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| アンの風にのって | ||||
| 毎週土曜日午前9:30〜9:45 | ||||
| 11月6日(土) 1 「もの語り・みやぎ」 ―生ゴミが堆肥に・EMボカシ みなさん、はじめまして!わたし「EMボカシ」といいます。 わたしを生ゴミに混ぜると、その発酵をうながし、生ゴミをとても良質な「堆肥」に変えるんです。すごいでしょ、わたし。 わたしを作ってくれているのは「宮城県立石巻養護学校」の高等部のみなさんです。去年の10月から、午前中の作業学習の時間に、先生と生徒が一緒になって作っています。最初はみんな勝手がわからずちょっと苦労しましたが、今では1日に30キロも作れるようになりました。 <EMボカシ>の作り方 ○ 原料は米ぬかです。 ○ 有用な微生物群の集まりのEM溶液と糖蜜をセラミック水でよくかき混ぜ、100倍液を作ります。 ○ その100倍液を米ぬかに入れて、均等に発酵するようによくかき混ぜます。 ―このかき混ぜ作業がとても重要。みんな自分の手を使って丁寧に混ぜ合わせます。 ○ そして、空気を抜いたビニール袋に詰めて発酵するのを待ちます。(内側は二重の白ビニールで閉じ、その上を黒ビニールで遮光する。)冬は発酵するまで、1ヶ月から2ヶ月もかかります。 石巻養護学校高等部主事 武山律夫さん「これが2ヶ月発酵させたEMボカシです。このように菌の固まりがついています。このままでは商品にならないので、これをふるいにかけます。その後、広げて乾燥させます。(直射日光を避け風通しの良い所で) 乾燥させることでEMの菌が休眠状態になります。約6ヶ月間は保存できる状態になります。完成したEMボカシを家庭の生ゴミに振りかけると、生ゴミの水分で休眠していた菌が発酵を始め、発酵した生ゴミを畑に入れるといい堆肥になるということになります。」 石巻市では平成8年度から、EMボカシの発酵容器を2個購入した場合、1個分を補助しています。 石巻市ごみ処理対策課 守屋克浩さん「市民がEMボカシを使いますので、石巻養護学校のみなさんにEMボカシの製造をがんばってもらいたいと思います。」 どうです、みなさん。生ゴミは減るし、堆肥はできるし、値段も1個150円とお手ごろだし、どんどんわたし「EMボカシ」を利用してください。 お問い合わせは「悠々の里コスモス」TEL0225-95-6424(月)〜 (金)までお願いします。 石巻養護学校高等部主事 武山律夫さん「ひとつの与えられた仕事をキチッとこなすという力と、仕事に対する自分の心構えということと、それから自分で仕事を判断していく判断力と、そういうところをこの3年間で自分の力に応じた対処する力を付けていって欲しいなと考えています。」 〜 アンのコメント 〜 「EMボカシ」づくりはなつかしいですね。 8年前に長野県の富夢想野(とむそうや)塾という農村塾で、日本の農村社会や農業を研究した時にEMボカシを作りました。富夢想野塾で無農薬農法や有機農法の野菜づくりをいろいろいろいろチャレンジしてみました。 はずかしい話ですが、実は成功したことより失敗したことの方が多かったんです。まあ素人ですからね。でも本当に植物を育てることはどれほどデリケートな作業なのかを、肌で体験しました。 野菜づくりを通して試行錯誤をする貴重さを、富夢想野塾で学んだような気がするんです。 石巻養護学校のEMボカシづくりの活動もなかなか有意義なものだと思いませんか。彼らの活動は教育の一部ということだけではなく、生ゴミ処理、リサイクルという社会貢献にまでなっています。 みなさんは生ゴミはどういう風に処理しているんでしょうか。 2 「ハイ!みやぎです」 ―みやぎものづくり大賞 先月、夢メッセみやぎを会場に「みやぎものづくり大賞」が開催されました。 宮城県では、地域産業の活性化とたくましい企業づくりを目的に、平成9年度に「みやぎものづくり大賞」を創設しました。第3回となった今回は、工業製品を対象に67点の応募がありました。 その中で見事にグランプリに輝いたのが鈴木工業と宮城県産業技術総合センターが共同開発した、環境にやさしい緩衝新素材「古紙を用いた発泡形成エコマテリアル」です。 鈴木工業(株)代表取締役 鈴木昇さん「本来、古紙リサイクルと申しますと繊維質を残して再利用するわけですが、この商品の特性は、繊維質をみな切って粉砕して素材に戻したということです。」 鈴木工業では、古紙の余剰問題と資源の再利用の観点から取り組み、研究開発を進めてきました。現在は商品化を目指して努力しています。 鈴木工業(株)代表取締役 鈴木昇さん「当社のメインの仕事である廃棄物の処理という観点からいきまして、そればかりではなく技術的なオリジナル性を出さなくてはいけないということで、当社の社員を県産業技術総合センターに委託研究ということでお願いして研究が始まったというのがキッカケかと思います。」 宮城県産業技術総合センターは、製品開発についての技術的な情報の提供や商品化のためのデザイン研修、製品の試験分析などを行うモノ作りの総合支援拠点です。 企業の研究者を技術研修員として受け入れたり、センターの研究テーマと一致すれば、企業との共同研究も行います。 この新素材は特許を取得した「発泡形成技術」により、再生に不適当な雑誌古紙などで生産が可能で、燃やしても有害物質が出ず、土の中で分解するので埋め立てが出来るなど、環境にやさしいという特徴があります。また、素材の堅さを自由に設定できるので、緩衝材から住宅資材まで、さまざまな用途に適しており、21世紀の新たな技術として期待されています。 〜 アンのコメント 〜 鈴木工業はなかなか面白い製品開発をしていますね。 日本人は物真似するだけで全然クリエイティブじゃない、想像力に欠けると海外で評価される傾向が少なくないと思いますが、しかし私はそれには賛成できません。どの社会でも物真似する人もいれば、ゼロから物を作る人もいると思います。パーセンテージというか割合の違いは多少あるかも知れませんが、どの社会でも両方のタイプはいると思います。 私から見れば日本人の優れている所は、国士の高さとこまやかさです。もちろん個人差はいろいろありますが、一般的に言うと、カナダ人は日本人と比べたらちょっとアバウトなのでいつも日本人のこまやかさには感心しています。 VTRを見て何よりうれしくなったのは、日本の技術開発のパイオニアたちは、高度成長時代の環境に配慮しない開発から、今は環境に配慮する技術開発につくそうとしていることです。 3 県からのお知らせ
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