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| アンの風にのって | ||||
| 毎週土曜日午前9:30〜9:45 | ||||
| 10月30日(土) 1 「もの語り・みやぎ」 ―アンのキノコ採り みなさん、おはようございます。 わたしは宮城県小野田町漆沢の山に生えているキノコ「ナラタケ」です。きょうは「アンさん」が、キノコ採りに来るというんですが、わたしにだって、日本のキノコの意地があります!見つけられるものなら見つけてもらおうじゃありませんか!アンさん。 噂をすれば何とやら!アンさんがこっちに来ましたよ。エッ!アンさんと一緒にいる人は?もしかして?やっぱり!高嶋胞喜(たかしまえなき)さんだ!もう駄目だ!この人はこの近辺の山の事は隅々まで知りつくしていて、わたしたちキノコや山菜からはとても恐れられている方なんです。くわばら!くわばら!わたしも早く姿を隠さなくっちゃ! しかし、この険しい山道をアンさん歩けますかね!なんせ、わたしたちキノコはあまり人目につかない所に生息しているんで、見つけるのはとても大変なんです。 高嶋さん「わかる?ぶら下がってるの。」 アンさん「ハイ、山ぶどうですか。」 高嶋さん「そうそう。」 アンさんが山ぶどうをもらって食べる。 アンさん「ありがとう。いっぱいあったんですね。」 高嶋さん「甘酸っぱい?」 アンさん「そうですね。私、皮も好きですから、安心して食べられるのが何よりですね。」 二人とも道草をくっていていいんですか。目的が違うでしょ!目的が! ライバルのわたしが言うのも変ですが、他のキノコ採りの人は、もういっぱい採って帰るところですよ。急いでください。 高嶋さん「あの小さくてポツポツ出てるの、あれみんなキノコだ。」 アンさん「オー!マイゴッド 何か花畑みたいですね。」 高嶋さん「ナラタケですね。味噌汁にしたら最高!」 アンさん「キノコの生長は速いんですか?」 高嶋さん「芽が出てから3日でダメになるね。」 違う場所で、 アンさん「これは何ですか?」 高嶋さん「ブナハリタケ。えらいきれいなキノコね、白くて。」 アンさん「キノコを採る時のルールとかありますか?」 高嶋さん「ないね。みんな根元を少し残せって言うけども、それは意味がないんだよね。キノコが大きくなればなるほど木を腐らせるからね。逆なんだよね。山菜は残してもいいけども、キノコは残さない方がいいんだよね。」 つぎのポイントはまさに命がけ! アンさんくれぐれも転ばないように注意してくださいね! 急な斜面を降りて、大きなブナの木についた「ブナハリタケ」を枝を使って採る高嶋さん。 アンさん「おいしいキノコはこういう危ない所にあるんじゃないですか?私の印象なんですけど。」 高嶋さん「そうそう。」 アンさん「キノコ採りは結構危ないんですよね。」 高嶋さん「危ないね。こういう所だと奥山に来なくちゃいけないからなおさら。全然知らない人が山に来たって迷うだけさ。あとゴミね。ゴミだけは残さないでほしいね。」 アンさん「先ほど空缶をちょこちょこ見たんですけど。」 高嶋さん「あれは最悪だね。来る時はマナーを守ってもらいたいね。山に来たっていいけども。」 アンさん「カナダでは足跡だけ残して全部持って帰って下さいっていうスローガンがあるんですけど。」 高嶋さん「全くその通り。同感ですね。」 〜 アンのコメント 〜 キノコ採りは本当に楽しかったです。トム・ソーヤの気分になって冒険に出かけたような感じでした。キノコ採りで、自然の美しさと同時に恐さを改めて感じました。私は方向音痴ですから、高嶋さんのような山の専門家なしでは、とてもじゃないですけど山に入れません。 自然の奥深い所に入る時に、遭難事故のないように、潜在的な危険に配慮することは、とっても大切なのではないでしょうか。 2 「ハイ!みやぎです」 ―大規模トマト養液栽培 宮城県の農業といえば、誰もが「ひとめぼれ」に代表される「お米」を連想するのではないでしょうか。しかし、今、農家が夢と誇りを持ち農業経営に参加するためには、米だけに頼らず新しい農産物を作ったり、上手に売って利益を得るなど、これまで経験したことがない分野に取り組むことが強く求められる時代になりました。 こうした課題に対して宮城県では、新たに野菜や花の産地づくりにチャレンジしていく農家を対象に「農業構造改善事業」を導入して、先進技術を活用する施設の整備を通じて、新しい農業・農村づくりを推進しています。 「サンフレッシュ松島」は、平成10年度経営基盤確立農業構造改善事業を導入して整備したものです。 施設の総事業費は約4億2千万円で、栽培面積は1万4百uと県内でも最大規模となっています。 栽培方式は、土壌を使わずロックウールを使用したハイテク型の養液栽培で、培養液の管理やハウス内の温度調整などは全てコンピュータで制御されています。 代表取締役 内海正孝さん「トマトは連作障害を起こす植物です。土の替わりにロックウールを使いますので、連作障害は全く有り得ない。病害虫も無菌ですから、最初の段階では有り得ない。このように栽培は非常に楽です。この栽培方式でいきますと、季節に関係なく自分らの好きな時に獲り始めて、好きな時に終われる。そうすると、大体1年に1回の植え替えが必要になるわけです。私どもとすれば、夏場露地物が盛んに出るころにお休みさせていただいて、通年ですと10月から6月いっぱい獲るという状態にしたい。7月から9月は苗の育成期間という風に考えています。作業はですね、中腰の仕事はございません。見ていただければわかる通り、スライドする椅子に腰掛けながらやるというのが最大の特徴です。非常に作業性はいいです。」 「サンフレッシュ松島」では、約2万2千本のトマトが順調に生育していて、1日約1.5トンもの出荷量を維持しています。 品質も大変良く、市場関係者や消費者からも好評を得ています。 「サンフレッシュ松島」は、未来志向型の新しい農業経営のモデルとして注目されています。 〜 アンのコメント 〜 「サンフレッシュ松島」のトマト、一度食べてみたいですね。 話しは変わりますが、皆さんは朝ごはんは何を食べていますか。和食、それとも洋食?ご存知だとは思いますが、たとえば和食の場合、ご飯に味噌汁、焼魚、漬物を食べると、食品の国内自給率は50%以上と言われています。それに比べて洋食の朝ごはんの国内自給率は20%以下と言われているんです。簡単に言うと、 洋食の朝ごはんの場合はほとんど輸入品と考えていいでしょう。 先進国の中で日本の食糧自給率はきわめて低く、気になるところです。それ以上に複合率いわゆる食糧生産の多様性の低さが特に気になるんです。本当に気になります。 その意味では「サンフレッシュ松島」が、米づくり中心からトマト栽培への新しい農産物づくりにチャレンジしていることは、宮城県を初め、東北そして日本のバランスのとれた食糧生産の未来のためになるのではないでしょうか。 3 県からのお知らせ
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