気象庁は、鹿児島県霧島市に大雨特別警報を出したうえで緊急の会見を開き、住民らに対し「ただちに身の安全を確保してほしい」と呼び掛けました。
気象庁は、8日午前5時に霧島市へ大雨特別警報を発表しました。
その後、午前6時から国土交通省と合同で緊急の会見を開き、低い土地の浸水や川の増水に加え、土砂災害に厳重な警戒をするよう呼び掛けました。
また、避難所への移動が危険な場合は崖から離れて、建物の中では少しでも高い場所に移動してほしいとしました。
九州付近では夜にかけて前線が停滞する見込みで、気象庁は、周辺の地域でも災害などに厳重な警戒が必要だとして、最新の情報に注意するよう呼び掛けました。