境内を埋め尽くす3000本を超えるもみじ。京都・永観堂禅林寺は“もみじの永観堂”として古くから親しまれています。地面を埋め尽くす彩り豊かな落ち葉もまた、この地を訪れた人々に、秋の最後の京の風情を感じさせてくれます。
■京都「敷き紅葉」深紅に彩る境内
朝、誰もいない境内を静寂が包みます―。 853年創建「永観堂」 岩の間から生える「岩垣もみじ」 「古今和歌集」にも詠まれる そのなか、ひときわ存在感を放つのが… 放生池 水面に映し出される「逆さ紅葉」 師走。散りゆく「もみじ」もまた、人々の目を楽しませてくれます。 「敷き紅葉」 そして… 京の都に訪れた秋も、あともう少し―。
12月7日『有働Times』より