マイカー通勤する人の通勤手当の非課税限度額が11年ぶりに引き上げられます。

 勤務先まで自動車や自転車などで通っている場合、勤務先が支払う通勤手当の一定額までは非課税になります。

 政府は14日の閣議で、通勤手当にかかる所得税の非課税限度額を200円から7100円引き上げることを決めました。

 例えば、通勤の距離が片道10キロ以上15キロ未満の人は非課税限度額が7100円から7300円になります。

 片道55キロ以上の人は3万1600円が3万8700円になります。

 今年の年末調整から適用されます。

 見直しは民間企業の通勤手当の支給実態を踏まえたもので、引き上げは2014年以来です。