コンビニエンスストア各社が「おにぎり」の新たな販売戦略を発表しました。専門店とコラボし、高いもので300円を超える高価格帯の商品を打ち出しています。

 ファミリーマートは、おにぎり専門店「ぼんご」が監修する新しい商品を発表しました。

 具材のボリュームを増やした「いくらと秋鮭のおにぎり」は320円です。

 また、ローソンも東京・浅草の老舗おにぎり店と共同開発した商品を発売し、高価格帯のおにぎりのラインナップを拡充します。

 物価高が続くなか、家庭でおにぎりを作る人が増えていることから、具材や味付けにこだわった商品で差別化する狙いです。

 一方で、2社とも「のり」を使わず、100円台の手軽な価格帯に抑えたおにぎりの種類も増やし、幅広いニーズに対応したい考えです。