イスラエル北部に、レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」からのロケット弾攻撃があり、少なくとも7人が死亡しました。

 イスラエル北部に先月31日、ヒズボラのロケット弾が着弾しました。

 ハイファ郊外ではこれまでに2人の死亡が確認されていて、レバノン国境付近のメトゥラでは外国人労働者4人を含む5人が死亡し、1人が重傷を負いました。

 ヒズボラは「パレスチナを支援し、レバノンを防衛するため」と声明を出しました。

 一方、イスラエル軍は、シリアにあるヒズボラの武器保管施設を空爆したと明らかにしました。

 後ろ盾であるイランからの武器がシリアを経由して、レバノンに移送されていると主張しています。

 シリア人権監視団は、空爆が3回に渡ったと明らかにしたうえで、3人が死亡し、市民5人がけがをしたとしています。