アジア各地の豪雨被害を受け、茂木外務大臣は国際緊急援助隊の派遣など災害支援を発表しました。

茂木外務大臣 「スリランカ政府からの要請を受けまして、緊急援助物資の供与であったり、さらには国際緊急援助隊・医療チームの派遣を決定いたしました」

 政府は洪水被害で約300万人が被災したタイにはテントや毛布など緊急援助物資を提供しました。

 また、サイクロンによる大雨で約111万人が被災したスリランカには、医師や看護師を含む31人の国際緊急援助隊・医療チームの派遣を決めました。

 約150万人が被災し600人以上の死者が出ているインドネシアにはJICA(国際協力機構)の専門家チームを派遣し、支援ニーズを確認する方針です。

 茂木大臣は「友好国に必要な支援をすることは当然のことだ」と支援の意義を強調しました。