衆議院の議員定数の削減を議論するため、自民党は高市総裁直属の政治制度改革本部を立ち上げました。

自民党政治制度改革本部 加藤本部長 「(衆議院の定数削減は)この臨時国会においてと、期限が区切られているなかで進めていかなければなりません。早急に議論を深め、結論を得ていかなければならない」

 初会合には鈴木幹事長も出席し、「連立政権の基盤をなす公党としての約束だ」と理解を求めました。

 ただ、出席者からは「あまりにも拙速だ」など慎重な意見も出たということです。

 自民党と日本維新の会は先月、衆議院の議員定数の1割を目標に削減するため、今の国会で議員立法案を提出し、成立を目指すことで合意しています。

 12日夕方には維新との実務者協議がスタートします。