| ♯77 イタリア・セリエA観戦記(3) |
| 2007年1月26日(金) |
このHPには短所がある。
ベガルタファンを満足させるだけの「ベガルタ情報」は
これっぽっちもない、ということだ。
逆にベガルタのことを知らない人にも違和感なく読んでもらえるかも知れない。そんなことを考えながら私は走った。
地下鉄の駅からサンシーロスタジアムまで徒歩で20分ほどかかる。
途中で不安になると前を行くカップルなどをつかまえて
「ドーベ、サンシーロ?」(サンシーロはどこですか?)と尋ねてみた。
だいたい「セリエA観戦記」という題名にしたのに
(3)回目でまだ主人公がスタジアムに着いていないとはどういうことだ?
そんなことを考えながら私は走った。
いっこうにスタジアムが見えて来ないので、さらに道を尋ねる。
「スクージィ」(すみません)と言ってから尋ねると
親切に教えてくれるような気がした。
「グラッツェ」(ありがとう)。
と言って走り出した私にイタリア人たちが叫んだ。
「HURRY! ,HURRY!」
このとき、なぜか私の耳には「急げ、急げ」と日本語で聞こえたのだ。
オレって天才?言語能力が全開した。
覚醒するとはこのことか?
本気で走るのは10年ぶりくらいだったから
着くまでに、多くのことを考えることが出来た。
到着。キックオフ7分前。獲物を見つけたダフ屋が寄ってくる。
「ドウユウウ、スピーク、イングリッシュ?」「ノー?」
「変な発音。お前に言われたくない。」と思ったが英語が浮かばない。
そいつは正しかった。なんだか負けた気がした。
切符は売り場で買えた。なんだか安い。
キックオフ直前だからか?キックオフ5分前。
ここでスタジアムをバックに写真を撮りたかったが・・・。カメラは無い。
せめて証拠になるものを買って帰りたいと思い、グッズ売り場へ。
ACミランのマスコット・キャラクターを発見。
「アリ君」(加川命名)である。おー!これにしよう!
一番上の「アリ君」を手にとって見た。
ウニョウニョウニョウニョ・・・。
な・な・な・な!
ムカデかよー!
なんとセリエAの名門「ACミラン」のマスコットはムカデだったのだ。
「★○◆?$Ψ☆◆・・・」と店の人。
何を言ってるかすぐに分かった。
「ここに電池を入れるとウニョウニョ動くのよ」。
私は覚醒したのだ・・・。 (さらに続く)
◆このHPはすべて実話です。
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[加川 潤]
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