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| アンの風にのって | ||||||||
| 毎週土曜日午前9:30〜9:45 | ||||||||
| 9月25日(土) 1 もの語り・みやぎ ―鹿島神社の「御前講」 宮城県古川市米倉にある鹿島神社では、毎年9月9日に「御前講」と呼ばれる例祭が行われます。 「御前講」の当日は「当宿(とうやど)」といわれる祭りの主役の家に男性陣が集まります。しきたりで女性はいっさい参加してはならないため、男性が供物の調理をします。普段はめったに包丁を握らない男性も、慣れない手つきで献立の「雌のきじ」「アワビ」「かつお」「ダイコン」を調理していきます。 参加者A「神社の伝統ですからね。神妙な気持ちでやってますね。」 参加者B「普段の料理とはまるっきり違って、緊張感があるんですね。」 献立や調理方法は、文化10年、1813年の祭具を納める長持ちに書き残されています。一時「雌のきじ」が手に入らない時に、 「にわとり」を使ったことがありますが、現在まで忠実に守られてきています。 当宿と呼ばれる主役は、およそ70年に一回しか回ってこない、とても名誉あることです。 当宿 佐藤実さん「まず、ご飯を焦がさないことですね。炭をおこすところから始めてご飯を炊いていますから。」 供物が出来上がると長持ちに納め、神社に運ばれます。 米倉地区のおよそ70人が5つの班に分かれ、毎年交代で一つの班が「御前講」を司ります。 夜9時、供物を料紙で包み、塩まき、法螺貝を先頭に社殿に向かいます。儀式は昔ながらの順序で進められていきますが、中には今は行われておらず、どの様な儀式であったか不明のものもあります。 「御前講」は、昔、戦いの勝利を願い行われていたそうですが、今は、豊作を祈って行われています。 「陪膳の箸付の儀」は、「当宿」が「きじ」のすり身汁とご飯を食べます。神様と同じものを食べるのは、当宿が1年間神社に仕えることを意味します。 「堂実献の儀」では、参加した人を次々と胴上げします。これも詳しいことはわかっていませんが、人を俵にみたて豊作を感謝しているのではと言われています。 「鬼祓いの儀」は、社殿をこぶしでたたき鳴らす儀式ですが、これもはっきりした事はわかっておらず、この地から悪い鬼を追い払っているのではと言われています。 最後は、神様に豊作を感謝して、参道に敷かれていた藁に火をつけて終わりとなります。 来年の9月9日は、ぜひ皆さんも「御前講」を見に来てください。 〜 アンのコメント 〜 約200年間続いている祭りはすごいですね。カナダでは20年間でもすごいのに200年は、長い長いという感じがします。 この「御前講」を見て、日本の農村社会の男たちの絆の強さを改めて感じました。 カナダの農村では、男だけの祭りは正直言って聞いたことないんですが、農村社会の男同士の絆は日本と同じように強いんですね。 考えてみれば、世界中の一次産業を支えている社会の男同士、女同士の絆は本当に強いんですね。そういう傾向があると私は感じているんですけど。 次の世代交代の時に、「御前講」の形態が変わるかどうかは非常に興味深いものですね。 七夕まつりのような華やかな祭りもとってもいいんですが、「御前講」のようなほのぼのとした農村の伝統行事も、またいいと思うんです。 続けていってほしいと思います。 2 ハイ!みやぎです ―音楽の収穫祭 今月15日に、宮城県岩出山町のスコーレハウスで「音楽の収穫祭」仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートが開催されました。 宮城唯一のプロオーケストラとして活動する仙台フィルハーモニー管弦楽団は、最近東京での評価も高まり、海外からも定期公演に招待されるなど、充実した活躍を披露しています。 この祭典では、それぞれの会場に素晴らしいゲストを迎えて、通常のコンサートでは聴けないポピュラー音楽の演奏や楽しいおしゃべりを交え、気軽に音楽に親しめる内容になっています。 この秋、感動の収穫をお楽しみください。 ※ 仙台フィル次回公演 「親と子のための音楽会」 ■ 10月31日(日)午後2時〜 ■ 白石文化体育活動センター(キューブ) ■ 大人 2,000円 高校生以下 1,000円 ■ 問合せ 白石文化体育活動センター 0224−22−1290 お客さん 女性「ジャズとオーケストラって初めてだったので、それが楽しかったです。」 お客さん 男性「以前よりレベルがあがっていて、大変よいと思います。」 今月初めから開催している、みやぎ県民文化創造の祭典「芸術銀河99」。 「音楽の収穫祭」「みやぎ地域発進劇場」「みやぎ秀作美術展」「うたの森・童謡コンサート」「米沢牛さんの一人芝居」「わたしの街の音楽広場」など、多彩なイベントが県内各地で、11月まで発表されます。 宮城県では、個性が光輝く銀河のような文化圏を創りあげることを目指しています。多くの方にさまざまな形で参加、鑑賞していただき、創作の楽しさや素晴らしさを体感していただきたいと願っています。 イベントの概要は、市町村の窓口またはプレイガイドなどへお問い合わせ願います。 また、「みやぎ秀作美術展」は、県内在住または本県ゆかりの優れた芸術家の作品を中心に、絵画・書・彫刻・工芸・写真合わせて98点を展示します。 お近くの会場でご覧ください。 ※ 「みやぎ秀作美術展99」 ■ 石巻文花センター 10月13日〜18日 ■ ネ!ットU(仙台・アエル5F)10月29日〜11月3日 ■ 古川市民ギャラリー 緒絶の舘 11月13日〜16日・18日〜21日 〜 アンのコメント 〜 日本では秋というと、読書の秋、食欲の秋、そして芸術の秋とよく言われますね。みなさんは、何の秋でしょうか。 カナダでは、こういう洒落たスローガンは残念ながらありませんが、秋になると演劇、バレー、シンフォニーの芸術・アーツのシーズンがスタートするので、芸術を楽しむ人たちは本当に多いんです。 宮城県では、西洋と東洋の芸術が本当に楽しめるのが、とってもラッキーだと思います。カナダ人は、東洋の芸術を楽しみたいのであれば、日本に来なければ楽しめないですからね。 宮城県に住んでいる人たちは、いっぱい楽しめるからとってもラッキーだと思います。 いろいろあるようなので、ぜひお出かけください。 3 県からのお知らせ
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