投票が締め切られた参議院選挙で与党が大きく議席を減らし、過半数を割り込む見通しとなりました。

 実際の開票結果はまだ分かっていませんが、出口調査や情勢取材に基づくANNの議席予測では、自民党は改選52議席を大きく減らし35議席、連立を組む公明党も改選14議席から8議席に減らしています。

 自民・公明を合わせても43議席の予測で石破総理大臣が勝敗ラインとしている非改選を含めた過半数に必要な50議席を割り込む見通しです。

 一方、立憲民主党は改選22議席から24議席に増やすほか、国民民主党は改選4議席から17議席に大幅に増やす予測です。

 参政党は15議席の予測で改選1議席から大きく躍進する見通しです。

 改選6議席の日本維新の会は7議席、改選7議席の共産党は3議席の予測です。

 改選2議席のれいわ新選組は4議席、社民党は改選1議席を維持、日本保守党が2議席、チームみらいも1議席をそれぞれ獲得する予測です。