HOMEアンの風にのってバックナンバー99年12月11日放送分

アンの風にのって
毎週土曜日午前9:30〜9:45
放送内容

12月11日(土)

1 「もの語り・みやぎ」

小学校の冬季宿舎入寮式

 きょうの「もの語り・みやぎ」は、宮城県小野田町にあります全校児童45人のわたし「鹿原小学校」が、みなさんをご案内いたします。
 エッ難しい話は勘弁してくれって!とんでもない。今日はとても頑張っている子供たちを紹介します。

◎ とても絵が上手な3年生の苅部友香ちゃん。
◎ 学校で一番元気のいい高橋恵ちゃん4年生。
◎ 畠山直也くん4年生は、とても頑張りやで勉強熱心です。
◎ 5人兄弟の長男で、人の面倒見のいい苅部健太郎くん4年生。
◎ 先生の手伝いを進んでする5年生の小山加代ちゃん。

 この5人は、みんな小学校から4キロメートル以上離れた所に住んでいる遠距離通学の児童なんです。小野田町は大変な豪雪地帯で、冬の間は小学校へ通うのが大変になるため、小学校の敷地内にある冬季宿舎「松風寮」で生活をします。

 入寮式には保護者が布団や着替えなどを寮に運び込みます。保護者は、この日がくると本格的な冬がやってきたと感じるそうです。子供たちは、12月1日から来年の3月10日まで、家族の元を離れ、仲間と共同生活を送りながら小学校へ通います。

 いよいよ入寮式が始まりました。 今年は6年生の入寮者がいないので、5年生の小山加代ちゃんが寮長を務めます。加代ちゃんは1年生から寮生活をしているベテランです。

小山加代ちゃん「私は今度初めて寮長をすることになりました。みんなをまとめて、先生やみんなと楽しい思い出をたくさん作りたいです。」

 子供たちより保護者の方が別れるのが寂しいみたいですね。休みの前の日には自宅に帰るんですから、そんなにしょんぼりしないでください。

おばあちゃん「寂しいですね。でも今年は2年目だから。去年は初めてなので心配しました。」
お母さん「勉強面よりも生活面で、家でなかなか出来ないことでもやってるみたいなので。そういうことを身に付けてきてもらいたいんですね。」

 もう一人初めて家族の元を離れて生活する人がいるんです。4月に講師として小学校に来たばかりの佐々木さんが舎監の大役を任命されたのです。

講師 佐々木一晴さん「私自身が今まで自宅からアチコチ通っていたもんで、初めて一人暮らしということで、いい経験になるかなあと思います。子供たちとの生活というのもまたこれから教員になる上で、いい経験になるかなあと思っています。」

 昭和45年に建てられた「松風寮」には、多くの人たちの思い出がつまっています。今は、車で子供を送り迎えすることも出来るんですが、子供にも自分と同じ寮生活をさせたいと入寮を希望する親御さんもいます。相手の事を考え、思いやる心が何よりも自分を成長させるといいます。
 この冬、寮に入った5人のこども達も春には、一回りも二回りも大きく成長していることでしょう。

〜 アンのコメント 〜

 先ほどのおばあちゃんの目から涙がポロッと出そうになったシーンはとても感動的でしたね。
 小野田町の松風寮の話を聞いて、私は日本でのホームステイを思い出しました。 5日間から3週間位漁師の家で一緒に生活し、たとえば定置網の手伝いをしたり、加工工場で魚の内臓や卵を取ったりしました。人生の長いスパンで考えると、そのホームステイは短いものかも知れませんが、一日中同じ作業をし同じ空気を吸うことによって、とても強烈で忘れられない体験になります。
 本当に恥ずかしいんですが、別れの時がやってくると思わず涙がボロボロボロボロ流れます。 ホームステイと多少違うでしょうが、小野田町の小学生は、その体験によって違う角度から家族を見ることが出来て、そして視野が広がる種が自分の中に芽生えるかも知れません。


2 「ハイ!みやぎです」

みやぎエコライフカレンダー

 今日の様々な環境問題は、私たちの大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会経済活動が原因となっています。こうした問題を解決し、私たちの子供や孫たちに恵み豊かな環境を引き継いでいくためには、これまでの暮らし方を見つめ直し一人一人が環境に配慮した行動が求められます。

 宮城県では、様々な環境問題とそれらの解決のためのライフスタイルをわかりやすく解説した「みやぎエコライフカレンダー」を作りました。

製作に関わった尚絅女学院短期大学 教授 北條祥子さん「1円を落としても1円位って思いますよね。ところが1億人の人が1円玉を落としますと1億円の山になるわけです。ゴミも同じです。1つのゴミ位いいんじゃないかと思って1億人の人がゴミを出すとゴミの山が出て、そのゴミを燃やすことによってダイオキシンが発生する。ですから私たちは加害者でもあり被害者にもなると。」

 様々な暖房器具も増えてきて、私たちの生活もとても便利になりました。しかし、過剰な暖房は家計の負担を増すだけでなく、大切なエネルギー資源を消費します。きょうから暖房の仕方に一工夫してみませんか!

 足元が寒いからといって暖房温度を上げ過ぎると、頭がボッーとします。靴下を二重に履いたり、膝掛けを使ったりしましょう。暖房のコツは頭寒足熱です。 厚手のカーテンを使ったり、隙間にテープを貼ったりして、熱を室内に閉じ込めましょう。ただし密閉されると空気が汚れるので、定期的に窓を開けて換気しましょう。 エアコンやファンヒーターが目詰まりしていたり、ストーブの反射板が汚れていたりすると暖房効率が悪くなります。

● 1日に1時間使用時間を短くすると、1ヶ月で エアコンでは36kwh 約870円の節約
● 石油ファンヒーターでは8.7リットル 約350円の節約
● 電気カーペットでは26kwh 約640円の節約
● 電気コタツでは15kwh 約360円の節約になります。

 では、ここでちょっとした豆知識を紹介します。 暖かい空気は床から天井へ昇ってしまいます。扇風機を天井に向 けて空気を循環させれば、足元も暖かくなります。

 建物を工夫するとこんなにも断熱効果があります。
・ 断熱構造にすると17パーセントUPします。
・ 窓を二重にすると16パーセントUPします。
・ パッシブソーラーハウス、採光や通風を考慮した家にすると45パーセントもUPします。

 「みやぎエコライフカレンダー」では、各月ごとに環境問題に関するテーマを設けて、それぞれの現状や環境配慮行動とその効果や、さらに行動をサポートする知識など、いろいろな情報を掲載しています。

北條祥子さん「家族でどうしたらいいだろうって話し合った家庭がうまくいっていて、話し合った結果、その効果がこれだけ出費が減るとなると、家族全員で電気を使わない時は消そうとかいう風になってきます。ですから、やっぱり家族の話し合いがキーワードになるかなと思っています。」

 「みやぎエコライフカレンダー」は、県庁地下1階の県政情報センター、県の保健所や支所、各市役所や町村役場で配布していますので、ぜひ、ご活用下さい。詳しくは県環境政策課までお問い合わせ下さい。

※県環境政策課 TEL022−211−2661

〜 アンのコメント 〜

 この間仙台市で「国際環境フォーラム」が開催されました。そこにゲストで参加していたフィンランド・ヘルシンキ市の環境局長が、「みやぎエコライフカレンダー」と同じようなものを作りたいと言っていました。これは誇りに思えることですね。
 このカレンダーを見て感心したのは、県民との手作りによるもので、わかりやすい内容ということです。一人一人のちょっとした日常生活の工夫によって、環境にやさしい社会への糸口にたどりつけます。 みなさん、ぜひこのカレンダーを参考にして下さい。

3 県からのお知らせ

◎ インフルエンザの予防
○ うがい
○マスクを着用
○ 十分な睡眠
○十分な栄養摂取
○ 人込みを避ける

■ 「インフルエンザの予防」に関することは 最寄りの保健所
   または 県庁 健康対策課 TEL022−211−2634
◎ 住宅改造の無料相談
 高齢者や障害者のための住宅改造 床やお風呂の段差解消、手すり設置など

<問合せ先>
■ 県庁 住宅課 TEL022−211−3253
■ 宮城県建築士会 TEL022−262−2867


KHBホームページ
番組紹介へ
 
 
KHBホームページ
ホームへ戻る