HOMEアンの風にのってバックナンバー99年9月4日放送分

アンの風にのって
毎週土曜日午前9:30〜9:45


9月4日(土)

1 もの語り・みやぎ

築館町の「よ市」

 宮城県築館町の中町と東町の商店街では、毎年5月から9月までの第4土曜日に「よ市」を開いています。

 8月28日、この日の「よ市」にアンさんが出かけました。 しかしこの日は雨。お客さんが来てくれるでしょうか。

 アンさん「残念ながら雨が降っているので、人があんまり来てないんですけど、ほのぼのとした雰囲気があって、なかなかいい味がしているんですね。」
 雨のため、予定していた「ジャンボダーツ」や「フリーマーケット」は中止になってしまいました。いつもだったらもっともっと賑わうんですが。

 商店街を活性化させるために「よ市」は、昭和57年から始められました。 どのお店も、この日は「目玉商品」を用意して、お客さんを待っています。

 アンさんが行列に並んでいます。何の行列だと思いますか? 何と卵が1パック「10円」。「10円」で売られているんです。 これにはビックリです。
  アンさん「2パックください。うれしい。これで明日の朝、卵焼き作ります。」

 野菜を売っているテントに入って アンさん「こんばんは。特に安いものはありますか?」
 お店の人「全部100円です。全部。」
 アンさん「安い!」

 こちらの靴屋さんの「目玉商品」は、一足100円のスリッパ。 いつもだったらお店の軒先に出すんですが、きょうはそれも出来ません。
 お店の人「この他にも2500円位のものを1000円で売ったりして。結構評判もいいんですが、きょうは雨だから残念です。」

 大雨でお客さんが来ないので、どのお店の売り上げもさっぱりです。その中、雨にも風にも負けないのが、やっぱり子供たちです。 5〜6人の子供たちが集まってます。
 アンさん「こんばんは。ここでは、何をやってるんですか。」
 店の人「クジ引き屋さんをしてます。」
 アンさん「みんないつも来るんですか?」
 店の人「常連です。いつも来るんです。」

 アンさん「反応はどうですか?長い間やってるから。」
 実行委員長 伊藤亀一郎さん「多少マンネリ化している所はあるんだけれども、商店街の活性化のためにお金がかかることがたくさんあるので、少ない予算でイベントとして、お客さんに喜んでもらえるようにがんばってやっています。」

 今年最後の「よ市」が、今月25日(土)に開かれます。 時間は午後5時から9時です。 みなさんお誘い合わせてお越し下さい。

〜 アンのコメント 〜

 築館町の「よ市」に行って、ほのぼのとした人の輝きがあって、なかなか良かったです。
 雨が降っていたので、今ひとつ盛り上がらなかったと思われるかも知れませんが、実は、ワイワイと元気に商店街を走り回っている子供たちを見て、なつかしいなあと自分の子供のころとダブらせて見てしまいました。 どう表現すればいいかわかりませんが、築館町の「よ市」に行って、故郷に本来ある暖かみを感じたような気がしました。
 話は変わりますが、私は5年前にアメリカのオクラホマ州、テキサス州など南部、中西部の農業調査に行って来ました。その時印象に残ったのは、アメリカの農村でも郊外型ショッピングモール、大型店が出来て、昔からあったお店はほとんどお手上げ状態になっていました。街の中心街を歩くと、まるでゴーストタウンのようになっていました。子供の姿がなくて、コミュニティーが存在していないような気までしてきました。
 それを思うと、築館町の「よ市」では、3世代のふれあいがあって、コミュニティーがきちんと存在していました。

2 ハイ!みやぎです

バリアフリーモデル住宅

 総合運動公園の整備が急ピッチで進められている利府町に「菅谷ニュータウン」があります。

 宮城県住宅公社では、家族みんなが安心して生涯を過ごすために、本当に必要なこと、大事ものは何かを考えた「みやぎ・いきいき住宅」をここに展示しています。
 「家族とともに成長する家」「高齢者にやさしい家」「木とともに暮らす家」と、テーマを決めた3棟のモデルハウスがあります。

みやぎ・いきいき住宅 相談員 川村吉彦さん「この建物はトータルに考えてバリアフリーに作ってあります。その他、さまざまな設備も設置してあり、場合によっては体験していただくこともあります。今は必要じゃなくても、体験したり見ていただければ、将来のために役立つと思います。」

  こちらは、高齢者にやさしい家を考えて作られました。
 年齢とともに、つまづきやすくなるわずかな段差、部屋から部屋への移動、そんな日常生活の不便さを解消して、できる限りの自立の手助けをしています。 車寄せの庇を大きくして、駐車場からは雨の日も濡れないで家の中へ入ることが出来ます。 こちらは車椅子ごと持ち上がる段差解消機です。 玄関ホールには、手すりの他に、履き替えのためのベンチを設けています。 流し台の高さを調整できるなど、高齢者にやさしい工夫がいろいろなされています。

 新築や改築をお考えの方は、見学してみて下さい。 こちらのモデルハウスを見学できる時間は午前10時から午後4時までです。 毎週火・水曜日はお休みです。 見学の予約は団体を除き必要ありません。

 詳しくは宮城県住宅公社 TEL022−261−6161まで。 住宅の改造に関する無料相談も行っています。 宮城県建築士会 TEL022−262−2867まで。

〜 アンのコメント 〜

 先月、カナダに帰った時の話ですが、父の耳が遠くなってました。 そこで私もバリアフリー住宅に関心を持つようになりました。 姉妹3人と小さな家族会議を開いて、両親の家をどのようにして老後のやさしい家に改造するかを話し合いました。 我々3人は、今まで老後にやさしい家を考える必要が全くなかったので、情報やアドバイスをどこでどのように手に入れればいいのか、全くわからなかったんです。 その意味では、VTRで紹介されたモデルハウスは役に立つと思いました。
 住宅展示場として、まとまった形でバリアフリーの家づくりの参考になるので、是非見に行ってください。



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