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| アンの風にのって | ||||
| 毎週土曜日午前9:30〜9:45 | ||||
| 12月4日(土) 1 「もの語り・みやぎ」 ―しめ縄づくり ♪もういくつ寝るとお正月! いや〜今年も残りあとわずかとなりましたね。きょうの「もの語り・みやぎ」は、お正月には欠かせないワ・タ・シ「しめ縄」が皆さんをご案内いたします。どうか最後までお付き合いください。 気仙沼市田柄地区の農家は、この時期、正月に神棚や玄関などに飾りつける「しめ縄づくり」で大忙しなんです。 わたしを作ってくれたのが、千葉秀夫さん・よつ子さんご夫婦です。二人で「しめ縄」を作り始めてもう20年になります。朝の5時から夜の11時まで一生懸命作業しても、1日に5〜6本作るのがやっとです。 千葉秀夫さん「物買う時持って来てくれって言うのっしゃ。これ作ってから、後で払うって。」 「しめ縄」づくりは、農家の大切な冬の現金収入なんです。出来上がった「しめ縄」は、こうして一本一本大切に居間に保管されます。千葉秀夫さんのお宅では、今年200本を作る予定です。 しめ縄は稲刈りが終わった10月の末から、刈り取ったワラから芯を抜く作業で始まります。一見簡単そうに見えますが、指先の皮がむけるなど、一番大変な仕事なんです。 ワラの芯を抜いたら、今度は機械にかけてワラを柔らかくします。 ここだけの話し、機械がちょっと古いのでなかなか柔らかくならないんです。そのため、機械にかけた後、さらに木槌でワラを打ちます。 ここ田柄地区では、およそ15軒の農家が「しめ縄」づくりに精を出しています。 こちらの千葉栄さんのお宅の本業は、自動車の板金ですが、今の時期は「しめ縄」づくりが優先されます。地元のスーパーなどにも卸しているので、千葉栄さん宅では何と2千本!2千本を作っています。この日は3人で作業をしていたんですが、いつもはおばあちゃんもやっていて、一家総出で作業をしているんです。まさに猫の手も借りたいくらいの忙しさなんです。 千葉栄さんの息子 正さん「12月の29、30日は一睡もしないでこの仕事をやる。工場の方も25、6日頃から休みに入りますので、もう完全にしめ縄づくりになるんです。」 今年は稲刈りの時期に雨が降って、ワラの色があまりよくありません。お得意さんに「しめ縄」を届ける千葉よつ子さんも、お客さんにどの様に評価されるか気になります。 千葉よつ子さん「しめ縄今年も持って来たけど。」 お客さん「どうもどうも、何と立派にできたね。」 千葉さん「今年、ワラ悪いから色っこ少し悪いけんども、ほいでもまずいいとせねばね。」 お客さん「んだね、立派でがす。お宅の買ってで、よそのなんてがさつで買えないもの。立派だ。」 よつ子さん「みんなに喜ばれんの一番いいんだね、買っていただいて。まず、お父さんと二人でがんばんのっさ。」 田柄地区では、きょうも朝早くから夜遅くまで「しめ縄」づくりが行われています。一本一本の「しめ縄」にいい年が来ますようにと願いを込め、ていねいにワラが編み込まれていきます。 みなさんのお宅の「しめ縄」にも、そんな作り手のやさしさがこもっています。 「いい年になりますように!」 〜 アンのコメント 〜 千葉さんの話しはなかなか面白かったですね。気仙沼市のしめ縄づくりの人たちは、現金がなくても生きていける、私にはないような生活力があるように思いました。手に職を持つということは、時代の波に左右されない強みではないでしょうか。 しめ縄づくりの作業風景を見て、生きたままで、つまり博物館に飾った状態ではなく、実生活の中で日本の伝統を受け継いでいることに感心しました。 話しは変わりますが、日本のお正月のように家族全員が一つの家に集まって団らんの時を迎えるのは、カナダではクリスマスの時です。言い換えれば、特にお正月の行事がないのです。カウントダウンくらいですね。 話しは戻りますが、千葉さんをはじめ気仙沼の言葉というか方言がとても好きです。方言には暖かさがあると思います。よく表現できませんが、日本語の方言を聞くと、心の鎧がないように感じて、ぬくもりのある会話がスムーズに交わせます。 2 「ハイ!みやぎです」 ―みやぎマルチメディアフェア インターネットの普及に伴い、情報通信ネットワークやマルチメディアに対する関心が高まっています。 「聞いて、ふれて、デジタルワールドへようこそ」をテーマに、「みやぎマルチメディアフェア」が11月20・21日に開催されました。このイベントは、幅広い世代の人達にネットワークの活用やパソコンの楽しさなどを体験してもらうことを目的に、毎年開催されています。 メイン会場の仙台市情報・産業プラザ(ネ!ットU)では、情報通信メーカーなどが最新の通信機器や関連ソフトを展示しました。訪れた人は実際に最新の機器や気になる製品などに触れ、メーカーの担当者から説明を受けていました。 また、インターネットを活用して、日本とアメリカをテレビ電話でつないだフォーラムが行われました。 県内3つの小学校の児童およそ200人とアメリカ・ロサンゼルスの「チャパレル・ミドル・スクール」の子供たちが参加して「自然と共存した未来の街づくり」をテーマに意見交換を行いました。 午後には、日本・韓国の一層の交流を図ることを目的として、仙台とソウルを結んだ「日韓テレビ会議」が開催されました。ジョン・ホ・ソン国会議員と浅野史郎知事の挨拶の後、意見交換や互いの伝統文化が披露されました。 また会場では、パソコンやインターネットを勉強したい人のためのワークショップが開かれました。パソコンで自分だけのオリジナルソングやゲーム、ポストカードなどを作ったり、「親と子のインターネット体験講座」も行われました。 体験講座では、インターネットの使い方などの講義のあとに、実際に親子でインターネットを体験しました。 母親A「子供の方が学校で習っているんでよくわかってるんですけど、私たちなんかは初めてなので、こういう所に来て勉強したいなあって思いました。」 母親B「私自身全然インターネットがわからないんで、子供のレベルでだったら一緒に出来るかなと思って参加してみました。」 最近、パソコンやインターネットなどの情報通信技術は、家庭や学校にも急速に普及し暮らしを豊かにしています。21世紀には、私たちの生活にますます欠かせないものになるでしょう。 〜 アンのコメント 〜 皆さんはどうかわかりませんが、きょうの番組の幅は広いと思いませんか。 昔からのワラの手作り文化・風習の話題から近代のグローバル社会をシンボライズしているマルチメディアまで。日本の文化や社会の層の厚さを感じます。 まあ私は外国人だからそういう発想をするのかも知れませんが、東西の文化を日本ほどミックス、総合化している国は他にはないと思います。 小学生の意見交換や政治家の外交がテレビ画面でLIVE出来るというのは本当にすごいですね。10年前は本当に考えられないことだったんですね。国際交流を促進するのには、マルチメディアはまだまだいろんな可能性を持っていると思います。 しかし、画面を通じて国際交流を行う時に、人間交流のベースである心と心の触れ合いを失わないようにしたいものです。 3 県からのお知らせ
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