外国人向けの観光ツアーが22日、本格再開しました。

 約2年ぶりの光景です。

 香港からの観光客:「2年半ぶりの日本なのでワクワクしている。30万円くらい持ってきました。円安になったので…」

 日本円にして約35万円、6泊7日の旅。香港の観光客が日本にやってきました。

 観光客は北海道に向かい、観光名所の小樽運河や美瑛町の青い池など北の大地を満喫します。そして、首を長くして待つ“あの街”へ。

 東京を代表する観光地の浅草。雷門や仲見世をはじめ、ランチでも日本の文化に触れます。

 観光客が実際に立ち寄る予定の和食店は現在、コロナ禍で休業中。観光客の受け入れをもって営業再開となります。

 和食店を運営、グラフィックホールディングス・山本壮一代表:「こういう日がいつ来るのかすごく不安だった。率直にうれしい。旅行会社としっかり綿密に打ち合わせをしながら進めています」

 コロナ前は海外から年間約3000万人の観光客が訪れ、“観光立国”を目指していた日本。

 今回、解禁されたのは添乗員付きツアーのみですが、観光客の受け入れ“本格化”とあって、浅草の町は対応に追われています。

 ところが、2年ぶりのことで英語がうまく話せない事態も…。浅草で猛特訓が始まっていました。

 人力車などを運営する「時代屋」は、今月から英会話の研修を始めました。

 時代屋、車夫・鈴木芳昭さん:「丸2年ですからね、すっかり忘れていました。コロナ前と違うのはコロナに関する手指消毒、マスクなどをお願いする文言」

 時代屋・藤原英則代表:「基本的には英語ができる人ということで募集を掛けています」

 インバウンド専用の求人サイトでスタッフを募集しています。

 日本文化の体験会を巡っては、通常より大きい4Lサイズの着物を特注。熱心な海外の茶道ファンにも英語で応対できるよう準備しています。

 時代屋・藤原英則代表:「本当に長い間、外国の方を見ない日が続いていたので、たくさん来て頂ければと楽しみにしている」