
県内各市町村の自然や産物、人などを紹介するコーナーと、宮城県の行政の今を紹介するコーナーの2本立てで構成。各市町村を紹介するコーナーは、「もの語り・みやぎ」と題し、そこにある木や石や産物などが、一人称の形でナレーションを発する。
また、月に一回程度は、アン・マクドナルドが、取材に出てアンの視点で見た宮城を紹介する。
行政を紹介するコーナー「ハイ!みやぎです」では、見て役に立つ生きた情報を伝えることを目指す。 この他、「県からのお知らせ」で通常2つのお知らせをお送りする。
この番組のポイントは、取材したものに対するアンのコメント。広い視野と絶妙のバランス感覚を持ったアンが、やさしく、厳しく、コメントする。 I
LOVE MIYAGI! さて、今週の宮城は…?
※ 番組では毎回プレゼントを行っています。ご希望の方は放送を見て下さい。
アン・マクドナルド
カナダ人。1965年生まれ。ブリティッシュ・コロンビア大学東洋学部卒業。現在、県立宮城大学専任講師。 外国人留学生向けの特別講義「日本事情」などを担当。他、カナダ・マニバト州政府の駐日代表を務め、
農林水産省関連の全国環境保全型農業推進会議委員など各省委員の肩書も持つ。 高校時代と大学時代に日本に留学経験がある。
著書に「原日本人挽歌」「Lost Goodbyes とどかない さよなら」「日本って!? PART1」「日本って!? PART2」 (清水弘文堂書房)などがある。
7月31日(土)
1夏休み特集パート1
―まるごと奥松島
奥松島は松島湾最大の島で、宮古島から野蒜海岸までの一帯を指します。日本三大渓の一つ「嵯峨渓」や松島四大観の一つ「大高森」などの優れた自然景観があります。
また、奥松島には日本で最大級の里浜貝塚が発見されており、今も畑などで多くの貝殻や土器の破片を見ることができます。
奥松島縄文村歴史資料館の常設展示では、宮古島の豊かな自然とともに生きた縄文人の生活の様子を、マルチスライドなどでわかりやすく紹介しています。展示テーマは、衣・食・技・装・祈の5つに分かれています。
企画展「縄文から弥生へ」では、大阪平野の最後の縄文集落長原遺蹟と弥生時代中期の瓜生堂(うるりゅうどう)遺蹟、東の4千年間続いた縄文集落「里浜貝塚」と弥生中期の中在家南(なかざいけみなみ)遺蹟を通して、道具に見られる生活の違いを見ていきます。
今年の募集はすでに締め切ったんですが、「縄文村」では、昔の生活が体験できる「縄文教室」を毎年夏に開催しています。 一体どんな生活をしていたのか、アンさんがチャレンジしました。
アンさん、縄文村の會田容弘さんの指導のもと、火起こしに挑戦です。アンさんなかなかうまくいきません。ちょっと煙りが出ても火が点くまでにはいたりません。
残念ながら「火起こし」は失敗、以外と不器用なアンさんでした。
會田さん「今度はさっき作った石器で魚のうろこや内臓を取って料理しましょう。」
アンさん「どうしたらいいんですか?」
會田さん「胸の骨を避けてこんな風に腹を裂きます。」
アンさん「縄文人もこうして内臓を取っていたんですか?」
會田さん「レシピが残っていないのでわかりません。」(笑)
アンさん「じゃ、どういう物を食べていたかはわかるけど、どういう風にして食べたのかはわからない。」
會田さん「全くとは言えないけれど、骨が焦げていれば焼いて食べたということはわかる。」
アンさん「魚はあと、こうやって焼くだけですか?味付けはしなかったんですか?」
會田さん「ここの縄文人たちは、3000年前に塩づくりを始めているんです。海水を煮詰めて塩を作っている。ここに私が実験的に作った塩がありますから。」
その貴重な塩を魚にまぶして、後は焼けるのを待つだけ。縄文人は現代人よりもおいしいものを食べてたりするかも?
アンさん「いただきます。おいしいですね。」
続いて浜辺にやって来たアンさん。何やら興味を引かれたようです。
車の上に舟が乗っています。
アンさん「こんにちは」
東武志さん「こんにちは」
アンさん「これ何ですか?」
東さん「シーカヤックと言って、海で乗る舟です。」
アンさん「カヌーみたいだけど、海で乗るものですね。私も乗せてもらっていいですか。」
東さん「どうぞ、どうぞ。」
東さんの2人乗りシーカヤックの前に乗せてもらって海に漕ぎ出す。
アンさん「パドルはどこまで持ってくればいいんですか?」
東さん「一番前まで、一番手を伸ばしてそれでそのまま下に下ろしてください。そう。」
スイスイ進むシーカヤック
アンさん「カヤックにいると本当に海の世界が見えてくるんですね。」
東さん「見えてくるでしょ。」
これを見てシーカヤックを始めたいと思ったあなた。
シーカヤックにもルールがあります。ダム湖では前もって電力会社などに確認して下さい。漁港では漁船の迷惑になるような場所は避けて下さい。釣り人とのトラブルを起こさないようにマナーを守って下さい。それにしてもアンさん、気持ちよさそうです。
アンさんの宿泊場所は、宮城県松島野外活動センター。
そして夕食は、本邦初公開、アンさんの手料理です。
アンさん「だいたい出来上がりました。インド風のヨーグルトをベースにしたマリネと、食用油にハーブ・牛肉など入っているもの。その他いろんな野菜があります。これからシシカバブを作るんですが、シシカバブは元々ギリシアとかトルコとかあの辺の料理なんですが、カナダ風にやるともう好きなものを刺せばいいということですね。私はマッシュルームが好き。その次に何を刺そうかな。」
アンさんの手料理は「カナダ風シシカバブ」でした。 ソースに肉を漬け込んで、あとは好きなものを串に刺して焼いて食べるだけ。まさに豪快、カナダを感じさせますね。
アンさん一口食べて「ん〜、合格かな。で、カナダのビール。 おいしい。」
翌朝、アンさんは感動、感激の嵯峨渓遊覧船の旅です。カモメがいっぱい寄ってきます。餌をやるアンさんの顔が楽しそう。
嵯峨渓は松島湾の女性的な景観とは対照的に、男性的なパノラマを見ることが出来ます。驚きと感動の連続でした。
まだまだ奥松島には楽しめる場所があります。
この日は雨で残念ながら体験できなかったんですが、「奥松島乗馬クラブ」では、初心者には親切丁寧に指導します。また経験者は、広い馬場で思いっきり馬を走らせることができます。
またウオッチング&ウオーキングでは、自然を感じながらマイペースでウオーキングができます。
観察デッキからは、野鳥や水辺の生き物たちを間近に見ることができます。
どうですかみなさん、今年の夏休みは、心ゆくまで絶景を満喫できて、歴史やスポーツ、芸術にもふれられるリラックス・ロード奥松島へお出でください。
「奥松島縄文村」 0225−88−3927
「県松島野外センター」 0225−88−2337
「嵯峨渓遊覧船案内所」 0225−88−3997
「奥松島乗馬クラブ」 0225−88−3893
〜 アンのコメント 〜
奥松島へ行って、自分の子供の頃を思い出しました。
毎年キャンプに出かけました。自然を楽しみながら家族全員で会話が楽しめて、キャンプに連れて行ってもらったのがどれほど貴重な体験だったのかを、今になって初めてわかってくるんです。
本当に親に感謝しています。
その意味では奥松島は、家族に推薦できる場の一つです。自然、歴史をたっぷり味わえる所の一つだと思います。
夏休みになると海外に出かける家族も少なくないと思うんですが、もちろんそれはいいと思うんですが、自分のふるさと宮城県のいろんな素晴らしい所を回ってみるといいんじゃないかなと思います。
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