしょう。」
 兵藤さん「プロジェクトと言えるかどうかわかりませんが、高清水に住んでいる人たちの昔の写真、大正時代から戦前・戦後そして今までの写真を収集しているんです。大体300枚から400枚位になっているんですけど、それを衣食住とかに分類して整理した形で冊子、印刷物にしたいなあと思っています。」

  地域の活性化、地域づくりは自分たちの手で。兵藤さんたちの活動はこれからも広がっていきます。

〜 アンのコメント 〜

 織り姫さんの作品はいかがだったでしょうか。彼女たちは織り始めてから4ヶ月しか経っていないのに、まるでプロが作ったみたいで「すばらしい」ですね。
 農村、漁村、山村では過疎化、高齢化問題が深刻になっています。時代の波によってやむを得ない面もあるんですが、深刻であることは確かですね。
 私は北海道から沖縄まで、いろんな町づくりフォーラムに参加してきました。そして成功例も失敗例もいろいろ見てきました。成功例の共通点は、行政はあくまでもアドバイザー役で脇役の時ですね。活性化プロジェクトの中心が、高清水町の兵藤さんや織り姫の女性たちのような時です。
  つまり、住民が主役の参加型町づくりが一番だと思います。 2つ目のポイントは、プロジェクトの継続が何より重要だと思います。兵藤さんがリードしている地域づくりを見ていると、常に明日に向かっている積極的で自立性のある姿はとても素晴らしいと思います。


2 「ハイ!みやぎです」

―献血をしよう!

  献血したことありますか?
  若い女「してないです。まだ1回も。」
  若い男「ないです。献血ですよね、ないです。」
  若い女「いずれしようと思っています。まだキッカケがないんで。今のところは。」

  と言うように、近年は献血をする人が少なくなってきています。 宮城県の献血率は非常に低く、平成9年度は全国で37位、「血しょう」の確保量にいたっては全国で45位となっています。

  献血者は、昭和63年度には14万5千人余りの協力がありましたが、平成5年度から献血離れが著しくなり、平成8年度にはついに協力者の数が10万人を割ってしまいました。
 
  このため宮城県は慢性的な血液不足となっています。

  県赤十字血液センター 所長 直枝正春さん「宮城県では県の人口に対してわずか3%のご協力で支えられています。その中でも特に、出血を止めるために使用されている成分献血による血しょう板については、患者さんが使用する量が非常に多くて、定期的に確保しなければなりません。成分献血は、通常の献血に比べて若干時間はかかりますけれども、県内の輸血をする患者さんのためにぜひご協力をお願いしたいと思います。献血は本当に身近にできるボランティアでございますので、ぜひ皆様方、友達を誘ってご協力をいただきたいと思います。」

  宮城県の献血は、県民のわずか3%の協力で支えられています。日赤血液センターが医療機関に供給する血液製剤の量は年々増え続けています。県内で使用される血液製剤は県内で自給することが原則ですが、献血者不足のため、足りない分は他の都道府県からの応援でしのいでいます。

  県保健福祉部薬務課 氏家國夫さん「今、県ではウィズミーキャンペーンというのをやっておりまして、皆様が献血車とか献血ルームに来られる時に、どなたかを誘って献血に来ていただこうということをキャンペーンとしてやっております。1回で献血を終わっている方が非常に多いものですから、やはり2回3回と献血をしていただくとともに、自分が献血しに行く時は、友達とか家族、それから近所の方を誘って献血をしていただきたいというふうに考えております。」

  今後、小子高齢化が進んでいくにつれ、高齢者が増え、輸血を必要とする患者さんが増えていくことでしょう。 血液が安定して供給できるようにするには、みなさん一人ひとりの善意が不可欠です。

  「命を救うボランティア」献血にご協力をお願いします。

〜 アンのコメント 〜

 献血をしたことはありますが、恥ずかしながら日本ではまだないんです。カナダの方では、高校や大学時代、日ごろ献血をしました。近くに移動献血車が回ってくるので、とっても献血がしやすかったんです。 宮城県にも移動献血車があります。それは毎日県内を回っています。その行き先は河北新報の朝刊に出てますので、それを参考にぜひ協力をして下さい。 いつ自分も輸血が必要になるかわかりません。そのためにも、日ごろ進んで献血に協力することは大事なのではないでしょうか。

3 「県からのお知らせ」

○ 新世紀・みやぎ国体
 開会式の式典・演技の構成や振り付けを検討するための実証会を 一般公開します。

7月18日(日) 宮城県スポーツセンター
 ご来場をお待ちしています。

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