| HOME|アンの風にのって|バックナンバー|99年9月18日放送分 |
| アンの風にのって | ||||||||
| 毎週土曜日午前9:30〜9:45 | ||||||||
| 9月18日(土) 1 もの語り・みやぎ ―魚の剥製を作る 宮城県一迫町で電気屋を営む菅原幸一さんは、イキイキとした魚の剥製づくりの名人です。釣り好きの菅原さんは、暇さえあれば、お店の裏にある作業所で剥製づくりに取り組んでいます。 魚は皮が薄いので、剥製にするのは難しいのですが、研究に研究を重ね、本物より本物らしい剥製を作ることに成功しました。 菅原幸一さん「こけら(うろこ)の大きいものは、こけらを取らないようにしないといけませんね。こけらが一枚でも欠けると、おかしいですからね。いかにイキイキと見せるかということですね。」 菅原さんの剥製は、頭や尾びれを上げたり下げたり、魚体をくねらせたり、大きく曲げたりと自由にポーズを作っています。また、ボディーに石膏や粘土を使わないので、縮んだり割れたりしませんし、後々色あせたりしません。 今では、菅原さんの評判を聞いて、県内はもちろん、山形や秋田、岩手など遠くの人からも注文がくるそうです。 剥製を作る際に、一番大切なのが乾燥と着色作業。剥製を見ると、自然の色を残していると思う人も多いんですが、全部、菅原さんが色付けをしているんです。 こちらが、菅原さんが作った剥製の数々です。 「ブラックバス」大きく口を開けて、今にも噛み付いてきそうな迫力があります。 北海道で釣り上げた体長50センチ以上ある「ヘラブナ」 エサに食いつこうとしている「岩魚」 いくつもの剥製が板付けにされて壁にかかっています。 どれも本物以上の美しさ、迫力があります。 菅原幸一さん「自然破壊のために絶滅する魚なんかを残しておいたらいいんじゃないかなあってことは、考えてますね。」 釣り上げた魚を剥製にしたい方は、下記まで連絡して下さい。 「K.スガワラ」 TEL 0228−52−2588 〜 アンのコメント 〜 世の中にはさまざまな趣味があるようですね。私はどっちかというと不器用な人間なので、菅原さんのような繊細なことは出来ません。私は昔、音楽をやりましたが、最近はスイミングに泳ぐことにのめり込んでいます。 菅原さんの剥製を見て本当に驚きました。彼の作品は、趣味というよりも職人芸に近いものですね。だからお金をもらえるようになったのでしょう。 菅原さんの魚の剥製はイキイキしていて、海や川の中の動きが見えてくるような感じがします。 私個人の意見ですが、菅原さんの魚は宮城県の小学校や中学校に紹介できればと思います。図鑑で見るよりもイキイキしているので、本物と接する機会の少ない生徒にとっては、いいチャンスではないかと思います。 話は変わりますが、国連のデータによれば、今現在地球に生きている魚の60%位は、絶滅の危機に落ちているんです。本当に絶滅するかどうかはわかりませんが、その意味では菅原さんの魚は、本当に貴重な役割をはたせるのではないかと思います。 2 ハイ!みやぎです ―NPO活動の支援 宮城県大河原町の「宮城ボランティアドッググループ」は、今年7月に特定非営利活動法人、いわゆるNPO法人の認証を宮城県から受けました。 犬を好きな人たちが犬を通して社会に奉仕することを目指し、警察犬、災害救助犬犬の育成・訓練などを行っています。また、家庭犬による福祉施設の慰問活動を行い、地域社会の安全と福祉活動の向上を目的としています。 宮城ボランティアドッググループ 川村治正さん「県から認証していただけるということで、社会的な信用度が得られるんじゃないかと思います。たとえば、社会福祉施設などへの慰問を考えていますが、そういう場合に細かい説明をするよりも、認められた団体ということで安心して受け入れていただけるというのが第一ですね。」 川村さんの職業は、お父さんの代から続く「犬の訓練士」です。現在も60頭もの犬の訓練・育成を行っています。いったい、どのように職業とNPO活動を区別しているのでしょうか? 川村治正さん「福祉に貢献したい。そのために貢献できるだけの犬を作り上げていくまでは、自分たちの職業というか仕事ですけれども、それをクリアした犬たちが社会に貢献していくとなったら、一つのアマチュアリズムになって、オーナーの方と一緒のNPO活動です。それ以前のNPOに貢献出来るだけの犬を作るまでの仕事との境にしたいと思います。だから、きちっとそこに線を引かないといけないことだと、いつも思っています。」 「宮城ボランティアドッググループ」 TEL 0224−52−6052 宮城県では、地域社会のさまざまな課題の解決に取り組んでいる市民活動団体やボランティア活動団体などの、NPO活動を支援しています。NPOが社会的な信用を得ていくための法人化の手続きについて、相談業務を行ったり、また、NPOから活動の企画やアイデアを公募して活動資金を援助する「NPO活動企画コンペ」などを行います。 詳しくは県庁生活文化課までお問い合わせ下さい。 「県庁生活文化化」 TEL 022−211−2522 〜 アンのコメント 〜 日本ではNPOの歴史はまだ浅いから、NPOって一体どういうものなのかわからない人達が少なくないと思います。 NPOの形や活動はいろいろあるんです。たとえば、「蔵王のブナ林を守るグループ」とか「災害救援活動をしているボランティアグループ」などがあります。 カナダやアメリカでは、NPOはおもに会社と一般市民の寄付によって成り立っているんです。 日本では、まだまだそういう仕組みになっていませんが、その意味では、宮城県はNPOを認可したことによって、NPOの自立 への道を踏み出したのではないでしょうか。 3 県からのお知らせ
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