韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は、先月末に行われた米韓首脳会談で、韓国側が求めていた原子力潜水艦の建造をアメリカ側が承認したと明らかにしました。

 米韓が発表した首脳会談の「ファクトシート」によりますと、韓国はアメリカに対し毎年およそ200億ドル規模の投資をします。

 また、韓国は2030年までに250億ドルのアメリカ製の軍事装備品を購入します。

 韓国側が求めていた原子力潜水艦の建造については、アメリカ側が正式に承認しました。

 韓国大統領府の国家安保室長は、原潜は韓国国内で建造する方向でアメリカ側と一致しているとの認識を示しています。

 李大統領はアメリカとの関税交渉について、「他国に遅れて始めたが、常識と理性に基づいた最善の結果を生み出した」と述べました。