神奈川県箱根町の芦ノ湖でワカサギの刺し網漁が解禁となりました
1日午前5時前、前の日のうちに沖に仕掛けた刺し網を引き上げたボートが桟橋へと帰ってきます。
刺し網には、まるまると太った10センチ前後のワカサギが銀鱗を光らせています。
作業小屋では網をつるして1匹1匹、傷が付かないように丁寧に外していきます。
芦ノ湖のワカサギ漁は大正時代から続くもので、水がきれいなことから臭みがなく、味が良いということで人気があり、宮中への献上品にもなっています。
解禁日の1日は風もなく、水面が穏やかだったため活性が良く、近年まれに見る豊漁で50キロ以上の水揚げとなりました。
ワカサギの刺し網漁は来年の4月中旬まで行われ、約4トンの水揚げが期待されています。