宮城県気仙沼市の岸壁の近くで、2人が乗った小型漁船が転覆しました。1人は自力で陸に上がり、もう1人は救助されましたが意識不明の重体です。

 消防によりますと、2日午前8時20分ごろ「船が転覆している」と消防に通報がありました。

 現場は気仙沼市の岸壁沿いで漁をしていた小型の漁船が転覆し、乗っていた50代と70代の男性2人のうち、50代の男性は自力で陸に上がり、けがはないということです。

 一方、70代の男性は通報からおよそ1時間後、ダイバーにより救助されましたが意識不明の重体です。

 船は岩場に打ち上げられている状態で、消防や海上保安部が転覆した原因を調べています。