北日本で先月、観測された記録的な高温は、地球温暖化の影響によって発生リスクがおよそ34倍に高められたとする最新の分析結果が明らかになりました。
北海道などでは先月18日から26日にかけて、気温が40度に迫る高温を観測しました。
この記録的な高温について、日本の異常気象と地球温暖化の関係を分析している組織が今月8日、最新の結果を発表しました。
それによりますと、先月の高温が発生するリスクは、地球温暖化が全く起きていないと想定した場合に比べ、およそ34倍に高められていたと推計されることが分かりました。
今回の結果を受け、「来年以降も同じレベルの猛暑が頻発するようであれば、即急にリスクを軽減させる社会の対応が求められる」としています。