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皆さん、KHBニュース「ばっちり!ベガルタ」担当の加川です。
このページでは、ニュースの時間内に放送できなかった監督、選手のコメントなど、裏話もあわせてご紹介します。
Last update: 07/04/05
♯77 イタリア・セリエA観戦記(3)
2007年1月26日(金)
このHPには短所がある。
ベガルタファンを満足させるだけの「ベガルタ情報」は
これっぽっちもない、ということだ。
逆にベガルタのことを知らない人にも違和感なく読んでもらえるかも知れない。そんなことを考えながら私は走った。
地下鉄の駅からサンシーロスタジアムまで徒歩で20分ほどかかる。
途中で不安になると前を行くカップルなどをつかまえて
「ドーベ、サンシーロ?」(サンシーロはどこですか?)と尋ねてみた。

だいたい「セリエA観戦記」という題名にしたのに
(3)回目でまだ主人公がスタジアムに着いていないとはどういうことだ?
そんなことを考えながら私は走った。
いっこうにスタジアムが見えて来ないので、さらに道を尋ねる。
「スクージィ」(すみません)と言ってから尋ねると
               親切に教えてくれるような気がした。
「グラッツェ」(ありがとう)。
と言って走り出した私にイタリア人たちが叫んだ。
「HURRY! ,HURRY!」
このとき、なぜか私の耳には「急げ、急げ」と日本語で聞こえたのだ。
オレって天才?言語能力が全開した。
覚醒するとはこのことか?
本気で走るのは10年ぶりくらいだったから
着くまでに、多くのことを考えることが出来た。

到着。キックオフ7分前。獲物を見つけたダフ屋が寄ってくる。
「ドウユウウ、スピーク、イングリッシュ?」「ノー?」
「変な発音。お前に言われたくない。」と思ったが英語が浮かばない。
そいつは正しかった。なんだか負けた気がした。

切符は売り場で買えた。なんだか安い。
キックオフ直前だからか?キックオフ5分前。

ここでスタジアムをバックに写真を撮りたかったが・・・。カメラは無い。
せめて証拠になるものを買って帰りたいと思い、グッズ売り場へ。
ACミランのマスコット・キャラクターを発見。
「アリ君」(加川命名)である。おー!これにしよう!
一番上の「アリ君」を手にとって見た。

ウニョウニョウニョウニョ・・・。

な・な・な・な!

ムカデかよー!
なんとセリエAの名門「ACミラン」のマスコットはムカデだったのだ。

「★○◆?$Ψ☆◆・・・」と店の人。
 何を言ってるかすぐに分かった。
「ここに電池を入れるとウニョウニョ動くのよ」。
私は覚醒したのだ・・・。       (さらに続く)

◆このHPはすべて実話です。

[加川 潤]


♯76 イタリア・セリエA観戦記(2)
2007年1月19日(金)
セリエAを観戦するためはるばるイタリアまでやってきた!
それなのにチケットがない・・・・。
う・う・う、財布に入れておけば無くならずにすんだのに。
チケットがわずかに大きかったため、折らないと財布に入らない。
トホホな旅になった・・・。しかし、私には強い味方がいたのだった。


元ベガルタの村田達哉さん!私にとってイタリア在住の唯一の知人である。
村田さんは、2001年のJ1昇格戦士の一人。
昇格を決めた最終戦では、顔にフェースガードをつけて出場した。
顔面を骨折していたのだ。
「試合になればそんなこと関係なし!ヘディングもガンガンしますよ。」
 というそのコメントに、当時、僕はしびれた・・・・。

選手としては決して大きくはない体で、脳震とうになっても、
骨折してもプレーを続けるその姿はまさしく「プロ」だった。
現在はイタリアに留学中、指導者としての第2のサッカー人生を歩み始めている。
ミラノでは、その村田さんとお会いすることが出来た。
イタリアのこと、サッカーのこと、ベガルタのことを話し、
楽しい時間を過ごさせて頂いた。

その村田さんも仕事のため、このミラン戦を観戦する予定だった。
会場の村田さんに電話すると「当日券も残ってますよ。」
私は、地下鉄を使ってサン・シーロ(スタジアム)へ向かった。
イタリアでは、地下鉄は駅名をアナウンスしない(みたいだ)。
村田さんのアドバイスがなかったら、違う駅で降りていただろう。
「ベガルタOB」は偉大だ。  (さらに続く)

◆このHPはすべて実話です。

[加川 潤]


♯75 イタリア・セリエA観戦記(1)
2006年11月21日(火)
イタリアに行った。恥ずかしながら初めての海外だ。
某航空会社のマイレージがたまったので、航空券は¥0である。
ちなみにマイレージのポイントは、
会社の出張(ベガルタほか)くらいでは永遠に貯まらない。
今年から、日常生活のほぼすべての支払いをカードに切り替えた。
あっという間に貯まった。
じゃあイタリアでも行くか。
サッカーの本場イタリアでセリエAを見よう。

あまのじゃくなのでツアーではなく完全に単独行動にした。
「ACミラン対ローマ」を見るため宿泊地はミラノに決定。

ところで私の周囲には
新婚旅行などでイタリアに行ったことのある人が結構いた。
聞いてみると
(1) イタリアはスリや置き引きが非常に多い
(2) ヴェネチアは行くべきだ
(3) ワインとスパゲッティが美味い。
(4) ピサの斜塔はミラノやローマから交通の便が悪い、とのこと。
私の周囲にピサに行った人はいないようだ。
決まった、初日はピサに行こう。

ミラノからピサへ。特急で片道4時間半だった。遠すぎるぜ。
みんなの言っていたことは本当だった。
しかし苦労して行っただけのだけのことはある。
おおお、見事に傾いてますな。中にも入ってみた。
外観・中の階段・屋上。
3箇所で買ったばかりのデジカメを駆使。
HPに載せた時、くすっと笑ってもらえるようなネタを考えながら
必死に撮影する。もちろん自分も写る。
なかなか良いじゃん。50枚も撮ってしまった。
しかし、その写真はない。
なぜ?
ミラノのピザ屋でカバンごと盗まれたのだ。
自分の隣のイスの上に乗せておいたのに。
誰も近づいた気配はないのに。
実に鮮やかな手口である。
私は遠足の時の「ハンカチ落とし」を思い出した。
デジカメ君とはわずか3日、実働1日半のつきあいだった。
パスポートや財布は別にしてあるので無事だ。

ああっ!ガガーーン!
カバンには「ACミラン対ローマ」のチケットも入っていたのだ。
ピンチ!どうする俺。(続く)

◆このHPはすべて実話です。

[加川 潤]



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